日本のコミックバンド黄金時代。名作をもう一度楽しむ歴史の旅
音楽とお笑いが絶妙に調和した日本のコミックバンド。
ハナ肇とクレージー・キャッツさんから始まり、フランキー堺さん&シティ・スリッカーズ、ドリフターズと続く黄金時代には、確かな演奏力と巧みなギャグで多くの人々を魅了してきました。
寄席演芸からテレビ、そしてレコード市場へと活動の場を広げ、独自の進化を遂げたコミックバンドの歴史。
懐かしの名曲とともに、笑いと音楽が織りなす特別な世界へご案内します。
日本のコミックバンド黄金時代。名作をもう一度楽しむ歴史の旅(31〜40)
ドリルキング社歌2001電気グルーヴ

今や世界規模で活動中の電気グルーヴも、1991年メジャーデビュー当時注目されたのはギャグパフォーマンスや過激な歌詞でした。
中でも1994年リリースされた自身主宰の「ドリルキング」レーベルはその最右翼。
動画は2001年の新盤PV。
森のくまさん THE ALFEEバージョンポカスカジャン
WAHAHA本舗所属の三人組ボーイズ(冗談音楽ユニット)。
この動画はコミックソング好きのTHE ALFEE・坂崎幸之助の前で披露する「メリーアン」風「森のくまさん」。
客席はもちろん本家の坂崎も爆笑しています。
踊るダメ人間筋肉少女帯

ボーカルの大槻ケンヂとベースの内田雄一郎を中心に結成、1988年メジャーデビュー。
文学性の高い歌詞と並行して、ギャグタッチの曲もリリースして人気バンドに昇格。
ちなみにこの曲のサビはアニメ「ダメおやじ」の主題歌のパロディです。
日本全国酒飲み音頭バラクーダ

岡本圭司さん(ボーカル)とベートーベン鈴木さん(ギター)の二人による編成。
この『日本全国酒飲み音頭』は1979年の暮れにリリース、折からの宴会シーズンに乗って大ヒットしました。
これを契機にいわゆる「宴会ソング」の分野が定番化しました。
コンビニブリーフ&トランクス

1998年メジャーデビュー。
ギターによる男性デュオ。
『青のり』『さなだ虫』など数々のギャグソングをリリースし、若者層を中心に「コミックソング版ゆず」的な人気を得ました。
2000年に解散、2016年に再メジャーデビュー。