【座って安全に楽しめる】高齢者にオススメの新聞紙レク
高齢者施設やデイサービスでは、日々のレクリエーションづくりに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
大がかりになると、準備に時間がかかるなんてこともありますよね。
そんな時にオススメなのが、新聞紙を使ったレクリエーションです。
新聞紙は身近にあるものですし、簡単に用意ができます。
さらに高齢者の方の心身の状態にあわせておこなえるように、座ってできます。
今回は、高齢者にオススメの手軽にできる新聞紙レクをご紹介します。
【座って安全に楽しめる】高齢者にオススメの新聞紙レク(1〜20)
集団レクリエーション

新聞紙を丸める動きと、丸まった新聞紙を広げる動きに注目したレクリエーションです。
まずは手元に新聞紙をならべて、広がったものは丸める、丸まったものは広げるという動きのスピードを競っていきましょう。
新聞紙が破れないように注意してもらうことも大切で、指先の動きや力をしっかりとコントロールしてもらう内容ですね。
そこにアレンジを加えて、丸まった新聞紙からピンポン玉を探す、紙コップに丸めた新聞紙を詰め込むなど、より動きの細かさや力の込め方に集中してもらいましょう。
新聞紙引っ張りゲーム

細長くカットした新聞紙を指でつまんだ状態で向かい合って座り、その指でつまんだ新聞紙を引っ張り合ってもらうゲームです。
新聞紙がちぎれることで勝敗が決まる流れですが、新聞紙は丈夫でなかなかちぎれないため、しっかりと指先に力を込めてもらえますね。
まずは長く残った方が勝ちという一発で勝敗が決まるルールで、持ち方や力の込め方を知ってもらい、そこからルールにアレンジを加えていきましょう。
短く切れた枚数が多い方が勝ちというルールもオススメです。
持ち方と引っ張り方の工夫だけでなく、徐々に新聞紙が短くなることで力のコントロールにも意識が向けられますね。
棒キャッチ

いつまでも元気に長生きしたい、誰しもが願うことですよね。
新聞紙棒を使った棒キャッチゲームで介護予防に取り組んでみましょう。
高齢者の方に2人組分かれてもらい、椅子に向かい合って座っていただきます。
片手で持った新聞紙棒を向かい合ったペアの人に投げ、受け取る人も片手でキャッチしますよ。
投げる受け取るという動作では、いかにペアの相手と息を合わせられるかが重要になってきます!
楽しくコミュニケーションをとりながら、運動不足の解消や介護予防に取り組めるこちらのレクリエーションを試してみてはいかがでしょうか。
巨大三角タワー

すごく簡単な遊びだけど、実は難しい!
新聞紙タワーにチャレンジしてみましょう!
新聞紙を縦長になるように置き、4分の1の幅になるように折りたたみます。
つぎに三角柱の形になるように折りたたみ、端を入れ込みましょう。
たたんでおくとかさばらないので、一度作ると繰り返し遊べるのが嬉しいですね。
新聞紙タワーのルールはシンプルで、三角の新聞紙を上に積み上げていき、いくつ積み上げられたか競うというもの。
見ているまわりの方には「もう少し右、左、傾いてるよ」と声で伝えていただきましょう!
コミュニケーションの促進にもつながりますよ。
新聞紙じゃんけん

白熱した戦いになること間違いなし!
新聞紙じゃんけんにチャレンジしてみましょう!
2人の高齢者の方に向かい合って座っていただきます。
机の上に細長い新聞紙を置いたら、じゃんけんをします。
勝った人は新聞紙を取り、負けた人は取られないように押さえるというルール。
ちなみに、ちぎってしまったら負けですよ。
じゃんけんをして即座に勝敗を理解し、行動に移すという頭を使うレクリエーションですね。
頭を使い体を動かすレクリエーションは脳を活性化させ、認知症予防に効果的です。
ほかの利用者さんと笑いながら楽しい時間をお過ごしください。