【コラール】コラールの名曲。おすすめの人気曲
クラシック音楽の世界で、吹奏楽やオーケストラの演奏でも頻繁に取り上げられるコラール。
荘厳な響きと深い精神性を持つコラールは、音楽の歴史の中でも特別な位置を占めています。
バッハの作品をはじめとする多くの名曲が、今なお世界中の音楽家たちを魅了し続けているのです。
そこで今回は、演奏する側も聴く側も心に響く、珠玉のコラール作品をご紹介します。
初めてコラールに触れる方にも、すでにコラールの魅力を知っている方にも、きっと新たな発見があるはずです。
美しい旋律と豊かなハーモニーが織りなす、音楽の至宝をお楽しみください。
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約束の地~The Promised Land~NEW!植松伸夫

讃美歌を思わせる神聖なコーラスが印象的な楽曲です。
作曲を担当したのはゲーム音楽の巨匠として世界的に知られる植松伸夫さんで、荘厳なコラール風の作品に仕上げられています。
ラテン語で歌われる詞には、なぜ人は罪を背負い苦しむのか、そして命はどこへ還るのかといった根源的な問いと、避けられない運命への哀しみが込められているようです。
この楽曲は、2005年9月発売のサウンドトラック『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』に収録。
映像作品の挿入曲として、登場人物たちが天へと昇っていく感動的な場面で使用されました。
壮大な物語の世界に静かに浸りたい夜におすすめです。
カンタベリー・コラールJan Van der Roost

ベルギー出身の作曲家、ヤン・ヴァン・デル・ローストさんによって作られた吹奏楽の名曲「カンタベリー コラール」です。
イングランド南東部ケント州にあるカンタベリー大聖堂のインスピレーションを基に、深くゆったりと流れるようにメロディーが進行して行きます。
クライマックスに向かうにつれて楽器が増えて行き、大聖堂の厳かな雰囲気をひしひしと感じます。
吹奏楽コンクールではどの団体も緩急難易度が高い自由曲に挑むのに対して、コラール1本で見事全国大会金賞に輝いた関東第一高等学校吹奏楽部の演奏は名演です。
パイプオルガンのような吹奏楽による壮大なサウンドは感動に包まれることは間違いありません!
吹奏楽関係者にはおすすめのコラール曲です。
讃美歌320番「主よみもとに近づかん」Sarah Adams

『旧約聖書』の中の一節を基に、イギリスのサラ・フラー・アダムスによって19世紀に詩が書かれました。
現在知られている旋律は、アメリカの作曲家ローウェル・メイスンによって書き起こされた旋律が基となっています。
1912年、豪華客船タイタニック号が沈没する際に、沈みゆく船上で同船の弦楽奏者たちがこの曲を演奏したといわれています。
この話は1997年の映画『タイタニック』の中でも描写され、この曲が広く知られる一助となりました。
パッヘルベル/コラール・カノン(東京ゾリステン 1983年3月14日)Johann Pachelbel

バロック期のドイツの作曲家、オルガン奏者のヨハン・パッヘルベル作曲の「コラール 血潮したたる主のみかしら・カノン ニ長調」です。
このコラールはあまりなじみがないかもしれませんが、「パッヘルベルのカノン」と言えばパッヘルベルという作曲者にピンと来る人もいると思います。
パッヘルベルはコラール前奏曲やフーガの発展に大きな影響を与え、バロック中期の最も重要な人物の1人となりました。
弦楽器による重厚なサウンドで響く冒頭は今まで知るカノンとは異なっていますが、後半で流れるカノンはもう耳なじみがありますね!
讃美歌298番「やすかれわがこころよ」Jean Sibelius

ヴァイオリニストでフィンランドを代表とするジャン・シベリウスの交響詩「フィンランディア」主要主題から米国のプレスビテリアン派の公定讃美歌集“The Hymnal、1933”のために、1932年に作曲者本人によって編曲されて急速に有名になりました。
交響詩「フィンランディア」自体は1899年帝政ロシアの圧政に苦しめられていたフィンランドでできた曲で、現在でもフィンランドでは国歌に次ぐ第二の愛国歌として広く歌われています。
神への信従と待望を歌った賛美歌です。
神は わがやぐらMartin Luther

神聖ローマ帝国、ザクセン地方のアイスレーベン村で生まれたマルティン・ルター作曲の「神はわがやぐら」です。
吹奏楽の教則本にも掲載されている美しいコラールです。
ルターは両親の反対を押し切り聖アウグスチノ修道会に入り、修道士としての道を進みました。
演奏されている編成はトランペット、ホルン、トロンボーン、テューバによる金管アンサンブルですが、まるで合唱のような豊かな響きで吹奏楽プレイヤーのお手本のような演奏となっており素晴らしいですね。
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ロマネスク/RomanesqueJames Swearingen

アメリカ合衆国オハイオ州出身の作曲家、ジェイムズ・スウェアリンジェンさんによって作られた「ロマネスク」です。
とても親しみやすい曲を作曲することで有名ですが、このコラールも親しみやすくJスウェアリンジェンらしい深く温かみのある優しい曲となっています。
1982年に発表されて以降、今日でも演奏会で頻繁に取り上げられている人気作品で、吹奏楽界には欠かせないオリジナルのコラール代表曲となっています。
一度聴いたり、演奏するときっと好きになれますよ。