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【高齢者向け】気持ちに寄り添う元気になる言葉

以前より体を動かすことが難しくなった、病気にかかりやすくなったなど不安な気持ちを抱えている高齢者の方は多いようです。

事情により家族と疎遠になったなど、さみしい気持ちの方も。

そんなときに、高齢者の方の気持ちに寄り添い元気になっていただけたらと思いますよね!

そこで今回は「高齢者の方向けの元気になる言葉」をご紹介します。

高齢者の方と関わる際に「どのような声掛けをしたらいいのだろう」と考えてしまうこともありますよね。

声掛けが得意な方からアドバイスをいただいたり、今回ご紹介する「元気になる言葉」を参考にして、高齢者の方とすてきな時間をお過ごしください。

【高齢者向け】気持ちに寄り添う元気になる言葉(1〜20)

「うんうん」「そうですよね」相手の言葉に相槌をうつ

「うんうん」「そうですよね」相手の言葉に相槌をうつ

相槌をうつことは、コミュニケーションにおいてとても大切な要素の1つです。

話し手の内容に合わせて聞き手が適切に反応することで、自分の話が受け入れられていると肯定的に感じます。

自分の話に興味を持ってくれている、と感じられると、会話はより促進されます。

また、「そうですよね」という同調を示すことで、「自分の気持ちを分かってくれる」と受け止められるので、話の内容を深めたり、続きを促す効果もあります。

これまで意識したことのない方はぜひ意識しておこなってみてください。

その効果が感じられますよ。

「カッコイイですね!」「面白そうですね!」相手の話に興味を示す、話してくださったことを喜ぶ姿勢

「カッコイイですね!」「面白そうですね!」相手の話に興味を示す、話してくださったことを喜ぶ姿勢

自分が話したことを、聞いている相手が好意的に受け取ってくれたら、嬉しいですし安心しますよね。

お話をしてくださる高齢者の方も同じ気持ちです。

自分が話しをしたことに「カッコイイですね!」や「面白そうですね!」といった言葉で、興味を示し話してくださったことを感謝する姿勢が大切です。

会話が苦手な高齢者の方との会話でも役立ちます。

興味を自分に示してもらえたことに安心し「もっと話してみよう」と思っていただけるかもしれません。

さらに会話が広がり信頼関係が築けていけそうですね。

「今日はちょっとお休みしませんか?」さりげなく休むことを提案する

「今日はちょっとお休みしませんか?」さりげなく休むことを提案する

日本人社会には「人に迷惑をかけない」という文化があります。

列にはきちんと並ぶ、ゴミをポイ捨てしない、などがありますが、一説には昔の村などの集団単位で営まれる生活を、円滑に進めるために根付いたものとも言われています。

日本の美徳とも言われますね。

ご年配の方もそうした教えを受けてきていることから、人に迷惑をかけたくない、心配をかけたくない、という気持ちを持つ方は多いと思います。

しかし、年齢を重ねるにつれ、なにかと不調を起こしやすくなるものです。

頑張ろうとする気持ちは素晴らしいですが、来週も、その先も頑張れるように、今日は体を休めませんか?

と声をかけることで、すっと心が軽くなるかもしれません。

「我慢しなくて大丈夫ですよ」「泣いて良いんですよ」マイナスな感情を引き出す言葉

「我慢しなくて大丈夫ですよ」「泣いて良いんですよ」マイナスな感情を引き出す言葉

子どもの頃は喜怒哀楽を自由に表現することが許されていますが、大人になるにつれ我慢するように、節度ある行動をするようにと求められます。

当然、ご年配の方は感情をぐっとこらえることを多く経験してきたはずです。

また、年を取るにつれ感じる身体的な衰えと、それに伴う「これからどうなるのか」といった不安、病気や親しい人との別れなど、さまざまな過程を経ることは避けられません。

こうした時に「我慢しなくて良いですよ」「泣くことは恥ずかしいことではありません」という一言をかけてもらえると、少し気持ちが楽になるかもしれませんね。

「話せるようになったら声をかけてくださいね」「いつでも話を聞きますよ」心配しながらも見守る姿勢

「話せるようになったら声をかけてくださいね」「いつでも話を聞きますよ」心配しながらも見守る姿勢

良かれと思って「話を聞かせてください」と伝えても、人によっては「言えるタイミング」が違いますよね。

相手の力になりたいという気持ちは大切ですが、相手の気持ちはどうなのか、という視点もだいじにしたいものです。

相談したいと思っていても、自分が思っていることを聞いて否定的に思われたらどうしよう、こんなことを言うのが恥ずかしい、といった気持ちがあるかもしれないことをふまえ、「話せるようになったら声をかけてくださいね」「いつでも話を聞きますよ」と、気にかけている、見守る姿勢を見せることが大切です。