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AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー

若者の初期衝動の発露だったロックミュージックがさまざまな音楽と出会いながら成長していくことで、メロウで都会的なサウンドに洗練されていったアダルトオリエンテッドロック(AOR)。

みなさんが日々、生活の中で遭遇する楽しさや悲しさ、そして寂しさなどを優しく包み込んでくれるAORは、まさに大人のサウンドトラックですね。

ここでは、そんな名曲をセレクトしてみました。

コクのあるサウンドと歌詞に、みなさんの思いを重ね合わせながら聴いてみてください。

きっと、乾きがちだった心もうるおいに満ちるはずですよ。

AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー(76〜80)

Stranger In ParadiseDwayne Ford

1981年にリリースされたカナダのアーティスト、ドゥエイン・フォードさんのシングルです。

デビッド・フォスターさんと共同プロデュースした本作は、アルバム『Needless Freaking』に収録されています。

メロディアスなAORサウンドと、繊細なシンセサイザーアレンジが印象的で、孤独や内なる葛藤を抱えながらも、愛を見つけ出そうとする女性の姿を描いた歌詞は、多くのリスナーの共感を呼びそうです。

心地よいサウンドと深い歌詞の世界観が魅力的で、リラックスタイムやドライブのお供にぴったり。

AORファンはもちろん、これから洋楽に触れたいという方にもオススメの1曲ですよ。

Desert MoonDennis DeYoung

時をこえて心に響く、デニス・デヤングさんの名曲。

1984年にリリースされた本作は、スティクスを離れてから初のソロ作品として注目を集めました。

アメリカのビルボードチャートで最高10位を記録し、その年の年間トップ100にもランクイン。

失われた愛と若き日の夢をテーマに、切ない思いがつづられています。

穏やかなメロディと温かみのある歌声が、懐かしさとともに心に染み渡ります。

過ぎ去った青春や初恋を思い出したくなったとき、ぜひこの曲に耳を傾けてみてください。

きっと、あなたの心に寄り添う素敵な1曲になるはずです。

ビゲスト・パート・オブ・ミーAmbrosia

1980年リリース。

アンブロージアはアメリカのバンドで、もともとはプログレッシブロックをメインに演奏していました。

しかし次第にサウンドがAOR寄りに変化。

本作はアメリカのAC(アダルト・コンテンポラリー)チャートで3位を記録しました。

Can’t Smile Without YouBarry Manilow

Barry Manilow – Can’t Smile Without You (Audio)
Can’t Smile Without YouBarry Manilow

「Can’t Smile Without You(邦題:涙色の微笑)」は、バリー・マニロウが1978年にカバーしたヒットした曲です。

オリジナルはカーペンターズです。

1980年半ばに音楽出版社ディック・ジェームズ・ミュージックは、ワムの「ラスト・クリスマス」(1984年)は本作品の盗作だとして訴えましたが、示談となったそうです。

WHO’S CRYING NOWJourney

甘美なピアノの旋律が心に響く珠玉の楽曲です。

愛の喜びと苦悩を見事に融合させた歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。

1981年にリリースされたこの曲は、Billboard Hot 100で4位を記録。

その後も長く愛され続け、テレビ番組『Glee』でも使用されました。

Journeyのアルバム『Escape』からの先行シングルとして、バンドの代表曲の一つに数えられています。

夜の長距離ドライブのお供に最適。

心に染みる歌声と甘美なメロディに身を委ねながら、静かに過ぎ去る景色を眺めてみてはいかがでしょうか。