健康寿命を伸ばそう!いつまでも元気に過ごすための介護体操
年を重ねると体が動かしにくくなったり、体力の衰えを感じたりしますよね。
「体が不自由にならないうちに予防したい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、高齢者の方が健康な体を維持できるように介護体操を紹介します!
座ったまま手軽に行える体操から、少し難易度が高い体操まで、幅広く解説します。
楽しく健康寿命を伸ばす方法のため、デイサービスや施設のレクリエーションとしてぜひ活用してみてくださいね!
健康寿命を伸ばそう!いつまでも元気に過ごすための介護体操(21〜30)
ふるさとをパタカラ変換

日本人なら誰でも知っている唱歌「ふるさと」。
今回はこのふるさとを使ったパタカラ体操のアイデアをご紹介いたします。
やり方はとっても簡単です。
歌詞を全てパタカラの音に変えて歌うだけです。
パタカラの順で歌うので歌詞を覚える必要もなく、皆さんおなじみの曲なので、機材も必要なくどこでもおこなえますよ。
いつもの体操にひとひねりを加えることで、効果はそのままに、新鮮な気持ちで参加できますよ、ぜひ試してみてくださいね。
パタカラ体操 お嫁サンバ

郷ひろみさんの名曲「お嫁サンバ」に乗せて、音楽に合わせて楽しくおこなうパタカラ体操をご紹介します。
口の筋肉を鍛えると食べ物を飲み込む力がついて、誤嚥の予防になりますよ。
はじめは音楽やリズムを確認するために普通に歌ってみましょう。
2番からは歌詞を「パタカラ」の文字に変えておこないますよ。
余裕がある方は手をグーチョキパーと動かすと、複数の動きを同時にすることで、脳トレの効果も期待できます。
1日1回以上を目標におこなってみてくださいね。
食事前がオススメです。
健康寿命を伸ばそう!いつまでも元気に過ごすための介護体操(31〜40)
パタカラ体操 早口言葉

早口言葉にパタカラと加えることで、楽しみながらおこなう方法をご紹介します。
はじめはゆっくりおこない、慣れてきたら早めていくと、幅広い方にも楽しみながら参加していただけますよ。
この体操では食べ物の消化の手助けや誤嚥による肺炎の防止、唾液分泌による殺菌消毒、感染予防などの効果が得られます。
また、口腔機能が低下すると、認知症の発症リスクが高まると言われていることから、認知症予防にも効果的です。
高齢者施設などでは体操の前に効果をお伝えすることで、より意欲的に参加していただけるとことでしょう。
パタカラ体操 笑点のテーマ

ご年配の方にはおなじみのテレビ番組「笑点」この笑点のテーマソングを使って、楽しくパタカラ体操をおこなうアイディアをご紹介いたします。
することはとっても簡単!
「パ」「タ」「カ」「ラ」の、4つの発音を音楽に合わせて行うだけです。
たったこれだけのことですが食べる、飲み込む機能の維持向上に加え、息を吸って吐き出すという行為によって呼吸器にも効果が期待できます。
余裕がある方は手をグーパーと繰り返し動かしてみてください。
複数の活動を同時に行う「デュアルタスク」になり、認知機能の低下予防効果も期待できますよ。
楽しく、簡単におこなえるのでオススメです。
パタカラ体操のうた

「パタカラ体操のうた」に合わせてパタカラと声にだし、お口まわりのトレーニングをする体操です。
パタカラの発声をすることで、噛む力や飲み込む力の維持向上、唾液の分泌の促進、発音の安定など、さまざまな効果が期待できます。
特に食事前におこなうと、お口の準備が整った状態になるので、誤嚥予防の効果が高くなります。
継続しておこなうこと、より効果が期待できますよ。
毎日、1回以上、なるべく食事前におこなってみてくださいね。
パタカラ動物園

「パ」「タ」「カ」「ラ」の文字が含まれた動物の名前を節に乗せて歌うパタカラ体操のアイディア、パタカラ動物園をご紹介します。
パンダ、タヌキ、カラス、ライオンなどの動物の名前を歌いながら、それぞれのなき声や特徴を表現しておこなうことで、クスリを笑え、楽しくおこなえますよ。
椅子に座ったまま、その場でおこなえるため、場所を選ばないのも特徴です。
高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです。
ぜひ試してみてくださいね。
パタカラ口腔体操 天国と地獄

運動会などでお馴染みの音楽、「天国と地獄」に乗せておこなうパタカラ体操のアイディアをご紹介します。
歌詞がない音楽ですが、音楽に合わせて「パタカラ」のパピプペポ、タチツテト、カキクケコ、ラリルレロと発音していきましょう。
慣れてきたら、ピッチを上げておこなってみると楽しくできそうですね。
多くの方が聞いたことのある音楽ですので、はじめてでもスムーズにできると思いますよ。
食事前におこなうことで効果がより期待できるので、高齢者施設では時間帯も意識しておこなってみてくださいね。