【ブルグミュラーのピアノ曲】定番から隠れた名曲まで一挙紹介!
ピアノ学習者の多くが一度は手にする練習曲集『25の練習曲 Op.100』の作曲者として知られる、ドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラー。
彼はほかにも2つの練習曲集やバレエ音楽を手掛けていますが、演奏される機会が少なく、その多くがあまり知られていません。
そこで今回は定番である『25の練習曲』のなかでも特に人気の高い作品に加え、コアなクラシックファンやピアノ演奏家らから愛されているブルグミュラーの隠れた名曲をご紹介します!
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【ブルグミュラーのピアノ曲】定番から隠れた名曲まで一挙紹介!(1〜10)
12の旋律的で華麗なる練習曲 Op.105 第11番「北国のハープ」Johann Burgmüller

ドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラーは、ピアノ学習者に欠かせないレパートリーを多く残しました。
技術と表現の両立を目指す練習曲集『12の旋律的で華麗なる練習曲 Op.105』の第11番『北国のハープ』は、北欧の幻想的な風景を思わせるメロディが印象的な1曲。
繊細なタッチと豊かな表現力が求められるこの曲は、ただ音を並べるだけでなく、書かれている強弱記号やフレージングをしっかりと読み取り、イメージを膨らませながら丁寧に練習することで、感動的な演奏に仕上げることができるでしょう。
18の性格的な練習曲 Op.109 第18番「紡ぎ歌」Johann Burgmüller

ドイツのロマン派作曲家ヨハン・ブルクミュラーは、主にピアノの練習曲を手掛けた人物として知られています。
彼の作品は、技術的な課題と音楽性を兼ね備えた曲として高く評価されており、現代に至るまで広く演奏され続けています。
『18の性格的な練習曲 Op.109』第18番『紡ぎ歌』は、軽やかで流れるようなピアノの技術を要求する、美しい旋律と技術的な練習を兼ね備えた魅力的な小品です。
本作はある程度のピアノ演奏技術を持つ中級者向けの練習曲として最適であり、音楽的な表現力と技術的な精度の両方を磨くことができるでしょう。
25の練習曲 Op.100 第20番「タランテラ」Johann Burgmüller

1806年にドイツで生まれ、1874年にパリで没したヨハン・ブルグミュラー。
ロマン派時代に活躍したピアニスト兼作曲家で、子供向けのピアノ練習曲集を多数残しました。
なかでも『25の練習曲 Op.100』は特に有名です。
第20番『タランテラ』は、南イタリア発祥の舞曲の特徴である活気あるリズムと速いテンポを持ち、ピアニストの技術向上に役立つ内容となっています。
情熱と活力を音で表現したいという作者の思いが詰まった本作は、初中級レベルのピアノ学習者にピッタリの1曲で。
きっと演奏が楽しくなるはずです。
【ブルグミュラーのピアノ曲】定番から隠れた名曲まで一挙紹介!(11〜20)
18の性格的な練習曲 Op.109 第17番「マーチ」Johann Burgmüller

ヨハン・ブルクミュラーは、ドイツのロマン派時代に活躍したピアニスト兼作曲家。
アルバム『18の練習曲』Op.109に収められている第17番『マーチ』は、行進曲のリズムと気質を模倣しており、強いリズム感と動的なアクセントを用いることで、聴く者に行進する兵士のイメージを想起させます。
本作は技術的な訓練を目的としつつも、演奏者が音楽的な表現を追求できる教材となっています。
ピアノ学習者がリズム感を養いながら、正確さと表現力を兼ね備えた演奏を目指すのに最適な1曲です。
ブルクミュラーの練習曲は、発表会などで取り上げられる機会も多く、幅広い年代のピアノ愛好家にオススメできる作品といえるでしょう。
25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」Johann Burgmüller

ピアノ学習者が一度は手にする『ブルグミュラー 25の練習曲』。
2曲目に収録されている『アラベスク』は、勢いのあるかっこいい曲調で特に人気の高い1曲です。
右手の細かく速いパッセージはテンポを上げやすい音形で難なくクリアできることが多いですが、問題は中間部の左手。
左手にメロディが移った瞬間テンポについていけなくなり、流れが止まってしまうことも多いんです!
テンポを落とす指示のあるところ以外は冒頭の勢いを保てるよう、部分的に取り出して細かい部分を丁寧に練習しましょう。
12の旋律的で華麗なる練習曲 Op.105 第12番「英雄」Johann Burgmüller

ドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラーが作曲した『12の旋律的で華麗なる練習曲 Op.105』の第12番『英雄』は、そのタイトルにふさわしい力強さや堂々とした雰囲気をたたえた1曲です。
ただ単に技術の習得を目的としているだけでなく、演奏者自身の音楽的な表現力を深めることにも重点が置かれた作品集の集大成的な本作には、情熱的な曲想を思い切り表現できる魅力があります。
技術と表現、両方の力が試される1曲といえるでしょう。
12の旋律的で華麗なる練習曲 Op.105 第6番「夕べの時」Johann Burgmüller

ロマン派時代のドイツの作曲家、ヨハン・ブルグミュラーが作曲した練習曲『12の旋律的で華麗なる練習曲 Op.105』。
第6番の『夕べの時』は、美しい旋律とともに夕暮れ時の穏やかな情景を描き出した作品です。
平和で落ち着きのあるメロディは、聴く人の心を癒やしてくれるでしょう。
ピアノ学習者の技術と表現力を高めるため丁寧に書かれたこの作品は、中級から上級のピアニストにオススメの1曲です。