【高齢者向け】気持ちに寄り添う元気になる言葉
以前より体を動かすことが難しくなった、病気にかかりやすくなったなど不安な気持ちを抱えている高齢者の方は多いようです。
事情により家族と疎遠になったなど、さみしい気持ちの方も。
そんなときに、高齢者の方の気持ちに寄り添い元気になっていただけたらと思いますよね!
そこで今回は「高齢者の方向けの元気になる言葉」をご紹介します。
高齢者の方と関わる際に「どのような声掛けをしたらいいのだろう」と考えてしまうこともありますよね。
声掛けが得意な方からアドバイスをいただいたり、今回ご紹介する「元気になる言葉」を参考にして、高齢者の方とすてきな時間をお過ごしください。
【高齢者向け】気持ちに寄り添う元気になる言葉(21〜40)
「参考にします」「一つ勉強になりました」など日常で活かせられる知識に対する返答

高齢者の方と会話していると、自分の知らなかったことを知ってたりしますよね。
年齢を重ねられた人生の先輩から教えていただく知恵の中には、生活の中で活きることも多くあります。
高齢者の方のお話の内容に驚きや、発見を感じたときに「参考にします」と伝えてみてはいかがでしょうか?
自分の知っている知識が、誰かの役に立つことは、高齢者の方でなくても嬉しく思いますよね。
高齢者の方も、もっと役に立ちそうなことを思い出そうと過去を振り返るきっかけになるかもしません。
似た表現の「一つ勉強になりました」も嬉しく思い心が元気になる言葉です。
ぜひ、会話の中で使用してみてくださいね!
「すごいですね」「センスがいいですね」など、器用なところや得意な所を褒める

工作や料理などレクリエーションを、おこなっている介護施設は多いかと思います。
高齢者の方の方が手際よくきれいに作ったり、細かなところでも難なくできてしまったり、教える職員よりも知識が豊富なこともありますよね。
「すごいですね」や「センスがいいですね」など、感じた気持ちを高齢者の方に伝えてみてはいかがでしょうか?
自分が得意なことやできることを褒めもらえると気分がよくなりますよね。
「もっとやってみよう」といった次への意欲にもつながり、満足した毎日を送る要因にもなっていきます。
レクリエーションの時間を、高齢者の方と会話をしながら楽しいひとときにしてみてくださいね!
「まだまだ現役ですね」「元気ですね」など、活発な姿をたたえる

介護施設などを利用してくださる高齢者の方の中には、自宅で家事をこなしていたり、畑仕事をしている方もおられます。
高齢者の方の元気なお姿に聞き手の方も、尊敬したりすてきなお話を聞いたといった、敬服の気持ちが湧いてきますよね。
そういったときに「まだまだ現役ですね」と言葉を添えてみましょう!
なにげなく日常生活のことをこなしていたところに、元気になるような言葉をいただくと嬉しく思ったり自信にもつながります。
話が盛り上がり、家事や畑仕事のことなどの経験談や知恵といった話題も出てくるかもしれません。
コツなども高齢者の方から引き出すなど、会話に花が咲き楽しい時間につながりそうですね!
「さすがですね」など、今までの経験や知識に敬意を表する

過去のご経験や現役時代の実績や積み上げてきたものなど、高齢者の方との会話の中から聞く機会もあるかと思います。
会話に「さすがですね」の一言を添えると、高齢者の方も嬉しく思い元気な気持ちになるようです。
時代背景を感じられるお話や、経験の中から得た知識など価値のあるお話を伺うこともあるかもしれません。
「さすがですね」のほかに「よくご存じで」も高齢者の方にとって嬉しいフレーズですよ。
「もっと話したい」という意欲にもつながりコミュニケーションが促されます。
「さすがですね」は元気が出て、いきいきとした毎日につながる言葉ですね。
「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える

人間の根本的な欲求に「誰かの役に立ちたい」といった気持ちがあるそうです。
役に立つ、存在を認められる、大切にしてもらいたいといった承認欲求にもつながっていきます。
病気やケガなどで、今は思うように体を動かすことが難しく、無気力になったり自分自身を認める力が低下している高齢者の方が多いようです。
些細なことでも、高齢者の方が手伝ってくださったり、頑張って行動していただいたことに「ありがとう」と伝えてみてはいかがでしょうか?
感謝の気持ちの言葉は、高齢者の方の存在価値を高め、元気な毎日を過ごす活力になるそうですよ。