【高齢者向け】手指のリハビリグッズ。簡単手作りアイデアをご紹介
病気や障害によって、手指が動かしづらくなったり、意図しない動きになってしまうことがあります。
こうした症状が手指に出ると、お箸やペンがうまく使えなかったり、服を着るのに苦労したり、力が入らず転倒してしまったりと、日常生活にさまざまな支障をきたします。
そこでこの記事では手指を動かせるようになるための、手作りリハビリグッズをご紹介。
どれも簡単に作れるものばかりなので、高齢者施設などで作って高齢者の方のリハビリに役立ててくださいね!
【高齢者向け】手指のリハビリグッズ。簡単手作りアイデアをご紹介(31〜40)
指先を使った神経衰弱

指先の運動と脳トレ効果にもつながる、手作りの神経衰弱です。
100円均一のお店で販売している、スポンジブロックとアイスの棒を使って作れますよ。
スポンジブロックにささったアイスの棒を抜いていくゲームですが、ひと工夫していきましょう。
アイスの棒に色のついたシールを貼ると、脳トレ効果にもなる神経衰弱ゲームになります。
もちろん、色のシール以外にも動物やフルーツのシールなどでも楽しめます。
アイスの棒をスポンジブロックから2本選び、両方とも同じシールの棒なら抜いていきましょう。
違うシールなら、再び棒を同じ場所に戻しますよ。
お一人でも大人数でも盛り上がるゲームなので、楽しみながら指先の運動と脳トレができます。
レクリエーションにもオススメです。
牛乳パックで作る指先の運動グッズ

牛乳パックで簡単に作れるリハビリグッズを紹介!
まずは、輪切りに細長く切った牛乳パックをたくさん用意します。
もし開いた後の牛乳パックを使う場合は、切った後に輪っかに成形してくださいね。
輪投げの輪のような牛乳パックがたくさんできれば、準備OK!
訓練される方には、一つずつ指でつかんで、タワーのように重ねていってもらいます。
お箸で牛乳パックをつかめば、お箸の訓練にもなりますよ!
時間内に誰が1番高く積み上げられるかを競うなど、ゲーム性を持っておこなうのもオススメです。
お手玉

お手玉は、中に入った小豆などの感触を手指でしっかり感じたり、握る、投げる、つかむといった動作をしたりすることで、手指のリハビリをおこないます。
まず好きな布で袋を作り、その中に小豆などを入れていきます。
小豆以外には、ジュズ玉や乾燥させたとうもろこしの実、貝がらなどを入れるのがオススメです。
あとはフタを閉じれば完成!
お孫さんとの遊びにも使えるので、楽しみながら手指のリハビリができますよ!
お手玉を積み上げたり、カゴの中に投げ入れたりするゲームもあるので、挑戦してみてくださいね。
ひも通しで手指を訓練するグッズ

手指、そして手首も訓練できるひも通しグッズを紹介します!
ひもが通るサイズの穴を開けた、長細い木の板をいくつか用意します。
それらを1枚の木の板に立ててくっつければ完成!
訓練される方は、針に糸を通すのと同じような形で、穴の開いた部分にひもを順番に通していってもらいます。
最初は両手を使ってやってみて、その後は利き手だけを使い、手指をうまく動かしながらひもを通してみましょう。
人によって通しやすい方向があるかと思いますが、通しにくい方向からも挑戦することでより手指の運動につながりますよ。
指と脳の訓練グッズ

手指の訓練とともに、脳トレにもつながるリハビリグッズがこちらです。
ます、ランダムに丸で囲んだ数字が書かれた紙と、書かれた数字と同じ数字を割り振ったペットボトルのフタを用意してください。
数字を囲む丸は、ペットボトルのフタの大きさに合わせるのがオススメです。
訓練される方は、数字が書かれたペットボトルのフタを手で取って、フタの数字と同じ数字が書かれたところにフタを置いていってもらいます。
紙に書く数字はきちんと並べられた状態でもいいですし、難易度を上げてバラバラに書くのもいいでしょう。
手指でものをつかむ練習、そして同じ数字を見つけるという頭の体操にぜひ活用してみてくださいね!