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Z世代のリスナーさん要チェック!J-POPシーンを彩る「いい曲」

いい曲の定義って、人それぞれ違いますよね。

大切な誰かを歌ったものや、背中を押してくれるもの、強い決意を描いたものなど、どれもいい曲と言えそうですが、聞き手の心情や状況によって変わってくるのではないでしょうか。

そこで今回は、Z世代のリスナーさんにターゲットを絞り、いい曲というキーワードでリストアップしました。

どれ名曲ばかりですので、Z世代の方だけでなく幅広い層のリスナーさんにも楽しんでいただければ幸いです。

Z世代のリスナーさん要チェック!J-POPシーンを彩る「いい曲」(1〜10)

シンデレラボーイSaucy Dog

Saucy Dog「シンデレラボーイ」Music Video <5th Mini Album「レイジーサンデー」2021.8.25 Release>
シンデレラボーイSaucy Dog

女性視点でつづられたこの楽曲は、報われない恋心と裏切りへの葛藤を描いた切実なラブソングです。

シンデレラの物語になぞらえ、0時を過ぎて魔法が解けるように、理想化していた恋人の本当の姿に気づいてしまう瞬間が痛々しく描かれています。

裏切りに気づきながらも見て見ぬふりをする自己欺瞞、相手への怒りと依存が入り混じる複雑な感情が、切ないメロディにのせて表現されているんです。

ミニアルバム『レイジーサンデー』に収録された本作は、2021年8月に配信リリース。

翌2022年には『ミュージックステーション』で初披露され、年間カラオケランキング第2位を記録しました。

一方的に思いを寄せてしまう恋愛に悩んでいる方、複雑な関係性に心を痛めている方にぜひ聴いてほしい1曲です。

愛が灯るロクデナシ

ロクデナシ「愛が灯る」/ Rokudenashi – The Flame of Love【Official Music Video】
愛が灯るロクデナシ

孤独や不安を抱える人の心に、優しく寄りそってくれるバラードナンバーです。

にんじんさんがボーカルを務める音楽プロジェクト、ロクデナシによる楽曲で、ボカロPのMIMIさんとのコラボレーション作品として2023年2月にリリースされました。

ピアノを中心としたシンプルなアレンジが、にんじんさんの繊細な歌声を際立たせています。

誰かの存在が心に灯をともすような温もりを感じさせる歌詞に、多くのリスナーが共感を寄せました。

アルバム『愛ニ咲花』にも収録され、TikTokでは27,500本以上の動画が投稿されるなど、SNSを中心に若い世代から大きな支持を集めています。

つらいとき、励ましがほしいときに聴くのがいいかもしれませんね。

ツキミソウNovelbright

Novelbright – ツキミソウ [Official Music Video]
ツキミソウNovelbright

別れてもなお忘れられない恋心を描いたバラードは、Novelbrightが2020年12月にリリースした作品です。

フジテレビ系情報番組『とくダネ!』の2月度お天気コーナーMONTHLY SONGに起用され、番組への生出演も果たしました。

ピアノとストリングスが織りなす壮大なアレンジに、竹中雄大さんのエモーショナルなハイトーンボイスが重なり、切なくも美しい世界観を生み出しています。

夕暮れの街で過ごした思い出や、もう会えない相手への思いがつづられた歌詞は、失恋を経験した方の心に深く響くでしょう。

大切な人との別れに直面したとき、寂しさや後悔を抱えながらも前を向こうとする瞬間に、本作は優しく寄り添ってくれるはずです。

Z世代のリスナーさん要チェック!J-POPシーンを彩る「いい曲」(11〜20)

私が明日死ぬならキタニタツヤ

私が明日死ぬなら / キタニタツヤ – Promise Me / Tatsuya Kitani
私が明日死ぬならキタニタツヤ

今を生きることの意味を深く問いかけてくる、キタニタツヤさんのアルバム『ROUNDABOUT』のオープニングを飾るナンバー。

2024年1月にリリースされたこの楽曲は、通常サビから作ることが多い作曲スタイルを変え、イントロから丁寧に構築されました。

美しいピアノの旋律から始まり、壮大なストリングスを纏って疾走するサウンドは、絶望を抱えながらも生きてほしいという願いを込めた作品です。

小指を結んで約束するような歌詞は、音楽そのものがリスナーの支えになってほしいというキタニタツヤさんの決意表明ともいえるでしょう。

呼吸のしにくい日々を過ごしている方、感情を押さえがちな方の心に寄り添ってくれる1曲です。

なにものKing&Prince

King & Prince「なにもの」MV YouTube Edit
なにものKing&Prince

キンプリの愛称で知られ、メンバーそれぞれが歌手、俳優、タレントとして活躍している2人組アイドルグループ、King & Prince。

日本テレビ系日曜ドラマ『だが、情熱はある』の主題歌として起用された13枚目のシングル曲は、「気負わず、今を楽しむこと」をテーマに掲げています。

日常にある小さな幸せの積み重ねを通じて、日々が彩り豊かになっていく様子を描いた応援歌ですよね。

希望を感じさせる、爽やかなポップチューンです。

馬と鹿米津玄師

米津玄師 – 馬と鹿 Kenshi Yonezu – Uma to Shika
馬と鹿米津玄師

独創的な世界観とリリックセンスで多くの人々の心をつかむシンガーソングライター、米津玄師さん。

アルバム『STRAY SHEEP』にも収録された本作は、混沌とした社会状況の中で生まれた珠玉のナンバーです。

馬と鹿をモチーフにした象徴的な歌詞は、人間の不器用さや純粋な願いを描き出し、聴く人の心に深く響きかけますよね。

2019年8月にリリースされたこの楽曲は、逆境に立ち向かう強さと、愛や夢を守り抜く決意を歌い上げています。

挫折を繰り返しながらも前を向こうとする姿勢に、きっと多くの人が自分自身を重ね合わせることでしょう。

心に寄り添う歌声とメロディーが、あなたの背中を優しく押してくれる一曲です。

隣でマルシィ

マルシィ – 隣で(Official Music Video)
隣でマルシィ

福岡出身の3ピースロックバンド、マルシィ。

2023年9月にリリースされた『ラブソング』のアンサーソングとして書き下ろされたのが本作です。

日隣にいる大切な人の仕草や表情から愛の正体に気づいていく主人公の感情が、やわらかい歌声に乗せてつづられています。

Z世代を中心に支持を集めてきた彼らが贈る、珠玉のラブソング。

パートナーへの感謝の気持ちを再確認したいときや、大切な人とゆっくり過ごす時間に聴いてほしいナンバーです。