【高齢者向け】いつもの口腔体操をアレンジ!パタカラ体操や早口言葉
高齢者の方が生活されている施設では、食事の時間を楽しみにされている方が多いですよね。
今回は、おいしく食事を食べるために、噛む力や飲み込む力を高められる口腔体操をご紹介します。
すでに取り入れている施設では、いつもの体操に加えてアレンジすると楽しく続けられますね。
まだおこなっていない施設では、ゆっくりしたリズムのものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
唾液がよく出るようになることで誤嚥を防ぎ、消化機能の向上、食欲が増進の効果に期待できますよ!
【高齢者向け】いつもの口腔体操をアレンジ!パタカラ体操や早口言葉(31〜40)
新人歌手新春シャンソンショー

フランス語で歌の意味があるシャンソン。
日本では、美輪明宏さんが日本語でカバーして歌ったシャンソン『メケメケ』も有名です。
高齢者の方も、一度はきいたことがあるかもしれませんね。
早口言葉の「新人歌手新春シャンソンショー」は、新年を迎え、新人の方が歌ったシャンソンショーの意味合いがとれます。
早口言葉からは、すがすがしい雰囲気の中で美しい歌声をきいているようなイメージです。
ですが早口言葉に挑戦すると言いづらいですね。
特に、シャンソンのソがショになってしまいますよ。
あいうべ体操クラシック

風邪やインフルエンザの対策に行っている「あいうべ体操」に、クラシックの要素を加えてみましょう。
使用する曲は『ジムノペディ』のようなゆったりとしたメロディのものでもいいですし、高齢者の方がお好きなクラシックでもいいですね。
自分の好きなクラシックで体操ができると、高齢者の方も楽しめますね。
メロディーに合わせて「あ、い、う、べ」と口を大きくしたり、舌を突き出して下げますよ。
特に、秋や冬など空気が乾燥する季節にオススメしたい体操です。
ぜひ、取り組んでみてくださいね。
ぱぴぷぺぽ、で体操

『鳩ぽっぽ』の歌詞を「ぱぴぷぺぽ」に変えた口腔体操のご紹介です。
最初は、紙やホワイトボードに歌詞を書いて歌っていただきます。
慣れてきたら、歌詞を隠して、考えながら歌うことが笑いにつながりますよ。
また、歌詞を思い出すことは、脳を活性化して認知症予防の効果も期待できます。
アレンジして、歌いながら腕を上げたり足踏みを取り入れるなどもオススメです。
もちろん高齢者の方の、できる範囲で大丈夫ですよ。
数人の高齢者の方と行うと、盛り上がりそうな口腔体操ですね。
お玉じゃくしは蛙の子で体操

パタカラ体操を、童謡『おたまじゃくしは蛙の子』にアレンジして取り組んでみませんか?
「パ、タ、カ、ラ」がそれぞれに付くよう「植物」や「動物」に歌詞を変えていきます。
パ、タ、カ、ラが付く言葉は、クイズ形式で高齢者の方から挙げていただいてもいいですね。
挙げた言葉に合った文章を、歌詞にあてはめて歌っていきます。
『おたまじゃくしは蛙の子』は、高齢者の方も一度は歌ったことがある方が多いので、挑戦しやすいのではないでしょうか?
楽しみながら歌って、口や舌の筋肉や顔の筋肉を鍛えられますよ。
食事の食べこぼしや、誤嚥防止にぜひ挑戦してみてくださいね。
かえるのがっしょうの歌に合わせて体操

食事の前に口腔体操をする高齢者施設は多いですよね。
私たちは、食事の際に、口以外に首や肩の筋肉を使います。
今回の口腔体操では、童謡『かえるの合唱』の曲に合わせて、全てを動かしてトレーニングできますよ。
体を動かし歌詞をパタカラに変えて歌うなど、一曲の歌の中でたくさんの体操が可能です。
ユーモラスな雰囲気のある曲調の『かえるの合唱』なら、高齢者の方も和やかな気持ちで体操に取り組んでいただけるかもしれませんよ。
いつもの口腔体操にアレンジがきいた『かえるの合唱』の体操を取り入れて挑戦してみてくださいね。