【保育】8月のイベント。季節感と文化や風習を体験できる催しまとめ
保育園や幼稚園では、季節感を味わえるような遊びやイベントが毎月のようにおこなわれていますよね。
企画される先生方は「来月はどんな催しをしようか……」と頭を悩まされているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、この季節ならではの楽しみができて、さらに子供たちが文化や風習などに触れられるような遊びや催しを一挙に紹介していきますね!
今回は夏真っ盛りの8月に焦点を当ててピックアップしました。
定番の夏遊びから少し珍しい風習まで紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
〇〇の日(1〜10)
焼肉の日

毎月29日は「肉の日」として、スーパーやお肉屋さんでもセールがおこなわれていたりしますが、8月29日はそのゴロから「焼肉の日」として親しまれているんです!
給食がある幼稚園や保育園であれば、献立にお肉を取り入れてみましょう!
また、この時期にお泊り保育をするのであれば、夕食は先生方がバーベキューでお肉や野菜を焼いて子供たちに振る舞うのもいいですね!
外で調理して食べるという普段とは異なる体験をすることで、お肉も野菜もいつもより美味しく感じてくれるかもしれません。
安全面を考慮して実際のバーベキューができない場合は、折り紙などで作ったコンロや網を使ってごっこ遊びをするのもオススメです。
終戦記念日

8月15日は終戦記念日です。
この機会に、歴史的な背景について学んでみるのはいかがでしょうか?
方法としては、戦争や平和に関する絵本の読み聞かせなどがオススメです。
そして興味を持ったら、『火垂るの墓』などのアニメを鑑賞するなどしてみてください。
ちなみに関連する絵本には『へいわってすてきだね』や『すべての大人が祈っていること』などがあります。
年齢や絵柄の好みなどをふまえて、選んでみてください。
どの作品も心をふるわせてくれるはずです。
夏の風習、文化(1〜10)
地蔵盆

地蔵盆を知っていますか?
もしかすると聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
地蔵盆とは京都を中心に定着している文化で、その内容は子供たちがお地蔵さんをキレイにしたり、お菓子をそなえたりするというものです。
また、地域によっては出店が出てお祭りを楽しむこともあります。
近隣の方はぜひ参加してみてください。
それから、地蔵盆が行われるようになった背景を一緒に学んでみるのもオススメです。
地域によっていろいろなエピソードが残されています。
お盆

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おじいちゃんおばあちゃんの家や、遠くの街に行く機会にもなるお盆。
楽しみにしている子供もいるでしょう。
しかし、実はお盆についてはっきりとわかっていない子供も多そうです。
そこでお盆とはなんなのか学ぶ機会を設けてみるのはいかがでしょうか?
またお盆に関するイベント、例えば精霊馬を作ったり、盆踊りに挑戦したりしてみるのもよさそうです。
これまでに体験したことのある子供でも、背景を知ると新鮮な気持ちで取り組めるはずです。
土用干し
夏の土用の時期におこなわれる行事として知られている土用干し。
何を干すかで意味が異なっており、6月に収穫して塩漬けにした梅を3日間干すという風習も残っているようです。
この土用干しのイベントを保育園や幼稚園で企画してみませんか?
子供たちが普段体験できないイベントは、ステキなひと夏の思い出に残ること間違いなし!
梅がどんどんと乾燥していく様子を眺めたり、梅干しができたら味わってみたり、とびっきりの珍しい体験は子供たちをまたひと回り成長させてくれるでしょう。
盆踊り

夏祭りのイベントとして知られている、盆踊り。
大人たちがやぐらを囲んで踊っている姿を見たことがある子もいるのではないでしょうか。
8月は夏祭りを開催する園も多いと思うので、ぜひ盆踊りを8月のイベントとして取り入れてみてくださいね。
子供用の盆踊りソングもたくさんあって、中には子供に人気のキャラクターが歌って踊る曲もあるんですよ。
やぐらを作ったり、振り付けを覚えたり大変なこともありますが、きっとステキな夏の思い出になると思います。
おわりに
保育園や幼稚園で取り入れてほしい8月のイベントを一挙に紹介しました。
8月におこなう行事や遊びの参考になりましたか?
定番のアイデアだけでなく少し珍しいアイデアもありましたよね。
この記事を通して、子供たちが季節感や古くからの風習に触れ、楽しい時間を過ごせるお手伝いができていればうれしいです。