【高齢者向け】手指のリハビリグッズ。簡単手作りアイデアをご紹介
病気や障害によって、手指が動かしづらくなったり、意図しない動きになってしまうことがあります。
こうした症状が手指に出ると、お箸やペンがうまく使えなかったり、服を着るのに苦労したり、力が入らず転倒してしまったりと、日常生活にさまざまな支障をきたします。
そこでこの記事では手指を動かせるようになるための、手作りリハビリグッズをご紹介。
どれも簡単に作れるものばかりなので、高齢者施設などで作って高齢者の方のリハビリに役立ててくださいね!
【高齢者向け】手指のリハビリグッズ。簡単手作りアイデアをご紹介(11〜20)
ペットボトルキャップで指先運動

大量に出るペットボトルのフタを使って作れるレクリエーショングッズがこちらです。
台紙と同じ漢字の書かれたペットボトルのフタを台紙の上に間違えずに並べていきます。
漢字は魚や木のシリーズなど、判別が難しいものがオススメです。
文字を判別しながらペットボトルのフタを指でつまむので、頭と指先の両方が鍛えられます。
ぜひ一度作って遊んでみてくださいね。
足し算の式と答えなどを組み合わせるゲームでもいいかもしれません。
ボトルキャップと箸を使ったひっくり返しゲーム

お箸を使う練習にもなる、こちらのリハビリグッズ。
卵のパックとパック内のくぼみと同じ数のペットボトルのフタ、そして割り箸を用意します。
訓練される方には、お箸を使ってたこ焼きをひっくり返すようにペットボトルのフタをひっくり返していってもらいます。
お箸を練習するうえではしっかり2本のお箸を使ってひっくり返したいところですが、1本だけにしてフタにうまくひっかけてひっくり返していくのもOK!
やりやすいやり方でまずは初めて、難しかったやり方は後から挑戦してみるというのもいいでしょう。
フタに絵を描いて、神経衰弱のような形にしてひっくり返していくのもオススメです。
リハビリお箸

お箸を使うことそのもののリハビリをするのにぴったりな、リハビリお箸を紹介します!
割り箸を1膳と輪ゴム2本、洗濯バサミを用意してください。
割り箸は割って、持ち手側に洗濯バサミをつけます。
洗濯バサミは開く方を割り箸の端に持ってきて、割り箸で挟んだら輪ゴムでそれぞれをくっつけます。
これで、リハビリお箸が完成!
指でお箸を握ることで洗濯バサミが稼働し、箸同士が開閉するので食べ物がつかめるようになります。
手指をうまく動かせずお箸が使いづらいという方は、このお箸でリハビリしてみてくださいね!
お箸のトレーニンググッズ

お箸は、物をつかんで離すといった一連の動作をおこなうので、手指のリハビリにぴったりのアイテムです。
製氷皿のような仕切りのついた入れ物を用意します。
空いたティッシュ箱に厚紙などで仕切りを作るのもオススメです。
あとは、それぞれの仕切りに入るサイズのフェルトボールや小さく丸めた紙などを用意します。
これで準備完了!
訓練される方には、お箸を使ってフェルトボールや丸めた紙をつかんでもらい、入れ物の中に入れていってもらいます。
仕切りの一区画に一つ入れるという細かなルール付けをすることで、手をしっかり動かせますよ!
ピンと輪ゴムで作る協調性訓練グッズ

手指はもちろん、手指を使いながら目で物をしっかり観察する訓練もできる協調性訓練グッズがこちらです。
1辺10cm程度の小さな薄い木の板を用意します。
その板を縁取るように均等に、持ち手の付いた押しピンを刺したら道具の準備はOK!
ここにお箸を使って輪ゴムをいろんな形にはめていくのが、このリハビリグッズの使い方です。
そのため、どんな形を輪ゴムで作ってもらうか、見本も用意しておきましょう。
同じ形を作れるように目でしっかり観察し、手指でお箸を使って輪ゴムをあてはめる。
これでリハビリができます!