【高齢者向け】難しいけど盛り上がる!漢字クイズ
この記事では高齢者の方向けの漢字クイズをご紹介します!
デイサービスなどのレクリエーションで、よく取り入れられるクイズですが、今回は漢字クイズを中心に集めてみました。
携帯電話をさわる機会が多くなり、簡単に変換できてしまう分、読むのはできるけど書くのは苦手……という方も多いのではないでしょうか?
1人ずつじっくり考えるのもいいですし、わからない問題はみなさんでわいわい相談しながら解いても楽しいですよね。
脳トレにもなって勉強にもなってと一石二鳥な漢字クイズをぜひおこなってみてくださいね!
【高齢者向け】難しいけど盛り上がる!漢字クイズ(51〜60)
仙人掌

仙人掌と書いて「サボテン」と読みます。
「仙人掌」の漢字表記は中国漢帝国の皇帝に由来します。
第7代皇帝の武帝が不老不死の薬を調合するために「仙人掌」と呼ばれる、手に皿を持った巨大な仙人像を作ります。
その姿がサボテンと似ていたため、仙人掌がサボテンを意味するようになったそうです。
ちなみに「サボテン」の読み方は、ポルトガル語が由来という説があります。
日本にサボテンを伝えたポルトガル人が石鹸の代わりとして使っていました。
この植物が「石鹸体、読み方はサボンテイ」と呼ばれるようになり、「シャボテン」から「サボテン」へと変化したそうです。
動物の名前が入っている県名が4つあります。どこでしょうか?

都道府県の名前の中から、動物の名前が使われている場所を考えてもらうシンプルなクイズです。
たくさんあるので、すばやく都道府県の名前が思い浮かべられるかが大切なポイントですね。
順番に思い浮かべていけばある程度はたどり着けると思いますが、思いつかないという場合にはそれぞれのエリアをヒントにしましょう。
答えは群馬、鳥取、熊本、鹿児島です。
それぞれの場所に対する思い出も合わせて振り返れば盛り上りそうですね。
犀

「犀」と書いて「サイ」と読みます。
大きな体で、厚くて硬い皮膚に覆われた、あの陸上動物です。
「犀」を音読みすると「セイ」「サイ」、訓読みすると「するどい」「かたい」です。
なるほど「かたい」皮膚で、鼻の上に「するどい」角を持っていますね。
漢字の部首は「牛」部で、中国語だと「犀牛」と書きます。
ちなみに、秋になると甘い香りのする金木犀の「せい」が、この「犀」です。
これは、金木犀の樹皮がサイの皮膚に似ているからだそうです。
玉蜀黍

あまり見慣れない漢字が並ぶこちら「玉蜀黍」という漢字。
世界三大穀物の一つで、夏に旬を迎える食べ物です。
こちらの漢字で表記されているのは一般的なこの食べ物の呼び方ですが、日本では「トーキビ」や「ナンバ」など、地域によってさまざまな呼び方をされています。
全国各地のいろんな呼び方をヒントで紹介し、高齢者の方が自分の生まれ故郷の呼び方を見つけられると、一気に答えにたどり着けるかもしれませんね。
この漢字の正解は、ずばり「とうもろこし」です。
夏バテの回復にも効果があるので、クイズを解いた後にぜひ食べてみてくださいね。
翡翠

思わず「ひすい」と呼んでしまいたくなるこちらの「翡翠」という漢字。
実は、ある鳥の名前なんです。
その鳥の見た目は、青い頭、羽に、おなかの部分は黄色やオレンジのような色をしています。
美しい色合いなので、青い宝石や渓流の宝石などと呼ばれています。
スズメよりやや大きく、水辺でよく見られるその鳥の名前は、ずばり「カワセミ」です!
その姿や異名にはぴったりの漢字とはいえ、少しびっくりしますよね。
とはいえ、実は宝石の翡翠よりも先にカワセミの方がこの漢字を使っていたんですよ。