RAG MusicHouse-Techno
おすすめのハウス・テクノ
search

美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲

「エレクトロニカ」と呼ばれるジャンルは電子音楽のサブジャンル的な扱いではありますが、その実態は曖昧でクラブ・ミュージック系のアーティストに限らず、とくに2000年代以降は多くのミュージシャンが「エレクトロニカ的」手法を取り入れた音楽を模索しています。

意識せずとも、私たちは自然とエレクトロニカ的な音を耳にしているのですね。

そこで今回は、いわゆるIDMと呼ばれる90年代初頭の代表曲を皮切りに、ポストロックやエレクトロ・シューゲイザー、ヒップホップの領域に至るまでさまざまな名曲を一挙ご紹介!

エレクトロニカ入門編のプレイリストとしても、ぜひ参考にしてみてください。

美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲(21〜40)

CIRKLON3Aphex Twin

Aphex Twin – CIRKLON3 [ Колхозная mix ]
CIRKLON3Aphex Twin

美しく複雑な電子音の世界へ誘う一曲です。

エイフェックス・ツインさんの独特な音楽性が存分に発揮され、リスナーを未知の音響体験へと導きます。

2016年7月にリリースされたこの楽曲は、17年ぶりとなる公式ミュージックビデオも話題を呼びました。

12歳の少年が監督を務めるという斬新な試みも、アーティストの革新性を物語っています。

エレクトロニカの奥深さに触れたい方や、音楽の新たな可能性を探求したい方におすすめです。

本作は、従来の音楽の枠を超えた芸術作品として、聴く人の想像力を刺激し続けることでしょう。

DroppAutechre

まるで機械の鼓動が響き渡るかのような、無機質な美しさを湛えたサウンドスケープを展開するのが、この革新的な作品です。

Autechreが1999年6月にリリースしたこの楽曲は、デジタルな音響空間の中で、リスナーの感覚を刺激し続けます。

抽象的なリズムと複雑に絡み合うテクスチャーが、独特の世界観を作り上げており、まるで未来の音楽を先取りしているかのような斬新さに驚かされます。

本作は言葉を超えたコミュニケーションの形を提示し、聴く者に直接的な体験をもたらします。

電子音楽に興味のある方はもちろん、新しい音の可能性を探求したい方にもおすすめの一曲です。

Black PhaseTim Hecker

幻想的で美しい音の層が心に深く沁み込む、究極のエレクトロニカ作品です。

Tim Heckerさんが2016年4月に4ADからリリースしたアルバム『Love Streams』の締めくくりを飾る本作は、アイスランドの合唱団アンサンブルの不気味なボーカルが特徴的。

オスカーにノミネートされた作曲家Jóhann Jóhannssonさんによる編曲も光ります。

静寂とドローンの波が織りなす音の世界は、まるで絵画のような豊かな表現力を持ち、聴く者の創造力をかき立てます。

日常から離れて内省的な時間を過ごしたい時や、音楽の新たな可能性を探りたい方にぜひおすすめです。

Winter LinnClark

冬の情景を描く音のキャンバスとして、Clarkさんが2014年11月に発表したのがこの楽曲です。

冷たくも暖かみを感じさせるシンセサイザーが特徴で、リスナーを独特の感覚世界へと誘います。

メロディックなビートと緻密に設計された音響効果が、幻想的なイメージを具現化。

本作は、アルバム『Clark』に収録されており、映画やテレビ番組でも使用されています。

例えば、「The Grand Tour」のシーズン2エピソード10や、ビデオゲーム「Watch Dogs 2」のサウンドトラックにも追加されました。

エレクトロニカの多彩な表現を感じ取ることができる本作は、現代音楽を聴く上で見過ごせない曲。

音楽ファンには必聴のトラックです。

音楽の新たな地平へ踏み出すきっかけになるかもしれません。

Love Grows Out Of Thin AirUlrich Schnauss

Ulrich Schnauss ‘Love Grows Out Of Thin Air’ (Version 2020)
Love Grows Out Of Thin AirUlrich Schnauss

エレクトロ・シューゲイザーの美しいサウンドスケープを、繊細なシンセサイザーの旋律と共に描き出す名曲です。

ドイツ出身のウルリッヒ・シュナウスさんが2016年11月にリリースしたアルバム『No Further Ahead Than Today』に収録されており、人間の感情を音に変換しようとする彼の試みが結実した作品と言えるでしょう。

本作のミュージックビデオは、短編映画のような形式で制作され、曲自体がスコアとして機能しています。

2020年4月には、シュナウスさんのキャリアを網羅した7枚組コンピレーションにも収録され、彼の音楽的才能を象徴する1曲として再評価されました。

心地よい電子音の波に身を委ねたい時、ぜひこの曲に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。