クラシックの癒しソング。疲れたあなたにおすすめのヒーリング&リラックス音楽
クラシックで奏でられる癒しソングといってもいろいろあります。
オーケストラで演奏される曲や、ピアノ、歌曲、室内楽など何年も続く伝統的なクラシック作品の中にもたくさんの癒し曲が生まれてきました。
ストレス社会と言われるこの時代、みなさんは心穏やかに過ごされていますか?
今回は心地の良い、癒しのクラシック曲をご紹介します!
自宅で一息つくときや心が休まるような時間を過ごしたいときなどに参考にしてみてください。
クラシックの癒しソング。疲れたあなたにおすすめのヒーリング&リラックス音楽(31〜40)
交響曲第6番第2楽章Anton Bruckner

ただでさえマイナーなブルックナーですが、その中でもこの交響曲第6番は特にマイナーな1曲でしょう。
しかしながら、知る人ぞ知る名曲として、マニア人気の高い交響曲でもあります。
特にこの2楽章は、単純な音階にもかかわらず、どうしてこんなに綺麗なハーモニーが生まれるのだろうと思うはずです。
「わが祖国」第1曲「高い城」Bedrich Smetana

「わが祖国」で有名なのは何といっても2曲目の「モルダウ」ですが、この1曲目の「高い城」の完成度も素晴らしいものがあります。
冒頭のハープが奏でる優美な旋律の美しさたるや、聴く度にため息が漏れます。
疲れた時に気持ちをリセットさせてくれる曲です。
3つの演奏会用練習曲 第3番「ため息」Franz Liszt

優雅なアルペジオとなめらかな旋律が印象的なフランツ・リストの名曲。
1849年に出版された『3つの演奏会用練習曲』の一曲で、リストがピアニストとして一線を退いた後に作曲されました。
流れるような甘美な旋律が心に染み渡り、聴く人を穏やかな気分へと導きます。
技巧的にも難易度が高いとされる本作ですが、その美しさは初心者からベテランまで多くの人々を魅了しています。
疲れた心を癒したいときや、静かな夜にゆったりと音楽を楽しみたいときにおすすめの一曲です。
クラシック音楽の魅力を存分に味わえる作品なので、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
「カルメン」組曲 間奏曲Georges Bizet

「カルメン」と聴くと「闘牛士」「悪女」のイメージをどうしても持ってしまいがちですが、組曲の中にはこんな癒し系の曲もあります。
フルートの小品としても有名なこの旋律は、ドラマチックなこのストーリーの、いわば小休止といったところでしょうか。
「カレリア」組曲 第2曲Jean Sibelius

一見すると暗いように感じる旋律ですが、ゆっくり静かに聴き入っていると、そのハーモニーとダイナミクスの美しさにハッとなるはずです。
落ち込んだ時の心に、静かにすっと寄り添ってくれるような優しさを内包した曲です。
クラシックの癒しソング。疲れたあなたにおすすめのヒーリング&リラックス音楽(41〜50)
交響曲第5番「運命」第2楽章Ludwig van Beethoven

「運命」と聴くと、1楽章冒頭の「ダダダダーン」という旋律がどうしても頭に浮かんできてしまいますが、実は2楽章にもその動機が使われています。
それでいて穏やかに、心が鎮まるような感覚を聴く人にもたらします。
1楽章の陰に隠れてしまいがちですが、ぜひ1度試しに聴いてみてください。
交響曲第6番「田園」第2楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが「小川のほとりの情景」を表現したこの楽章は、小川のせせらぎや小鳥たちのさえずりが楽器で表現されています。
その旋律を聴いていると、暖かく穏やかな日の午後に、木漏れ日を浴びながらゆったり昼寝をしているような幸福感に包まれます。