日本のコミックバンド黄金時代。名作をもう一度楽しむ歴史の旅
音楽とお笑いが絶妙に調和した日本のコミックバンド。
ハナ肇とクレージー・キャッツさんから始まり、フランキー堺さん&シティ・スリッカーズ、ドリフターズと続く黄金時代には、確かな演奏力と巧みなギャグで多くの人々を魅了してきました。
寄席演芸からテレビ、そしてレコード市場へと活動の場を広げ、独自の進化を遂げたコミックバンドの歴史。
懐かしの名曲とともに、笑いと音楽が織りなす特別な世界へご案内します。
日本のコミックバンド黄金時代。名作をもう一度楽しむ歴史の旅(1〜10)
女々しくてゴールデンボンバー

鬼龍院翔さんを始めとする四人組による「日本初のビジュアル系エアーバンド」。
2010年頃からいま現在も音楽業界の注目を浴び続けています。
楽器は演奏しないパフォーマンスステージでエアーバンドの王様として圧倒的人気を誇っています。
ゴリラJin-Machine

ユーモアと音楽性を兼ね備えた唯一無二のヴィジュアル系バンド、Jin-Machine。
メタルを基盤としながら、ポップスから演歌まで、あらゆるジャンルを巧みに取り入れたミクスチャーロックを展開しています。
2006年から本格的な活動を開始し、音楽だけでなくコントや大道芸、組体操など、多彩なパフォーマンスで観客を魅了し続けています。
featuring16さんを中心に、ルーベラ・木村・カエレさん、マジョリカ・マジョルカ・マジカル☆ひもりさん、レジデンス涼羽-178さんの4人編成で、確かな演奏力と独創的なステージングを披露。
「売れてるモノはすぐパクる」をモットーに、時事ネタや社会問題を織り交ぜた楽曲で、ヴィジュアル系シーンに新風を吹き込んでいます。
音楽とお笑いの融合を求める方にオススメのバンドです。
時間がないときのRIVER四星球

ブリーフに法被姿がトレードマーク、日本を代表するコミックバンドと言っていい四星球のこの曲『時間がないときのRIVER』。
わずか10秒という驚きの短さのこの曲、元は10-FEETの楽曲、ライブやフェスなどではマストな『RIVER』の2小節だけを歌っています。
10-FEETが主催の夏フェス、京都大作戦のステージで四星球が披露、そして本家10-FEETもこの2小節でラストを締め、盛り上がりました。
誰でも簡単にマネできる、盛り上がる1曲です(笑)。
モテる努力をしないでモテたい節グループ魂

劇団大人計画のメンバー、宮藤官九郎さん・阿部サダヲさん・村杉蝉之介さんの三人が1995年に結成したパンクバンド。
もっとも当初はコントグループとして活動でした。
現在は7人編成。
この曲は2005年リリースのアルバム「TMC」に収録。
オメでたい頭でなによりオメでたい頭でなにより

笑いと音楽を融合させたラウドロックバンドとして、2016年に活動を開始したオメでたい頭でなにより。
「日本一オメでたくて汗だくで騒げるバンド」を掲げ、赤飯さんのソロプロジェクトから5人組へと進化を遂げました。
2018年にはポニーキャニオンからメジャーデビューを果たし、アルバム『オメでたい頭でなにより1』からアルバム『オメでたい頭でなにより4』まで、個性豊かな作品群を世に送り出しています。
ライブでは観客を巻き込む熱狂的なステージングが持ち味で、2022年の全国ツアーでは各地のファンを沸かせました。
ミクスチャー、ファンク、EDMなど多彩な要素を取り入れた「オメコア」は、音楽とお笑いの新たな可能性を切り開いています。
エネルギッシュな音楽と笑顔あふれるパフォーマンスで、心を元気にしたい方にピッタリのバンドです。
ぶぁいYai Yai~おぼっちゃまくんのテーマ~いんぐりもんぐり

横浜発の学生バンドから、テレビ界でも話題のコミカルポップスターへと変貌を遂げた、いんぐりもんぐり。
1985年に『YOKOHAMA HIGH SCHOOL HOT WAVE FESTIVAL』でグランプリを獲得し、その年にフィリップス・レコードから1stシングル『女子高生』でデビューを果たしました。
アルバム『卒業記念』のリリースに続き、TBSバラエティ番組のレギュラー出演やニッポン放送『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めるなど、音楽とバラエティの両軸で活躍。
1989年にはテレビアニメのオープニングテーマを担当し、同年には日本武道館公演も成功させています。
ロックを基調としながら、コミカルで青春感あふれるパフォーマンスは、笑いと音楽の融合を楽しみたい方にオススメです。
可愛いユナちゃん超☆社会的サンダル

Z世代の音楽シーンから突如現れた4人組ロックバンド、超☆社会的サンダル。
ローファイなガレージサウンドに90年代の懐かしい雰囲気を織り交ぜた独自の世界観で、若者の心をつかんでいます。
2021年の結成以来、微熱のような気怠い歌声と粗削りながらも魅力的な演奏で、新しい風を吹き込んできました。
2023年に「MUSIC GOLD RUSH SEASON IV」で優勝を果たし、オーディション「出れんの!? サマソニ!? 2023」での入賞を経て、サマーソニックへの出演も実現。
下北沢を拠点に精力的なライブ活動を展開し、オニザワマシロさんによる映像制作など、音楽の枠を超えた表現力も注目されています。
現代のポップミュージックに、どこか懐かしさを感じる音楽を求める方にオススメのバンドです。






