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ムカデ競走の必勝法とは?並び順から基本姿勢、練習方法まで紹介

ムカデ競走とは、選手が縦一列に並び、お互いの足首をヒモで結んで固定した状態で走る運動会の人気競技の一つです。

このムカデ競走、想像通り難易度が高く、運動会の競技の中でもとくに練習が勝敗の鍵を握る競技なんですよね。

そこでこの記事では、初めにルールを紹介したのちに、ムカデ競走の必勝法を網羅的に紹介!

列の並び順から基本姿勢、さらには練習方法まで解説していきますので、この記事を読んでたっぷり練習してくださいね!

速く安定して走るための姿勢とは

肩ではなく腰をつかむ

2019 大島高校体育祭・ムカデ競争
肩ではなく腰をつかむ

ムカデ競走では前の人の体をつかんで走るのが一般的ですが、安定して走るためにもっともオススメなのが前の人の腰をつかむことです。

肩をつかんだときよりも腰をつかんだときの方が重心が低くなるため、列全体の安定感が増します。

とはいえ、実際には肩をつかんだり、羽交い締めのように前の人の脇へ腕を通してメンバー同士の体を密着させたりなど、走るときの姿勢はチームによってさまざま。

何度も練習を重ねて自分たちのもっとも走りやすい形を見つけてくださいね。

前傾姿勢になる

前傾姿勢になる

速く走るための基本姿勢の要点2つ目は、前傾姿勢を取ること。

ムカデ競走で速く走っているチームの動画を見ると、皆さん「本当に足同士をヒモで結んでいるの??」と不思議に思うくらい速いですよね。

そのフォームはまるで普通に走っているかのようです。

実は普通に走るときって適度に前傾姿勢になっていますが、あれは風の抵抗を減らす効果があるんですね。

ただし、ムカデ競走では前傾姿勢を意識しすぎると前方向に倒れ込んでしまうので、チームでちょうどいい前傾角度を決めておきましょう。

目線は前方に

目線は前方に

基本姿勢とは少し話がずれるかもしれませんが、安定した走りをするためには目線も重要なんです。

足をヒモで結んでいるムカデ競走では「みんなと足の動きをそろえなければ!!」と考えてついつい足元を見てしまいがちですが、そうすると周りの様子が見えずに転んでしまう可能性が高まります。

後述するかけ声に加え、どちらの足から踏み出すかを決めておけば足元を見なくてもきちんと足並みがそろうので、目線はまっすぐ前を見るようにしましょう。

また、進行方向に目を向けることでバランスを取りやすくするというメリットもありますよ。

かけ声をそろえる

走り始めの声をそろえる

走り始めの声をそろえる

ムカデ競走において、競技中に頼りになるのはかけ声です。

中でも走り始めのかけ声はとくに重要。

ムカデ競走って練習を積んだチーム同士だとスピードの差はあまり大きくないため、うまくスタートを切れたチームが勝利するというケースもとても多いんですよね。

そのためには、スタートの合図と同時に一番後ろの人が大声で「せーのっ!!」とかけ声を出し、それに合わせて一歩目を踏み出すようにしましょう。

もちろん「一歩目を左右どちらにするか」は、練習の段階で何度も試して決めておきましょう!

走っている最中は4拍子の掛け声を

走っている最中は4拍子の掛け声を

うまくスタートが切れたら、あとは自分たちが練習してきたペースに合わせて走っていくのみ!

そのためには必ずかけ声が必要ですが、ここでオススメしたいのが「イチ!

ニ!

イチ!

ニ!」と2拍子のかけ声ではなく、「イチ!ニ!サン!シ!」と4拍子のかけ声にすることです。

理由は、2拍子のかけ声だと徐々にテンポが速くなってしまってペースが乱れてしまう可能性が高いから。

またオーソドックスな「イチ!ニ!サン!シ!」のかけ声だと、ほかのチームのかけ声と重なって聞き取りづらくなってしまう可能性もあるので、余裕があればオリジナルのかけ声を用意しておくのもオススメですよ。

中には4拍子の歌を歌いながら走るチームもあるようです!

足を結ぶヒモの間隔は?

「小さく前にならえ」くらいの間隔で

「小さく前にならえ」くらいの間隔で

前後の人同士の足をヒモで結ぶ際の距離感も、安定して走るためには重要な要素の一つです。

「小さく前にならえ」くらいの距離感を基準にヒモを結ぶのがオススメだと言われています。

理由は、ヒモがたるんで踏んでしまう心配がない上に、近すぎて足が動かしづらくもならない適切な距離になりますよ。