クラシックの癒しソング。疲れたあなたにおすすめのヒーリング&リラックス音楽
クラシックで奏でられる癒しソングといってもいろいろあります。
オーケストラで演奏される曲や、ピアノ、歌曲、室内楽など何年も続く伝統的なクラシック作品の中にもたくさんの癒し曲が生まれてきました。
ストレス社会と言われるこの時代、みなさんは心穏やかに過ごされていますか?
今回は心地の良い、癒しのクラシック曲をご紹介します!
自宅で一息つくときや心が休まるような時間を過ごしたいときなどに参考にしてみてください。
クラシックの癒しソング。疲れたあなたにおすすめのヒーリング&リラックス音楽(41〜60)
交響曲第4番第2楽章Johannes Brahms

重厚感あふれる木管とホルンの動機の後、弦パートが登場するまでの曲の流れは、まるで雲の隙間から差してきた天からの光のように感じられます。
各楽器のメロディーが複雑に絡み合うさまはまさに芸術品です。
聴けば聴くほど好きになる、奥の深い名曲です。
前奏曲 作品28の15「雨だれ」Frederic Chopin

ピアノを奏でる左手が、曲中絶えることなく、屋根から滴る「雨だれ」の動機を叩き続けます。
それは時に静かに、時に叩きつけるような音になることもあります。
その「雨だれ」の動機は、曲の最後の最後でようやく静かに途絶えます。
雨が上がったのでしょう。
外出が憂鬱な雨の日に、室内でゆったり聴くにはうってつけの1曲です。
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV 846 プレリュードJ.S.Bach

規則的に分散和音が繰り返される非常にシンプルな構成でありながら、和声の美しい変化に心が癒やされるヨハン・セバスティアン・バッハの作品。
1722年に完成したこの曲集は、当時の鍵盤楽器で一般的だった不等分音律とは異なるアプローチを取っています。
シャルル・グノーの『アヴェ・マリア』の伴奏としても有名ですよね。
怒りを鎮めたいとき、焦る気持ちを落ち着かせたいとき、悲しみに浸りたいとき、本作を耳にすると、心が静まり冷静になっていくのを感じられます。
「飾らない美しさ」という言葉がしっくりくる、クラシックの名曲です。
交響曲第9番「合唱」第3楽章Ludwig van Beethoven

「第九」といえば、すっかり年末に必ず演奏される定番曲になってしまいましたが、あの有名な「喜びの歌」だけが「第九」ではありません。
特にこの3楽章の美しさは筆舌に尽くしがたく、非常に高い完成度を誇っています。
おわりに
いかかだったでしょうか。
何百年と続くクラシック作品の中にもたくさんの癒しがありました。
オーケストラの演奏を聞いて精神を集中したい人、作業中にBGMとしてピアノ曲を聴いて穏やかになりたい人、実際にクラシックの演奏会に行って良質な時間を過ごしたい方などいらっしゃると思います。
紹介している曲はほんの一部です。
お気に入りの曲をみつけてぜひ癒しの日々を過ごしてくださいね。
最後までご覧頂きありがとうございました。