【ピアノ×暗い曲】悲しみにどっぷり浸れるクラシックの名曲
気分がすぐれずないとき、無理にポジティブになろうとするより、しばらくは悲しみに暮れていたいと思うことはありませんか?
感傷に浸りながら過ごすことで、悲しかった出来事を自分のなかで自然に消化でき、前向きになれることもありますよね。
今回は、そんな「悲しみにどっぷり浸りたい瞬間」に聴きたい、オススメのクラシック作品のなかから、暗い雰囲気のピアノ曲をご紹介します!
ただ暗いだけでなく、ピアノの繊細さや美しさも味わえる名曲ばかりですので、聴き終わる頃にはきっと心がいくぶん軽く感じられるはずです。
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【ピアノ×暗い曲】悲しみにどっぷり浸れるクラシックの名曲(21〜40)
「四季」-12の性格的描写 Op.37bis 10月「秋の歌」Pyotr Tchaikovsky

現代のアーティストにも大きな影響を与えた偉大な作曲家、ピョートル・チャイコフスキー。
多くの名作を作り出してきたチャイコフスキーですが、その中でも特にオススメしたいのがこちらの『「四季」-12の性格的描写 Op.37bis 10月「秋の歌」』。
四季にまつわる民衆の生活や、四季そのものを描いた作品なのですが、本作は秋が訪れ木の葉が落ちていくような、切なさを感じさせる暗い旋律が魅力です。
ぜひチェックしてみてください。
幻想的小品集 エレジー(悲歌)Op.3-1 変ホ短調Sergei Rakhmaninov

いくつもの名作を生み出してきた偉大な作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
今回はその中から、こちらの『幻想的小品集 エレジー(悲歌)Op.3-1 変ホ短調』を紹介したいと思います。
エレジーというタイトルが示すように、本作は悲壮感のただよう重い旋律が特徴です。
フィギュアスケートのパトリック・チャン選手がプログラムの演奏として組み込んでいたので、聴き覚えのある方も多いかもしれません。
重さのなかにも美しさを見せる旋律に酔いしれてみてはいかがでしょうか?
ワルツ第10番Frederic Chopin

哀愁ただよう旋律に胸がギュッと締め付けられるような感覚をおぼえる、フレデリックショパン作曲のワルツ第10番 Op.69-2。
ショパンが19歳の頃に作曲したとされているシンプルな構成と素朴なメロディが印象的な作品です。
切なさに満ちた主題に対して、中間部は楽しかった昔に思いをはせているかのような温かく幸せな雰囲気に。
しかしそれも長くは続かず、深い悲しみに引き戻されます。
切ない気分に浸りたいとき、悲しみをゆっくり消化したいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
グノシェンヌ第1番Erik Satie

ひとくちに暗い楽曲といっても、その種類はさまざま。
悲劇的なものもあれば、美しさを感じさせるものまであるわけですが、今回はシュールで暗い作品をオススメしたいと思います。
それが、こちらの『グノシェンヌ第1番』。
作曲したのは、シュールな曲調で知られる音楽界の異端児、エリック・サティ。
まるで迷宮に迷い込んだかのような淡々とした無機質なメロディーが秀逸です。
悲しみに浸りたいというよりは、考え込みたいときなどにピッタリな1曲といえるのではないでしょうか。
おわりに
今回は、悲しいときや気分が落ち込んだときに静かに聴きたい、暗い雰囲気のピアノ作品のクラシック音楽を紹介しました。
明るく華やかな曲で気分を上げるのも落ち込みから立ち直る方法の一つですが、暗く静かで落ち着いた作品を聴きながら自分の思いを整理していく時間も貴重なもの。
一人の空間で静かに聴くもよし、演奏して悲しみに浸るもよし!
本記事を参考に、暗い雰囲気の曲とともに、自分の心と向き合ってみてはいかがでしょうか?