【ピアノ×ボカロ】初心者でも簡単に弾けるおすすめ曲をピックアップ
今の音楽シーンをいちジャンルとしてしっかりと定着した「ボカロ曲」。
刺激的なサウンドや印象的なメロディーで耳に残る楽曲も多いので「あのフレーズをピアノで弾いてみたい……」と思われている方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの記事では、ピアノ初心者の方でも簡単に取り組めるボカロ曲をピックアップしました。
懐かしい作品から近年のヒット曲まで登場!
ぜひチェックして、自分に合った1曲を見つけていってください!
【ピアノ×ボカロ】初心者でも簡単に弾けるおすすめ曲をピックアップ(21〜30)
ラヴィすりぃ


小悪魔な雰囲気全開の曲なのに歌詞はかなり強烈、このギャップのとりこになる人続出の中毒性の高い楽曲です!
半音階で行ったり来たりするフレーズや、同じフレーズが何度も繰り返される部分が多いのがこの曲の特徴。
短いフレーズをおぼえてしまえば、繰り返すだけで曲ができあがっていくので、聴いた印象ほど弾くのは難しくないはずです。
まずは部分的に細かく分けて練習し、徐々にそれぞれの部分をつなげていくとよいでしょう。
ハロ/ハワユナノウ


「なぜ言いたいことや言うべきことをちゅうちょしてしまうんだろう」そんな制作者ナノウさんの思いが込められた楽曲です。
理不尽な言葉を投げかけられながらも、自分の意見を伝えられず、毎日必死で耐え続ける日々を送る人々にそっと寄り添ってくれる温かな曲の雰囲気は、ピアノの音とも相性抜群!
メロディと左手のベース音のみでも十分楽曲の良さを味わえるので、まずはシンプルな構成で練習して、徐々に音を増やしリズムをプラスしていきましょう。
フォニィツミキ


英語で偽物を意味する『フォニィ』。
繕う自分と本当の自分との間で揺れ動く気持ちを歌った、ボカロPツミキさんの楽曲です。
転調やリズムの細かさなど、やや難しい要素も含まれていますが、音の幅はそれほど広くなく、左手も基本的にベース音を刻むシンプルな構成のため、初心者の方でも挑戦しやすいボカロソングです。
弾き慣れてきたら、現実への苛立ちやあきらめなどの気持ちを音に表すために、装飾音を加えたり和音を追加したりしてみてくださいね!
メルトryo


好きな人への愛があふれてとまらない、恋する女の子の様子に思わずキュンとさせられる1曲。
「何年たってもこの曲がいちばん!」と多くのファンを魅了し続けているボカロ曲です。
ピアノで演奏すると、原曲とは一味違った落ち着いた雰囲気に!
一定のリズムで刻み続ける左手のベース音の上に、リズミカルな右手のメロディーが重なっています。
右手に意識が行きがちですが、実は左手のテンポをキープするのがとっても重要!
刻みが安定していれば、右手の細かいリズムも自由に演奏できますよ。
からくりピエロ40mP


イントロのオルゴールと、それに続く歌詞に引き込まれる人続出!
切ない恋に振り回されながらも思いを断ち切れない、苦しい恋心を歌った楽曲です。
リズムの変化に富んだメロディですが、音域が狭いため、手のポジションさえ覚えてしまえば、あとは耳慣れたリズムを指で再現していくだけ!
左手の伴奏は、落ち着いて一定のテンポをキープしましょう。
オルゴール部分の高音域とメインの中音域の美しい対比を感じとりながら弾いてみてくださいね。
林檎売りの泡沫少女yukkedoluce


ファンタジーな雰囲気でありながら、生と死について深く考えさせられる1曲です。
りんごを売る少女と聞くとメルヘンチックなイメージを思い浮べてしまいますが「死後の世界を生きる少女が、現世で一生懸命自信作のパイを売ろうとしている」という設定が、なんとももの悲しいですよね。
テンポや拍子が途中で変わったり、右手の動きが細かかったりするため、ある程度練習を重ねる必要はありますが、左手がシンプルなので、右手さえクリアできれば両手合わせはそれほど苦労しないはず。
さっそくメロディから練習してみましょう!
悪ノ召使mothy


悪ノPことmothyさんが制作した、過酷な運命を背負う双子の人生を歌った楽曲です。
mothyさんが手掛けた『悪ノシリーズ』の1曲として制作されたもので、一連の物語はのちに漫画化され、小説としても販売されています。
原曲の壮大なスケール感もすてきですが、ピアノで演奏することで、より切なく繊細な音楽に仕上がります。
左手の分散和音のポジション移動に気を取られて音楽が止まってしまわないよう注意しながら演奏しましょう。