【高齢者向け】いつもの口腔体操をアレンジ!パタカラ体操や早口言葉
高齢者の方が生活されている施設では、食事の時間を楽しみにされている方が多いですよね。
今回は、おいしく食事を食べるために、噛む力や飲み込む力を高められる口腔体操をご紹介します。
すでに取り入れている施設では、いつもの体操に加えてアレンジすると楽しく続けられますね。
まだおこなっていない施設では、ゆっくりしたリズムのものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
唾液がよく出るようになることで誤嚥を防ぎ、消化機能の向上、食欲が増進の効果に期待できますよ!
【高齢者向け】いつもの口腔体操をアレンジ!パタカラ体操や早口言葉(21〜30)
パタカラ歌 春が来た

皆さんご存じの唱歌「春が来た」に合わせて、嚙む力や、飲み込む力のトレーニングをおこなってみませんか?
やり方は簡単。
お馴染みの歌の歌詞をパタカラの音に変えて発声するだけです。
また、場所を選ばず、どこでもおこなえますよ。
高齢者施設ではやり方がわからない人がでないように、スタッフが実演して見本を見せておくと良いでしょう。
食事前におこなうことで誤嚥予防の効果が高くなるため、あらかじめ体操の目的と効果を説明しておくと、より積極的に参加していただけることでしょう。
文章を読むだけで誤嚥むせ込みを予防できる体操 パタカラ体操

パタカラ体操とは、発音することで口腔機能に働きかける体操です。
今回は、文章を読んでおこなう方法をご紹介します。
ホワイトボードに書いた文章を声に出すだけで良いので、自分のペースでおこなえます。
また、メモに取れば自宅など、どこでもおこなえる点が魅力です。
嚙む力を高めることで食べ物の消化を助け、飲み込む力を高めることで、誤って飲み込む誤嚥や、それにより起こる肺炎の予防、唾液がでやすくなるため、口の中の殺菌消毒につながるといった効果があります。
食事前におこなうと、より一層効果が期待できますよ。
背くらべの歌でパタカラ体操

皆さんご存じの童謡「背くらべ」に合わせて、お口のトレーニングをおこなうアイディアをご紹介します。
やり方はとっても簡単!
歌の歌詞をパタカラの音に変えて発声するだけです。
高齢者施設でおこなう場合は、一度歌を歌ってからパタカラに変えておこなってみると、わかりやすいかもしれませんね。
歌詞が見えるように、ホワイトボードに書いたり、紙に書いて配るなどの工夫も大切ですよ。
食事前におこなうことでむせ込みを予防する効果が高くなりますし、毎日継続すると、より効果が期待できますよ。
ぜひおこなってみてくださいね。
春の小川でパタカラ体操

歌をうたいながらおこなう、パタカラ体操をご紹介します。
パ、タ、カ、ラと発生することで、口周りや 舌の筋肉のトレーニングがおこなえるパタカラ体操。
日課の体操の中に取り入れている施設もありますよね。
『春の小川』といった高齢者の方になじみのある歌でおこなうことで、体操に取り組みがしやすくなりますよ。
『春の小川』は、メロディもゆったりとしているので体操にオススメです。
さらに、季節を感じる歌を選曲することで、高齢者の方に季節も感じていただけそうですね。
いつもの体操に、取り入れてみてはいかがでしょうか。
この子なかなかカタカナ書けなかったな、泣かなかったかな?

「この子なかなかカタカナ書けなかったな、泣かなかったかな?」は、長文の早口言葉ですね。
カタカナが書けなかった子どもが、泣いていないか心配しているのでしょうか?
なかなかとカタカナといった似ている音の言葉が、逆読みのように連続していますね。
さらに、かが連続しているので同じ音の読みが連続しています。
こちらも、読みづらさをプラスしていますよ。
早口言葉は焦ってしまいがちですが、焦らずに読み流すことがポイントです。