ピアノで奏でるバロック音楽|発表会や演奏会におすすめの名曲を厳選
「音楽の父」と称されるヨハン・セバスティアン・バッハや、『メサイア』の作曲家としても知られるゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルといった偉大な作曲家が活躍したバロック時代。
17世紀初頭から18世紀半ばまでにヨーロッパで生まれた音楽は「バロック音楽」と呼ばれ、気品高い曲調や形式美で人々を魅了し続けています。
本記事では、そんなバロック音楽のなかから、ピアノで演奏される機会の多い名曲をピックアップ!
当時の鍵盤楽器のために作られた作品をたっぷりご紹介します!
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ピアノで奏でるバロック音楽|発表会や演奏会におすすめの名曲を厳選(1〜10)
ゴルドベルク変奏曲J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品の中でも大作として知られる、鍵盤楽器のための変奏曲『ゴルドベルク変奏曲』。
この曲は、一つのアリアをもとに30の変奏曲が展開されていく作品で、バッハの音楽的創造性と技巧の高さが存分に発揮された楽曲といえます。
変奏曲の構成は数学的な原理に基づいており、バッハの知的好奇心の高さも伺えます。
演奏者の技量が問われる難曲ですが、クラシック音楽を本格的に学びたい方や、バッハの音楽の奥深さを体感したい方にオススメの1曲です。
クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲 第14曲 ガヴォット「ブルボン家の女」François Couperin

バロック時代に活躍したフランスの作曲家フランソワ・クープランは、多くの音楽家を輩出したクープラン家のなかでも特に有名な人物で「大クープラン」とも呼ばれています。
彼の作品中で最も重要な曲集とされる4巻のクラヴサン曲集の第1巻におさめられているのが、『ブルボンの女』というタイトルでも親しまれているこちらのガヴォットです。
明るい旋律と華やかな装飾音が印象的なこの曲は、ピアノ学習者がバロック音楽への入り口として取り組むのに最適な作品といえるでしょう。
ジーグ ト長調Georg Philipp Telemann

バロック時代の作曲家ジョルク・フィリップ・テレマンは、ドイツ・マクデブルクに生まれ、音楽的才能を発揮しながら法律の道へと進みますが、最終的には作曲家としてのキャリアを選択します。
『ジーグ ト長調』は、躍動感あふれるリズムと複雑に絡み合う旋律線が魅力の作品です。
本作は多様な編曲が存在し、鍵盤楽器のみならず弦楽器のアンサンブルなどでも演奏されています。
初心者から上級者まで、バロック音楽の華やかさとエレガントさを味わえるこの曲は、発表会や演奏会のレパートリーにもピッタリでしょう。
テレマンが生み出した普遍的な音楽の魅力を、ぜひ多くの人々に体感していただきたいと思います。
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの『半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903』は、バッハのクラヴィーア作品の中でも特に人気が高い傑作です。
幻想曲部分はロマン的で即興的な性質を持ち、華麗なトッカータ様式やレチタティーヴォ部分での見事な転調が魅力的。
フーガ部分は半音階的な主題に基づく3声のもので、幻想曲との調和を保ちつつ、その苦悩に満ちた調子を和らげるはたらきをしています。
本作はバッハの音楽的才能と即興演奏の技術を存分に発揮した作品であり、バロック音楽の奥深さや美しさを味わいたい方にぜひオススメしたい1曲です。
かっこうLouis-Claude Daquin

幼少期から音楽の才能を示し、パリの宮廷やノートルダム大聖堂などで活躍したオルガニスト兼作曲家、フランス・バロック期の作曲家、ルイ=クロード・ダカン。
彼の代表作『かっこう』は、独創的な旋律とリズムが魅力的な楽曲で、自然の中に溶け込むようなカッコウの鳴き声を見事に表現しています。
繊細なタッチと巧みなアーティキュレーションを用いた軽やかさが印象的なこの曲は、優雅な音色に癒やされたいときや、自然への憧れを感じたいときにピッタリの作品といえるでしょう。


