ピアノで弾いてもかっこいい!ヴァイオリンが主役の名曲を厳選
心揺さぶるピアノの名曲……ちょっと待ってください!
その中に、もともとはヴァイオリンのために書かれた作品が含まれているのをご存じでしたか?
今回は、ピアノで頻繁に演奏される美しいヴァイオリンの名曲をピックアップしました。
超絶技巧を要するヴァイオリンの難曲から、ヴァイオリンの作品と知らずに演奏している方も多いピアノ発表会で大人気の名曲まで、流れるようなメロディラインが印象的な作品をたっぷりご紹介しますので、最後までお楽しみください!
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ピアノで弾いてもかっこいい!ヴァイオリンが主役の名曲を厳選(1〜10)
情熱大陸葉加瀬太郎

世界的に活躍するバイオリニスト、葉加瀬太郎さん作曲の人気曲。
1998年から放送されているドキュメンタリー番組『情熱大陸』のテーマ曲としておなじみですよね。
力強いバイオリンの音色と相性抜群の楽曲ですが、ピアノでも曲の世界観を保ちつつ感動的に演奏できます!
本作の魅力を表現するには、強弱や表現の幅を持たせることが大切。
さまざまなアレンジの楽譜の中から自分に合ったものを選び、情熱的な気持ちを込めて、スケールの大きい演奏に仕上げましょう。
美しきロスマリンFritz Kreisler

世界的バイオリニストでもあったフリッツ・クライスラー作曲の『美しきロスマリン』は、バイオリンの名曲として広く知られている作品です。
ピアノで演奏する際は、華やかで流麗な旋律が際立つよう、左手の伴奏を安定させることが大切!
和音による豊かな響きが加わることで、より印象的な演奏に仕上がります。
演奏者にも聴衆にも音楽を味わうことの喜びを感じさせてくれるこの曲は、まさに演奏会や発表会のプログラムにピッタリの作品といえるでしょう。
24のカプリース Op.1 第24曲Niccolo Paganini

ニコロ・パガニーニ作の『24のカプリース Op.1 第24曲』は、バイオリンレパートリーの金字塔です。
ただ、フランツ・リストが24曲の中から数曲を取り上げ『パガニーニによる大練習曲』を作曲しており、第24曲もその中に含まれているため、ピアノでの演奏に聴き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、もともとバイオリンの超絶技巧を要するこちらの曲は、ピアノでの演奏もなかなかの難易度!
リストの編曲版は、超上級者向けといっても過言ではありません。
この曲が好きで弾いてみたいと思われる方は、まず音数の少ない簡単アレンジから挑戦してみるのもよいでしょう。
ピアノで弾いてもかっこいい!ヴァイオリンが主役の名曲を厳選(11〜20)
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 第1楽章Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64』第1楽章は、バイオリン協奏曲の王道として親しまれている作品です。
バイオリンの魅力を存分に感じられる1曲ですが、そのもの悲しいメロディと感傷的な曲調は、ピアノの音色とも相性抜群!
情熱的なメロディをピアノで表現する際は、バイオリン特有のフレージングを意識することが大切です。
オーケストラとバイオリンが奏でる重厚な原曲の雰囲気とは一味違った、繊細で美しいピアノアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
タイスの瞑想曲Jules Massenet

オペラの名匠ジュール・マスネが1894年に初演した珠玉の一曲。
ヴァイオリンの美しい旋律が、ピアノでも心に染み入る感動を呼び起こします。
娼婦タイスが信仰に目覚める瞬間を描いた本作は、清らかさと情熱が交錯する魅力に満ちています。
緩急自在に操られる音の流れが、内なる葛藤と昇華を表現。
弾く人の技術と感性が試される一方で、聴く人の心を癒やす力も持っています。
ピアノ愛好家の皆さんにぜひチャレンジしてほしい名曲です。
優雅に歌うメロディを通じて、光が降り注ぐような清澄な気持ちを味わってみてはいかがでしょうか。
チャールダーシュVittorio Monti

ヴィットーリオ・モンティ作曲の『チャールダーシュ』は、バイオリンの名曲としてあまりにも有名な作品のため、「他の楽器でしっくりくるわけない!」と思われる方も多いでしょう。
確かに、バイオリン特有の奏法で演奏される部分や、バイオリンの伸びのあるレガート奏法が生かされている部分が多く、他の楽器での演奏は想像しにくいかもしれませんが、ピアノで演奏すると情緒がありながらもややスッキリとまとまった印象に仕上がるため、原曲とは異なる魅力を楽しめます。
激しいアクセントをともなうパッセージと、流れるような優美なパッセージをしっかりと弾き分け、聴衆の記憶に残るドラマチックな演奏に仕上げましょう。
ガヴォットFrançois-Joseph Gossec

18世紀のフランスで活躍したフランソワ=ジョゼフ・ゴセックの代表作『ガヴォット』。
もともとはヴァイオリン用に作曲されましたが、今ではピアノ初級者の練習曲としても親しまれています。
1786年に作曲されたこの曲は、軽快でリズミカルなメロディが特徴的。
ピアノで演奏する際は、左手の動きに注目!
まるで舞踏会の風景が目に浮かぶような、華やかで優雅な雰囲気を醸し出しています。
繊細なタッチを心がけることで、この小品がもつ本質的な美しさを最大限に引き出せるでしょう。
クラシック音楽に興味のある方にぴったりの1曲です。