【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲
「エレクトロニカ」と呼ばれるジャンルは電子音楽のサブジャンル的な扱いではありますが、その実態は曖昧でクラブ・ミュージック系のアーティストに限らず、とくに2000年代以降は多くのミュージシャンが「エレクトロニカ的」手法を取り入れた音楽を模索しています。
意識せずとも、私たちは自然とエレクトロニカ的な音を耳にしているのですね。
そこで今回は、いわゆるIDMと呼ばれる90年代初頭の代表曲を皮切りに、ポストロックやエレクトロ・シューゲイザー、ヒップホップの領域に至るまでさまざまな名曲を一挙ご紹介!
エレクトロニカ入門編のプレイリストとしても、ぜひ参考にしてみてください。
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【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲(21〜30)
Summer ColourI Am Robot & Proud

あまりテクノやクラブ・ミュージックを聴いたことがないけど、なんとなくエレクトロニカに興味がある……という方にも大推薦のアーティストが、I Am Robot And Proudです!
カナダはトロント生まれ、中国系カナダ人のショウハン・リームさんによるソロ・プロジェクトで、とにかく聴きやすいメロディが満載、ポップなエレクトロニカを軸とした音楽は、初心者であってもすんなり入り込めるはず。
トロント王立音楽院にてクラシックピアノを専攻していたというキャリアを経て、電子音楽へと転向したキャリアを持つリームさんならではのサウンド作りは、雰囲気重視のふんわりとしたエレクトロニカとは一線を画す、オーガニックで温かみのある歌心と人懐こい電子音がちりばめられたもので、繰り返すようにエレクトロニカをあまり聴いたことがない、という方にも楽しめる音楽性なのですね。
来日ツアーの模様で構成されたMVも印象的なこちらの『Summer Colour』は、そんなI Am Robot And Proudの王道とも言えるポップでどこかノスタルジックな雰囲気に切なさも感じさせるステキなナンバー。
まずはI Am Robot And Proudの作品群からエレクトロニカを聴き始める、という選択肢は大いにありだと思いますよ!
Bless This Morning YearHELIOS

2000年代以降の美しいメロディを持ったエレクトロニカと言われて、Heliosの作品を真っ先に挙げられる方は多いのでは?
ピアノ・アンビエントを軸としたポスト・クラシカル的な音を鳴らすGoldmundなど、さまざまな名義で多くの作品をリリースし、ここ日本においても人気の高いアーティスト、キース・ケニフさんによるエレクトロニカ・プロジェクトです。
あからさまなポピュラリティや美メロとは一味違う、浮遊するアンビエントな空気感が幻想的で美しいこちらの『Bless This Morning Year』は、2006年にHelios名義でリリースされた名盤セカンド・アルバム『Eingya』のオープニングを飾るナンバーです。
生のアコースティック・ギターの響き、前面に出過ぎない電子音、フィールドレコ―ディングといった要素が緻密に織り成すテクスチャーの妙は、キースさんの素晴らしい才能を如実に示すものでした。
アルバムがエレクトロニカ好きであればおなじみの名門レーベル、Typeからリリースされたこともあって、リリース当初からポスト・ロックなどが好きなファンも含めて、熱心な音楽ファンの間で高い評価を受けていましたね。
メロディックなエレクトロニカを探しているという方であれば、必ず聴いておくべき名曲です!
【2026】美しきエレクトロニカ~オススメの名曲・人気曲(31〜40)
TendencyJan Jelinek

ドイツはベルリン出身のヤン・イェリネックさんは、00年代のエレクトロニカやミニマル・テクノといったジャンルがお好きであれば周知のアーティストです。
古いジャズのレコードを秒単位でサンプリングしてループさせながら、2000年代のクリック~ミニマル・テクノを通過した感性で繊細かつ緻密に再構築した世界観が高く評価された、2001年の名盤『Loop-Finding-Jazz-Records』の収録曲を紹介しましょう。
こちらの『Tendency』は、前年にはEP作品としてリリースされており、1998年より音楽活動をスタートさせたイェリネックさんにとってはキャリア最初期の楽曲とも言える名曲です。
アルバム自体は廃盤状態が続いておりましたが、2018年にはリイシューされて国内盤としてもリリースされたことを踏まえると、時代をこえて人気の高い作品であることが理解できるはず。
いわゆる美メロが楽しめるエレクトロニカとは違って、ミニマルやグリッチ・ハウスといったジャンルに属する音世界であり、聴きやすいメロディを期待した方は戸惑ってしまうかもしれません。
ですが、ジャズの温かみや電子音の硬質な質感が織り成すテクスチャー、計算されたレイヤードの構築美は、ぜひ一度は体験すべきと断言しましょう!
GalvanizeThe Chemical Brothers

人々の心を鼓舞する電子音楽の傑作。
イギリスのエレクトロニックデュオが放つ本作は、ビッグビートとヒップホップを融合させた独創的なサウンドが特徴です。
2004年11月にリリースされ、イギリスのシングルチャートで最高3位を記録。
2006年のグラミー賞では「ベスト・ダンス・レコーディング」を受賞しました。
Q-Tipさんのラップと東洋的な音色が織りなす絶妙な調和は、聴く者を行動へと駆り立てます。
夢の実現に向けて一歩を踏み出したい時、この1曲で背中を押してもらえるはずです。
2012年ロンドンオリンピックの各式典でも使用され、世界中の人々の心に響いた名曲です。
Never Catch Me ft. Kendrick LamarFlying Lotus

もはやジャンルで括ることは不可能、クロスオーバーなサウンドで世界中からリスペクトを受けるアーティストが、フライング・ロータスさんです。
ヒップホップ音楽のみならず、ジャズや電子音楽にブラジル音楽といったジャンルから影響を受け、独自のビート・ミュージック~ベース・ミュージックを作り上げて、2000年代後半以降の音楽シーンをリードし続ける重要な人物ですよね。
盟友ケンドリック・ラマーさんが参加した『Never Catch Me』は、2014年にリリースされてインパクトの強い顔ジャケでもおなじみのアルバム『You’re Dead!』に収録されている楽曲です。
自由奔放な電子音とループする美しいピアノのフレーズが鳴り響き、ジャズ的なドラムスが先導しながらラマーさんのソリッドなラップが刻まれる、といったようにエレクトロニカやジャズ、ヒップホップを鮮やかな手腕で融合させたフライング・ロータスさんの完ぺきなサウンド・メイキングのすごさに圧倒させられるナンバーですよね。
サイケデリックでスピリチュアル、それでいて限りなく美しい……当代きっての天才ビートメイカーの面目躍如といった楽曲の素晴らしさを、一度は体験していただきたいです!
Black List (Ft. Aesop Rock&MF Doom)Prefuse 73

エレクトロニカにヒップホップの要素を取り入れ、サンプリングしたラップを分解して再構築する「ボーカル・チョップ」と呼ばれる音楽的手法を提示して、エレクトロ・ミュージックの新たな地平を切り開いた天才、スコット・ヘレンさん。
さまざまな名義で活躍するヘレンさんの最も有名なアーティスト名義である「プレフューズ73」として、2001年に名門WARPからリリースしたデビュー・アルバム『Vocal Studies And Uprock Narratives』は、まさにヘレンさんの前衛的な才能が爆発した見事な作品であり、エレクトロニカのみならずヒップホップの歴史においても重要な1枚として語り継がれる大名盤です。
本稿で紹介する同アルバムに収録されている『Black List』は、ゲストにエイソップ・ロックさんと故・MFドゥームさんが参加した楽曲。
当時のアンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンにおいて先鋭的な活動が評価されていた才能が集結した名曲であり、2000年代前半のリアルなアンダーグラウンド・ミュージックの空気感、そして革新性を追体験するという意味でもぜひ聴いてみてほしいですね。
CIRKLON3Aphex Twin

美しく複雑な電子音の世界へ誘う一曲です。
エイフェックス・ツインさんの独特な音楽性が存分に発揮され、リスナーを未知の音響体験へと導きます。
2016年7月にリリースされたこの楽曲は、17年ぶりとなる公式ミュージックビデオも話題を呼びました。
12歳の少年が監督を務めるという斬新な試みも、アーティストの革新性を物語っています。
エレクトロニカの奥深さに触れたい方や、音楽の新たな可能性を探求したい方におすすめです。
本作は、従来の音楽の枠を超えた芸術作品として、聴く人の想像力を刺激し続けることでしょう。


