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Eaglesの名曲~代表曲から隠れた人気曲まで~

ウエストコーストを拠点として、1970年代の音楽シーンを駆け抜けて世界的な人気を博したイーグルス。

彼らが残した楽曲は初期の軽やかなカントリー調のナンバーから、ロック色を強め重いテーマにも挑んだ中期以降にいたるまで、音楽史に残る多くの名曲がずらりと並んでいます。

今回の記事では、誰もが一度は耳にしたことがある代表曲を中心として、ファンの間で人気の曲や隠れた名曲、再結成後の楽曲も含めてピックアップしてみました。

最近イーグルスの音楽に興味を持った、という方もぜひ参考にしてみてくださいね!

Eaglesの名曲~代表曲から隠れた人気曲まで~(6〜10)

One Of These NightsThe Eagles

大ヒットを記録した1970年代のアメリカン・ロックを代表する名盤『呪われた夜』の表題曲にして、アルバムのオープニングを飾るナンバーです。

作詞作曲はドン・ヘンリーさんとグレン・フライさんの手によるもので、リード・ボーカルはヘイリーさんが担当。

初期のカントリー・テイストは影を潜め、ハードロックやファンキーな要素を全面に出した彼らの音楽的指向が顕著に表れた名曲となっており、イントロの印象的なベース・ラインの素晴らしさも見逃せません。

この楽曲が持つファンキーな要素は、今作が本格的なイーグルスの音楽制作への参加となったドン・フェルダーさんが持ち込んだものだそうですよ。

Best of My LoveThe Eagles

哀愁を帯びたアコースティック・ギターのバッキング、初期メンバーのバーニー・レドンさんによるスティール・ギター、たくみなコーラス・ワークで彩られた名バラード。

日本においては『我が愛の至上』という邦題の方が有名かもしれませんね。

ドン・ヘイリーさんがリード・ボーカルを担当しており、メンバーではありませんが、イーグルス及び70年代のウエストコート・ロックのブームを支えたJ.D.サウザーさんが楽曲作りに参加しております。

この楽曲をライブで演奏する際には、ドラマーのヘイリーさんがステージ前に出て、アコースティック・ギターを弾きながら歌うのが定番となっていますよ。

New Kid in TownThe Eagles

歴史的な傑作『ホテル・カリフォルニア』の先行シングルとして、1976年にリリースされた楽曲です。

グレン・フライさんがリード・ボーカルを担当、心地良いエレピやオルガンのサウンドは、前年からバンドに加入したジョー・ウォルシュさんの手によるものです。

美しいコーラス・ワークも特筆もので、アルバムの衝撃的な内容と比べると、従来のイーグルスのテイストを踏襲したような雰囲気を感じますよね。

ここでは、爽やかな楽曲とは裏腹な皮肉めいた歌詞に注目してみてください。

ダリル・ホール&ジョン・オーツに捧げたという、フライさんが実際に発言した言葉の意味を考えながら聴いてみるのもおもしろいですよ。

The Last ResortThe Eagles

Eagles – The Last Resort – (Paradise) – “The Last Resort” lyrics on screen & description
The Last ResortThe Eagles

『ホテル・カリフォルニア』のラストに収録された、7分をこえる壮大な楽曲です。

歴史的な名盤の最期を飾るにふさわしい名曲となっており、再結成時のコンサートでも歌われています。

シングルカットされた『駆け足の人生』のB面曲にも収録されておりますね。

リード・ボーカルを担当したドン・ヘイリーさんによると、自身にとってもお気に入りの曲の1つだそうですよ。

リスナーに語りかけるように歌われる歌詞の内容は、とてもシリアスなものです。

ここでいう「ラスト・リゾート」とは何を表現しているのでしょうか。

ぜひ腰を据えて楽曲と向き合いながら、その深い意味について思いを巡らせてみてください。

How LongThe Eagles

Eagles – How Long (Official Video) [HD]
How LongThe Eagles

1979年リリースの『ロング・ラン』以来、なんと28年ぶりとなったオリジナル・アルバム『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』に収録され、シングル・カットされた軽快なカントリーロック・ナンバー。

オリジナル・バージョンは、初期のイーグルスに深く関わり、1970年代のウエストコースト・ロックを語る上でも欠かせない存在である、J.D.サウザーさんが1972年に発表した楽曲です。

グレン・フライさんとドン・ヘンリーさんによるリード・ボーカル、見事なコーラス・ワーク、まさにイーグルスの王道を行く佳曲となっています。

すっかり大人になったメンバーが、こういった小気味よいカントリー・ロックを楽しそうに披露しているというのが実にいいですね!