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日本のコミックバンド黄金時代。名作をもう一度楽しむ歴史の旅

音楽とお笑いが絶妙に調和した日本のコミックバンド。

ハナ肇とクレージー・キャッツさんから始まり、フランキー堺さん&シティ・スリッカーズ、ドリフターズと続く黄金時代には、確かな演奏力と巧みなギャグで多くの人々を魅了してきました。

寄席演芸からテレビ、そしてレコード市場へと活動の場を広げ、独自の進化を遂げたコミックバンドの歴史。

懐かしの名曲とともに、笑いと音楽が織りなす特別な世界へご案内します。

日本のコミックバンド黄金時代。名作をもう一度楽しむ歴史の旅(21〜30)

みかんのうたSEX MACHINEGUNS

1998年メジャーデビューのヘヴィメタルバンド。

バンド名はセックス・ピストルズの上を行くという願望から。

ボーカルのANCHANGさんが愛媛県出身であることから生まれた「みかん愛」溢れるこの曲は、カラオケの定番曲の一つ。

ブスにもブスの生き方があるまりちゃんズ

尾崎家の祖母Ⅰ~Ⅲ&ブスにもブスの生き方がある/まりちゃんズ
ブスにもブスの生き方があるまりちゃんズ

フォークソングブームだった1970年代中盤に活動した三人組。

当時としては倫理上放送できないアンダーグラウンドな題材の曲が中心でした。

このうちのメンバー2人が、2008年に「崖の上のポニョ」をリリースした「藤岡藤巻」です。

日本のコミックバンド黄金時代。名作をもう一度楽しむ歴史の旅(31〜40)

新・オバケのQ太郎モダンチョキチョキズ

1992年にメジャーデビュー。

昭和歌謡からアニメソングまで、コミック要素たっぷりのお祭りのようなステージングで人気を集めたファンクバンド。

通称「モダチョキ」。

ボーカルの濱田マリは現在女優・ナレーターとして活躍中です。

コンビニブリーフ&トランクス

1998年メジャーデビュー。

ギターによる男性デュオ。

『青のり』『さなだ虫』など数々のギャグソングをリリースし、若者層を中心に「コミックソング版ゆず」的な人気を得ました。

2000年に解散、2016年に再メジャーデビュー。

森のくまさん THE ALFEEバージョンポカスカジャン

WAHAHA本舗所属の三人組ボーイズ(冗談音楽ユニット)。

この動画はコミックソング好きのTHE ALFEE・坂崎幸之助の前で披露する「メリーアン」風「森のくまさん」。

客席はもちろん本家の坂崎も爆笑しています。

てら・テラ・寺THE南無ズ

仏教とロックを巧みに融合させた異色のコミックバンドとして、2018年にTHE南無ズが誕生しました。

実家が寺院の現役僧侶・彼岸田盆さんをフロントマンに、葬儀場スタッフの涅槃崎悟さん、ミステリアスな虚無弦僧四さん、着物姿のドラマー・おがみおがさんという個性豊かなメンバーで構成されています。

2020年に発売されたミニアルバム『おりんピック』では、木魚やおりんの音色を巧みに取り入れたユニークな楽曲を展開。

2022年に発売されたアルバム『ナム・ストーリーは仏前に』では、笑いと音楽のバランスが絶妙な楽曲を収録しています。

人気番組『タモリ倶楽部』への出演をきっかけに注目を集め、海外メディアからも取材を受けるなど、その活動の幅を広げています。

仏教の世界観とロックサウンドが織りなす新感覚のエンターテイメントを求める音楽ファンにぜひお勧めしたいバンドです。

ボヨヨンロックまんが道

日本のコミックバンドの歴史に、異色のエピソードを刻んだプロジェクトです。

1989年4月に大槻ケンヂさんと内田雄一郎さんを中心に結成された『まんが道』は、ラジオ番組から生まれた一時的なユニットでした。

筋肉少女帯のメンバーを中心に、JUN SKY WALKER(S)からも参加を得て制作された楽曲は、オリコン週間チャート10位を記録する大きな反響を呼びました。

ハードロックとギャグを絶妙にブレンドした音楽性は、当時のテレビやラジオで話題を集め、コミックバンドの新たな可能性を示しました。

残念ながらラジオ番組の終了とともに活動を終えましたが、音楽とお笑いの融合という観点で、ユニークな足跡を残しています。

音楽とユーモアの両方を楽しみたい方にオススメの存在です。