【高齢者向け】気持ちに寄り添う元気になる言葉
以前より体を動かすことが難しくなった、病気にかかりやすくなったなど不安な気持ちを抱えている高齢者の方は多いようです。
事情により家族と疎遠になったなど、さみしい気持ちの方も。
そんなときに、高齢者の方の気持ちに寄り添い元気になっていただけたらと思いますよね!
そこで今回は「高齢者の方向けの元気になる言葉」をご紹介します。
高齢者の方と関わる際に「どのような声掛けをしたらいいのだろう」と考えてしまうこともありますよね。
声掛けが得意な方からアドバイスをいただいたり、今回ご紹介する「元気になる言葉」を参考にして、高齢者の方とすてきな時間をお過ごしください。
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もくじ
- 【高齢者向け】気持ちに寄り添う元気になる言葉
- 「なにかお手伝いできることはありますか?」頼りやすい雰囲気をつくる
- 「〇〇さんを応援しています」「私たちがついていますよ」その人をエンパワメントする言葉
- 「あとは良くなるだけですね」未来に意識を向ける言葉
- 「おつらいですね」「気持ちを分かってあげられたらいいのに」安易に分かると断言せず、分かってあげたい理解したいという願望の気持ちを伝える
- 「たまには息抜きも必要ですよ」「今までの頑張りを知ってますよ」励ましつつ応援する言葉
- 「まだまだこれからですよ!」新しい挑戦を応援する言葉
- 「今日の顔色とてもいいですね」「髪の毛切りましたか?すてきです」相手の変化に気づく=よく見ている証拠
- 「大変でしたね」「そんなご苦労があったのですか」ねぎらいの言葉
- 「教えてください」「さすが、頼りになります」人生の先輩として頼りにしている気持ちを伝える
- 「話してくれて嬉しいです」気持ちを打ち明けてくれたことに対する感謝
- 「うんうん」「そうですよね」相手の言葉に相槌をうつ
- 「カッコイイですね!」「面白そうですね!」相手の話に興味を示す、話してくださったことを喜ぶ姿勢
- 「今日はちょっとお休みしませんか?」さりげなく休むことを提案する
- 「我慢しなくて大丈夫ですよ」「泣いて良いんですよ」マイナスな感情を引き出す言葉
- 「話せるようになったら声をかけてくださいね」「いつでも話を聞きますよ」心配しながらも見守る姿勢
- 「参考にします」「一つ勉強になりました」など日常で活かせられる知識に対する返答
- 「すごいですね」「センスがいいですね」など、器用なところや得意な所を褒める
- 「まだまだ現役ですね」「元気ですね」など、活発な姿をたたえる
- 「さすがですね」など、今までの経験や知識に敬意を表する
- 「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える
- 「健康で長生きしてくださいね」「また〇〇に行こう」など、気持ちが明るくなるような前向きな言葉
- 元気に笑顔でごあいさつをする
- 「お若いですね!」など、はつらつとしている様子や精神的にもお若いところ
- 自分のことを大事にしてくれていることがわかる声がけ
- 高齢者の方が楽しいと思うことを会話のネタにする
- 「そうだったのですね」など、相手に共感し気持ちに寄り添う。
- 高齢者の方のお話をオウム返しで傾聴する
- 高齢者の方のお話を否定せずに受け入れた返答をする
- 高齢者の方を立てる
- 最近の様子を聞いてみる
【高齢者向け】気持ちに寄り添う元気になる言葉(21〜40)
高齢者の方が楽しいと思うことを会話のネタにする

不安な気持ちを持っている高齢者の方に元気を出してもらいたい時は、その方の好きなことを話題にしておしゃべりしてみてはいかがでしょうか。
例えば、好きなテレビ番組、好きな食べ物、お散歩して楽しかったことなど。
その方が好きそうな話題をいろいろと話しかけ、会話が弾むネタを探してみましょう。
弾んだ会話をすることで、楽しい時間を過ごせていると感じてもらい、少しでも不安を和らげてあげてくださいね。
その方のことを知る良い機会にもなりますよ。
「そうだったのですね」など、相手に共感し気持ちに寄り添う。

「そうだったのですね」という言葉は、相手に共感する言葉。
高齢者の方は不安なことや、よくない出来事の話をして、安心したい気持ちがあります。
なのでもし、高齢者の方が不安や悲しい出来事を口にしたら、ぜひ話を聞いてあげてください。
そして、その気持ちに寄り添うように「そうだったのですね」と声をかけてあげてくださいね。
きっとそれだけで、安心してもらえると思います。
誰かに共感してもらえると、気持ちが前向きになりますよね。
高齢者の方のお話をオウム返しで傾聴する

オウム返しとは、相手の言ったことをそのまま返すことです。
それで会話が成り立つの?相手が嫌な気持ちにならない?と思うかもしれませんが、高齢者の方にとっては有効な会話手段です。
オウム返しにすることで「自分の話を聞いてくれている」と感じてもらえ、信頼関係を築けます。
誰かに話を聞いてほしい時、答えがほしいわけじゃなく、ただ聞いてほしいという人は意外に多いもの。
なので無理に何か答えを出したり、伝えようとせず、オウム返しを使ってただ寄り添ってあげてください。
高齢者の方のお話を否定せずに受け入れた返答をする

認知症を患っている高齢者の方の中には、ご飯を食べたあとも「食べていない」と言う方がいますよね。
一度や二度なら良いのですが、これが毎日となるとつらいのではないでしょうか。
しかし高齢者の方も言いたくて言っているわけではありません。
ですから「今、食事の支度していますよ」「作っているから、少し待っていてください」と、高齢者の方の言葉を否定せず、声がけしてあげてください。
気持ちを落ち着けてくれることがありますよ。
高齢者の方を立てる

相手を立てることは、相手の気分もよくなり、その場の雰囲気もよくなることにつながります。
立てられて嫌な気持ちを持つ方は、あまりいらっしゃらないようです。
「恥ずかしい」と思ったとしても、心の中では嬉しかったりしますよね。
「〇〇さんのような人になりたいです」「着ている物を褒める」といった相手を立てる言葉を、会話に添えることで高齢者の方の心を開き、安心感を与えることにつながります。
立てることで相手を尊重することになり「大切にしてもらっている」と思い、元気な気持ちになるそうですよ。
いつもの会話にぜひ活用してみてくださいね。
最近の様子を聞いてみる

高齢者の方の中には、気持ちが落ち込むと口数が少なくなる方も多いのではないでしょうか。
そういう時には、ぜひ家族との時間やお出掛けで楽しかった思い出などを聞いてあげてください。
落ち込むと、ついつい悪いことばかり考えてしまうのが人間です。
そんな時こそ、楽しいことを考えて気持ちを上げることが大切。
しかし1人ではなかなか難しいものですよね。
積極的に声をかけおしゃべりし、楽しい記憶を引き出してあげてくださいね。
おわりに
高齢者の方が元気になる言葉は相手を尊重して、前向きになるようなフレーズが多いようです。
元気がない方やいつもと様子が違う方と接する際は、この「高齢者の方が元気になる言葉」を参考にてくださいね。
また、声掛けが得意な方からアドバイスをいただくなど、言葉の引き出しを増やして高齢者の方との会話に役立てましょう!