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AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー

若者の初期衝動の発露だったロックミュージックがさまざまな音楽と出会いながら成長していくことで、メロウで都会的なサウンドに洗練されていったアダルトオリエンテッドロック(AOR)。

みなさんが日々、生活の中で遭遇する楽しさや悲しさ、そして寂しさなどを優しく包み込んでくれるAORは、まさに大人のサウンドトラックですね。

ここでは、そんな名曲をセレクトしてみました。

コクのあるサウンドと歌詞に、みなさんの思いを重ね合わせながら聴いてみてください。

きっと、乾きがちだった心もうるおいに満ちるはずですよ。

もくじ

AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー(1〜20)

ベイビー・カム・バックPlayer

ベイビー・カム・バック  プレイヤー
ベイビー・カム・バックPlayer

アメリカの西海岸が目に浮かぶような名曲。

青い空、海、ビーチ。

カラッとした空気感がイメージされますが、歌われているのは、去っていった恋人に「帰ってこいよ」と呼びかける男性の心模様です。

1978年に発売され、全米ビルボードチャートで1位になりました。

アメリカン・モーニングRandy Vanwarmer

オリジナルタイトルは『Just When I Needed You Most』。

一番僕が君を必要としていた時(に君は僕から去った)という悲しい曲なのですが、曲調が爽やかなので『アメリカン・モーニング』という邦題が付けられてしまったようです。

線の細い、優しさにあふれる歌声が魅力の、いかにも日本人受けする曲調ですね。

1979年リリースの名曲です。

Through the FireChaka Khan

Chaka Khan – Through the Fire (Official Music Video) [HD Remaster]
Through the FireChaka Khan

名盤『I Feel for You』に収録された、心を打つスローバラードです。

ソウルフルなボーカルが、愛する人のために何があっても乗り越える覚悟を歌い上げ、聴く人の胸を熱くします。

チャカ・カーンさんのどこまでも舞い上がっていくような圧倒的な歌唱力が、曲の魅力を存分に引き出していますね。

1984年にリリースされ、ビルボードのR&Bチャートで15位を記録。

大人の恋愛ドラマのBGMにぴったりの1曲で、映画『My Amanda』のテーマソングにも起用されました。

失恋の痛手を癒したいときや、大切な人への思いを再確認したいときにオススメです。

I.G.Y.Donald Fagen

アンコール〜「A面で恋をして」♡大瀧詠一
I.G.Y.Donald Fagen

『I.G.Y.』は、スティーリー・ダンの中心メンバーでアメリカのソングライター、ドナルド・フェイゲンさんの曲です。

ソロアルバム『The Nightfly』の冒頭に収録されています。

ビルボードホット100にランクインを果たしました。

You Are My LadyFreddie Jackson

フレディ・ジャクソンさんの名が広く知られるようになったR&Bバラードです。

なめらかなボーカルが印象的で、愛する人への深い思いを情感たっぷりに歌い上げています。

アダルトオリエンテッドな雰囲気が漂う本作は、1985年1月にリリースされ、デビューアルバム『Rock Me Tonight』からのセカンドシングルとして大ヒットを記録。

R&Bチャートで2週連続1位を獲得し、ポップチャートでも12位まで上昇しました。

ニューヨークの空気を連想させる都会的なサウンドの上に舞うフレディさんの声の魅力が存分に発揮された楽曲で、恋人との甘い時間を過ごしたい気分のときや、大切な人への思いを再確認したいときにぴったりです。

I Can’t Go For That (No Can Do)Daryl Hall & John Oates

Daryl Hall & John Oates – I Can’t Go For That (No Can Do) (Official Video)
I Can’t Go For That (No Can Do)Daryl Hall & John Oates

1981年のアルバム『Private Eyes』からのシングルカットで、ホール&オーツが放つ都会的でソウルフルなナンバーです。

一見、恋愛に関する歌のように聞こえますが、実はレコード業界への抵抗を込めた楽曲なのです。

ダリル・ホールさんの軽やかで艶のあるファルセットボーカルが、エレクトロニックなビートと絶妙にマッチしています。

あなたは体を手に入れた、次は魂が欲しいのかといった歌詞からは、音楽業界の過剰な要求に対する彼らの葛藤が感じられますね。

1981年12月から6週間、ラジオチャートで首位を獲得。

自分の限界を守りつつ、周囲の期待に応えようとする人々の心に寄り添う1曲です。