【2025】ブラジル出身の人気ギタリストまとめ
ブラジルの大地には、情熱的なギターサウンドが響き渡っています。
ボサノバやジャズの繊細なリズムから、アグレッシブなヘヴィメタルサウンドまで多彩な音楽性を持つブラジル出身のギタリストたちは、世界中の音楽ファンを魅了し続けています。
洗練された技巧と温かみのある音色、そして独特のグルーヴ感は、まさにブラジルならではの個性。
この記事では、伝統的なスタイルを継承する巨匠から、革新的なサウンドを追求する新世代まで、幅広いジャンルで活躍するブラジルのギタリストたちをご紹介していきます。
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【2025】ブラジル出身の人気ギタリストまとめ(1〜10)
DesafinadoJoao Gilberto

静けさを味方にするギターで世界の耳を一変させたのが、ジョアン・ジルベルトさんです!
サンバとジャズを溶け合わせたボサノヴァで、低声の歌と繊細なシンコペーションで美学を築きました。
1959年にデビュー。
代表作はアルバム『Chega de Saudade』やスタン・ゲッツさんとのアルバム『Getz/Gilberto』、ヒット曲に『Desafinado』『The Girl from Ipanema』。
1965年に後者がグラミー部門を受賞、2000年のアルバム『João Voz e Violão』でも栄冠。
録音に28テイクを要求した逸話や、2003年9月の来日公演で25分の拍手が続いた話も伝説的です。
静寂とリズムの間合いを味わいたい方、深いハーモニーに浸りたい方に。
DilemmaKiko Loureiro

鋼の疾走とブラジルのしなやかなグルーヴが交錯するサウンドで評価されるKiko Loureiroさん。
ネオクラシカルなスタイルにジャズやボサノバを織り込むギタリストです。
1992年にAngraで本格デビューを果たし、名盤『Angels Cry』『Holy Land』を経て、ソロとしてはアルバム『No Gravity』や『Universo Inverso』などをリリース。
代表曲『Imminent Threat』やMegadethの世界的ヒット『Dystopia』で名演を残しました。
2016年にグラミー受賞、2020年はGuitar Worldがソロ作を年間ベストに選出。
流麗なタッピングやハイブリッド・ピッキング、ブラジリアン・リズムの融合が痛快。
情熱的なギターを味わいたい人におすすめです。
Let It BeMateus Asato

ブラジルのモダンギターを世界基準へ押し上げた存在。
カンポグランデ出身で1993年12月生まれ、教会で培った感性を軸に、ブルースロックにネオソウルのしなやかさを織り交ぜるMateus Asatoさん。
2010年の全国ギターコンテスト優勝でデビュー。
SNSで演奏がバイラルとなり、ヒット曲代わりにショート演奏が指標のアーティストへ。
Tori KellyさんらのツアーやSilk Sonicのステージで名を広め、2014年にMIの最優秀ギタリスト、2020年に専門誌で高い評価を受ける存在です。
歌心あるハイブリッドピッキングと表情豊かなクリーントーンが好きな人にぴったりですね。
【2025】ブラジル出身の人気ギタリストまとめ(11〜20)
GuardianAndreas Kisser

研ぎ澄まされたリフと有機的なグルーヴで世界を圧倒してきた、Andreas Kisserさん。
ブラジル出身のギタリストで、スラッシュやグルーヴ、オルタナを軸に民俗的な色彩も混ぜる奏者です。
1987年にSepulturaで本格デビュー。
代表曲『Roots Bloody Roots』を含む名盤『Roots』やアルバム『Chaos A.D.』で存在感を刻みました。
アルバム『Hubris I & II』は2010年にラテン・グラミーへノミネート。
映画『Bellini e a Esfinge』の音楽も担当し、1992年にはMetallicaの代役オーディションという話題も。
2025年7月にはKisser Clanでサンパウロ公演を実施。
重量級のリフと土着的なグルーヴを求める方にすすめます。
Lamentos do MorroCainã Cavalcante

北東部の風土を鳴らす右手の推進力と洗練ハーモニーが魅力。
Cainã Cavalcanteさんはフォルタレザ出身のギタリストで、7歳で開始し10歳で全国コンクール優勝。
ショーロやサンバ、バイアォンをジャズ感覚で束ねます。
2000年に頭角を現し、初録音はアルバム『Morador do Mato』。
代表作にアルバム『Sinal dos Tempos – Cainã Toca Garoto』とコラボのシングル『Grão』。
Prêmio da Música Brasileira関与やテレビ番組『Cena Instrumental』特集も注目。
7弦でリズムと和声を一台で描く妙技は、デュオ編成やボサノヴァ、ショーロ愛好家におすすめです!
Song for Tomorrow (feat. Kurt Rosenwinkel)Daniel Santiago

胸を熱くするギタリズムがまっすぐ届きます。
Daniel Santiagoさんは1979年生まれ、ブラジル伝統に英国ロックとモダンジャズを重ねるギタリストです。
2001年にBrasília‑Brasil Trioでデビュー。
ヒット曲・代表曲は『Cidade velha』『Samba』。
ラテン・グラミー複数年ノミネートやPrêmio Visa準決勝進出も話題。
2019年09月と2023年09月にはEric Clapton主催のCrossroadsで約2万人の前で演奏。
アルバム『Metrópole』や『On the Way』、『Song For Tomorrow』で成熟の音像が味わえます。
歌心とグルーヴを求める人におすすめです。
Isolated (solo)Edu Ardanuy

鋭いリフと歌うようなソロを行き来するブラジル屈指のギターヒーロー。
Edu Ardanuyさんは、ハードロック/ヘヴィメタルを軸にDr. SinやSinistraで存在感を示してきました。
1993年にDr. Sinでデビュー。
アルバム『Dr. Sin』『Bravo』、ソロのアルバム『Electric Nightmare』、2022年11月のアルバム『Sinistra』まで、フェス定番の代表曲も多数。
1998年にGuitar Playerブラジル版で国内10大ギタリスト、2012年にRolling Stone Brasilでも称賛。
Steve Vai共演やRock in Rio出演の逸話も輝きます。
速弾きと歌心を両立させたギターが好きな人にすすめます。