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Eaglesの名曲~代表曲から隠れた人気曲まで~

ウエストコーストを拠点として、1970年代の音楽シーンを駆け抜けて世界的な人気を博したイーグルス。

彼らが残した楽曲は初期の軽やかなカントリー調のナンバーから、ロック色を強め重いテーマにも挑んだ中期以降にいたるまで、音楽史に残る多くの名曲がずらりと並んでいます。

今回の記事では、誰もが一度は耳にしたことがある代表曲を中心として、ファンの間で人気の曲や隠れた名曲、再結成後の楽曲も含めてピックアップしてみました。

最近イーグルスの音楽に興味を持った、という方もぜひ参考にしてみてくださいね!

Eaglesの名曲~代表曲から隠れた人気曲まで~(11〜20)

Doolin’ DaltonThe Eagles

1973年にリリースされたセカンド・アルバム『ならず者』は、西部開拓時代のアメリカに実在したグループ「ドルトン・ギャング」をテーマにした、コンセプチュアルな作品です。

タイトルを見てもわかる通り、オープニングを飾る『Doolin Dalton』が示しているのは、そのギャング集団に在籍していた兄弟たちのことなのですね。

哀愁漂うハーモニカの音色と、ドン・ヘンリーさんが切々と歌い上げるメロディが涙を誘うナンバーとなっています。

的確なコーラス・ワークの素晴らしさも特筆すべき点ですね。

テーマがテーマだけに、歌詞の内容はハードでシリアスとなっていますから、物語を楽しむような気持ちで歌詞も読み込んでみてください。

After the Thrill is GoneThe Eagles

Eagles – After the Thrill Is Gone (Official Audio)
After the Thrill is GoneThe Eagles

グレン・フライさんとドン・ヘンリーさんがデュエットを披露している哀切のメロディに、心を打たれる素晴らしいバラード・ソング。

イーグルスがトップ・バンドへと上り詰めるきっかけとなった、1975年リリースの通算4枚目となるアルバム『呪われた夜』に収録されています。

男女の恋愛の終わり、そして惰性で続けられる関係性が歌われているのですが、当時はバンドのメンバー間の争いや度重なるツアーから生じる疲労といった諸問題が表面化した時期でもあり、まるでバンド自身のことを歌っているような……そんな気にさせられる楽曲です。

Ol’ 55The Eagles

『懐かしき ’55年』という邦題でもしられるこの楽曲は、アメリカを代表するシンガーソングライター兼俳優、トム・ウェイツさんが1973年にリリースした曲のカバーです。

初期のカントリーロック路線から、より多彩な音楽性への移行を模索していた時期にあたる、1974年リリースのアルバム『オン・ザ・ボーダー』に収録されています。

グレン・フライさんとドン・ヘンリーさんがボーカルを分け合って歌い、見事に重なり合うコーラス・ワークの妙を存分に楽しめるだけでなく、テキサス州出身のギタリスト、アル・パーキンスさんによる見事なペダル・スティール・ギターも聴きどころですよ。

Most Of Us Are SadThe Eagles

記念すべきファースト・アルバム『イーグルス・ファースト』に収録されている、隠れた名曲です。

『哀しみの我等』という邦題が付けられたこの楽曲は、グレン・フライさんの作詞作曲によるものですが、リード・ボーカルはベーシストのランディ・マイズナーさんが担当しています。

アコースティック・ギターを基調とした、3拍子で展開していくバンド・アンサンブルがシンプルながらも心地良く、澄んだ歌声を披露するマイズナーさんの歌唱も実に美しい。

イーグルスらしい、的確なコーラス・ワークもまたお見事。

有名曲の陰に隠れがちかもしれませんが、初期のイーグルスが持っていた素朴な味わいが楽しめる楽曲となっていますよ。

Already GoneThe Eagles

『オン・ザ・ボーダー』のオープニングを飾る、からっとしたアメリカン・ロックの妙を楽しめる文句なしのカッコいいナンバー!

『過ぎた事』という邦題でも知られるこの楽曲は、全編に渡って鳴り響くノリのいい痛快なギター・リフはもちろん、アルバムのレコーディング中に招かれてそのままバンドに加入することになる、ドン・フェルダーさんがこれでもかと弾きまくるギター・ソロも最高ですね。

作曲はメンバーの手によるものではありませんが、初期のカントリー・テイストとハードなロック志向が見事なバランスで成立しており、イーグルスの優れた楽曲アレンジ能力を再認識させてくれます。

James DeanThe Eagles

カントリーロックを中心とした音楽を鳴らしていたイーグルスが、よりハードなロック的指向を強め、1974年にリリースしたアルバム『オン・ザ・ボーダー』に収録されている楽曲です。

初期の名曲『Take It Easy』の共作者でもあるジャクソン・ブラウンさんが楽曲作りに参加しており、音楽的に変化を迎えようとしていた当時のイーグルスを象徴するような、痛快なロック・ナンバーに仕上がっています。

そのものずばりなタイトルですが、若くしてこの世を去った伝説的な俳優ジェームス・ディーンさんに対する歌詞は、とくにラストのフレーズになんとも言えない気持ちにさせられてしまいますね……。

Eaglesの名曲~代表曲から隠れた人気曲まで~(21〜30)

Get Over ItThe Eagles

自身の問題や失敗などを泣き叫びながら語る人々が出演する昼間のテレビのトーク・ショーに対する、Don Henleyのフラストレーションからインスパイアされているトラック。

1994年にシングル・リリースされ、カナダやアメリカ、ポーランドなどでヒットしました。