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Eaglesの名曲~代表曲から隠れた人気曲まで~

ウエストコーストを拠点として、1970年代の音楽シーンを駆け抜けて世界的な人気を博したイーグルス。

彼らが残した楽曲は初期の軽やかなカントリー調のナンバーから、ロック色を強め重いテーマにも挑んだ中期以降にいたるまで、音楽史に残る多くの名曲がずらりと並んでいます。

今回の記事では、誰もが一度は耳にしたことがある代表曲を中心として、ファンの間で人気の曲や隠れた名曲、再結成後の楽曲も含めてピックアップしてみました。

最近イーグルスの音楽に興味を持った、という方もぜひ参考にしてみてくださいね!

Eaglesの名曲~代表曲から隠れた人気曲まで~(1〜20)

Wasted TimeThe Eagles

Wasted Time (Live at The Forum, Los Angeles, CA, 10/22/1976) (2018 Remaster)
Wasted TimeThe Eagles

ドン・ヘンリーさんの哀愁漂う、素晴らしいボーカルが堪能できる名バラード。

過ぎ去っていく恋愛の物悲しさをうまく表現した歌詞は、ラストの結びで語られるポジティブな言葉がとても感動的です。

レコードで聴くとよく分かるのですが、この楽曲はアルバム『ホテル・カリフォルニア』のA面ラストに収録されており、B面の最初にはリプライズとしてインストゥルメンタルバージョンが流れるという構成となっているのが心憎いですよね。

また、バンドにとって初のライブ・アルバムとなった1980年リリースの『イーグルス・ライヴ』にも収録されておりますから、合わせてチェックしてみてください!

Hole in the WorldThe Eagles

イーグルスのような伝説的なバンドは、どうしても全盛期と言える70年代当時のヒット曲や名曲に注目が集まりがちです。

ここでは、2003年にリリースされたベスト・アルバム『イーグルス・ベスト・コレクション』に収録された曲を紹介しましょう。

オリジナル・メンバーのドン・ヘンリーさんとグレン・フライさんが作詞作曲を手がけており、1994年の再結成時には参加していたドン・フェルダーさんは関わっておりません。

たくみなコーラス・ワークが美しい落ち着いた雰囲気の楽曲ですが、重要なのはこの楽曲が 9.11アメリカ同時多発テロに対するレスポンス・ソングだということでしょう。

当時の歴史的な背景を踏まえつつ、歌詞に目を通しながらじっくりと聴いてみてください。

Life In The Fast LaneThe Eagles

Eagles – Life In The Fast Lane (Official Audio)
Life In The Fast LaneThe Eagles

ジョー・ウォルシュさんによる最高にカッコいいギターのリフから始まる、アルバム『ホテル・カリフォルニア』の中でも際立ってハードなナンバーです。

『駆け足の人生』という邦題でも有名なこの楽曲、リード・ボーカルを担当しているのはドン・ヘンリーさん。

見事なソロや後半以降ギター掛け合いに耳を奪われがちですが、中盤に披露される、短いながらもメロディアスなベースのフレーズも素晴らしい。

グレン・フライさんが弾いた、クラビネットによるファンキーなプレイもいい味出してますよね。

ロックバンドとしての華やかなキャリアと、人生の悲哀について考えさせられる刹那的な歌詞は、当時の彼らの混乱した状況を端的に表していると言えそうです。

Doolin’ DaltonThe Eagles

1973年にリリースされたセカンド・アルバム『ならず者』は、西部開拓時代のアメリカに実在したグループ「ドルトン・ギャング」をテーマにした、コンセプチュアルな作品です。

タイトルを見てもわかる通り、オープニングを飾る『Doolin Dalton』が示しているのは、そのギャング集団に在籍していた兄弟たちのことなのですね。

哀愁漂うハーモニカの音色と、ドン・ヘンリーさんが切々と歌い上げるメロディが涙を誘うナンバーとなっています。

的確なコーラス・ワークの素晴らしさも特筆すべき点ですね。

テーマがテーマだけに、歌詞の内容はハードでシリアスとなっていますから、物語を楽しむような気持ちで歌詞も読み込んでみてください。

Lying EyesThe Eagles

Eagles – Lyin’ Eyes (Official Audio)
Lying EyesThe Eagles

従来のカントリー・テイストで彩られたバンド・サウンドで紡がれる、爽やかでポップなメロディが心地良いナンバーです。

『いつわりの瞳』という邦題でも知られているこの楽曲は、1975年リリースのアルバム『呪われた夜』に収録されており、後にシングルカットされて大ヒットを記録。

グラミー賞のベストポップボーカル賞を受賞しています。

聴いている間はあまり感じないのですが、実際には6分をこえる長尺な楽曲であり、シンプルながらも飽きさせない構成となっているのはさすがの一言。

ストーリー性のある歌詞にも注目してみてください。