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【バーンスタインのピアノ曲】ストーリー性に富んだ華やかな名曲たち

「アメリカが生んだ最初の国際的レベルの指揮者」と称され、指揮者、ピアニスト、作曲家として活躍したレオナード・バーンスタインさん。

1918年にアメリカで生まれた彼は、20世紀後半のクラシック音楽界をリードする音楽家として、数多くの舞台に立ちながら、ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」をはじめとする名作の数々を世に送り出しました。

本記事では、そんなバーンスタインさんの作品のなかから、ピアノのために書かれた曲や、ピアノ編曲版で親しまれている作品をご紹介します!

【バーンスタインのピアノ曲】ストーリー性に富んだ華やかな名曲たち(1〜10)

13のアニヴァーサリーLeonard Bernstein

アメリカを代表する音楽家レナード・バーンスタインさんが、人生の節目に大切な人々のためにつづった感動のピアノ小品集『13のアニヴァーサリー』。

1988年に発表されたこの作品には、バーンスタインさん自身の心温まるエピソードが込められています。

例えば、長年の秘書で初めてのピアノ教師でもあったヘレン・コーツさんをしのんだ感動的な曲や、『ウエスト・サイド・ストーリー』の制作でともに働いたプロデューサー、ゴダード・リーバーソンさんへの感謝の気持ちを表した曲など、一つひとつの楽曲に愛情と思い出が詰まっています。

本作は、バーンスタインさんの音楽的才能と豊かな人間性が反映された珠玉の作品集。

大切な人への感謝の気持ちを伝えたいときや、人生の節目に聴きたい1枚です。

4つのアニヴァーサリーLeonard Bernstein

Leonard Bernstein- Four Anniversaries: I. For Felicia Montealegre
4つのアニヴァーサリーLeonard Bernstein

ストーリー性に富んだ楽曲の数々で、多くの音楽ファンを魅了し続けているレナード・バーンスタインさん。

『4つのアニヴァーサリー』は、バーンスタインさんの人生に欠かせない4人の大切な人々へ捧げられたピアノ曲集です。

それぞれの楽章には、献呈された人物の個性や、バーンスタインさんとの深い絆が色濃く反映されています。

本作は、1948年の作曲当時から現在に至るまで、さまざまな演奏家によって録音され、愛され続けている名曲です。

技術的にも高度な作品ではありますが、演奏する喜びを感じながら、大切な人を思う作曲家の心に触れてみてはいかがでしょうか。

7つのアニヴァーサリーLeonard Bernstein

『7つのアニヴァーサリー』は、レナード・バーンスタインさんが親しい人々への敬意を表すために作曲したピアノ曲集。

1942年から1943年にかけて書かれたこの7つの小品は、メンターや友人など、彼の人生に大きな影響を与えた人物たちにささげられています。

各曲はその人物の特徴やバーンスタインさんとの関係性を巧みに音で表現しており、聴く者をバーンスタインさんの内面世界へと誘います。

優しく流れるようなメロディに、時折感じられる哀愁。

バーンスタインさんの豊かな感性と確かな作曲技術が、ピアノの音色を通して鮮やかに描き出されています。

【バーンスタインのピアノ曲】ストーリー性に富んだ華やかな名曲たち(11〜20)

ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より「トゥナイト」Leonard Bernstein

バーンスタインさんの『ウエスト・サイド・ストーリー』のなかでも特に有名な楽曲の一つ『トゥナイト』は、トニーとマリアの切ない恋心を描いた1曲。

1957年に初演されたこの名作ミュージカルは、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をベースにニューヨークの街を舞台にした物語を通じて、人種や文化の違いを乗り越えようとする若者たちの姿を描き出しています。

ヒット曲となったこの楽曲は、1961年の同名映画でも大きな話題を呼び、バーンスタインさんの代表作の一つとして広く知られるようになりました。

純粋な愛を貫こうとする2人の思いを美しいメロディに乗せて歌い上げる姿は、ピアノ演奏でも人々の胸を打つこと間違いなし!

ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より「サムウェア」Leonard Bernstein

『ウエスト・サイド・ストーリー』より  Somewhere 【電子楽譜カノン】
ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より「サムウェア」Leonard Bernstein

ピアノのために書かれた曲や、ピアノ編曲版で親しまれているバーンスタインさんの名曲『サムウェア』。

『ウエスト・サイド・ストーリー』劇中曲である本曲は、まるで恋人たちが理想の場所を夢見るかのように、平和への強い願いが込められた作品で、多くの人々の心に響き続けています。

1957年のブロードウェイ初演以来、物語のクライマックスを飾る名曲として親しまれ、1961年の映画版でも印象的に用いられました。

愛する人と手を取り合い、争いのない世界へ歩んでいきたい。

そんな普遍的なメッセージを感じさせる、夢見るすべての人に聴いてほしい1曲です。

ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より「マリア」Leonard Bernstein

ピアノ曲の名作として広く親しまれているレナード・バーンスタインさんの作品の数々。

ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』の挿入歌『マリア』は、主人公トニーの恋心を熱のこもった歌声とメロディで表現した美しく繊細な1曲です。

物語の感情的な核心を映し出す本曲は、1957年のブロードウェイ初演以来、数多くの舞台や1961年の映画化でも用いられ、2021年のスティーブン・スピルバーグ監督によるリメイク作品でもその美しさが際立っていました。

恋に落ちた瞬間の高揚感や、大切な人を思う気持ちを味わいたいときにピッタリの1曲です!

タッチズLeonard Bernstein

Leonard Bernstein – Touches (Chorale, Eight Variations, and Coda) for Piano (1981) [Score-Video]
タッチズLeonard Bernstein

『タッチズ』は、ピアノの魔術師バーンスタインさんの才能が輝く名作。

難解な構造の中に、ジャズやブルースの香りをまとったメロディがちりばめられています。

この曲は、第6回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの課題曲として委嘱された作品で、技術的にも感情的にも高い完成度を誇っています。

独特な世界観を持つこの曲は、現代でも多くのピアニストたちに愛され続けている名曲で!

普段とは一味違う雰囲気を味わいたい人にオススメです。