【2025】船が登場する演歌の名曲まとめ
突然ですが、皆さんは演歌といえばどのような歌詞をイメージしますでしょうか。
いつの時代も変わらぬ人間模様を歌い続ける演歌ですが、北の荒海や船、港に漁師といったテーマが思い浮かぶという方もきっと多いはず。
実際に演歌の名曲で船が登場する楽曲は多いですし、海で生きる男たちを活写した有名曲も多いですよね。
こちらの記事では、演歌の世界とは切っても切り離せない「船」が登場する演歌の名曲を紹介します。
男女の恋愛模様を描く中で象徴的に登場する船や港町を歌った演歌も含めたラインアップとなっていますから、演歌初心者のかたもぜひチェックしてみてくださいね。
【2025】船が登場する演歌の名曲まとめ(11〜20)
北海おとこ船木原たけし

荒波と生きる漁師たちの生活と心情を歌い上げた木原たけしさんの楽曲は、北の海での過酷な仕事と家族への思いを力強く表現しています。
2016年10月にリリースされたこの曲は、東北を中心に活動する木原さんの音楽的ルーツを反映した作品といえるでしょう。
歌詞には、自然の厳しさと戦いながらも仲間との絆や家族への愛情を大切にする漁師たちの姿が描かれており、人間の強さと優しさ、生きることの意味を伝えています。
本作は、海や船をテーマにした演歌の名曲として、港町で育った方々や漁業に携わる人々の心に深く響くことでしょう。
女一代 演歌船松前ひろ子

船をテーマにした演歌の名曲といえば、松前ひろ子さんの楽曲を忘れるわけにはいきません。
歌手生活50周年を記念して2019年2月にリリースされたこの楽曲は、女性の人生を荒波を乗り越える船に例えた力強い人生演歌なのです。
浮世の荒海に夢の網を投げ、稼ぎ一分、苦労九分の中で歌の花を咲かせる女性の強さと決意を表現しているのですね。
時化の時代に意地を抱き、目指す漁場に立ち向かう姿は、逆境にも屈せず前進する女性の姿勢を象徴しています。
松前さんの気風溢れる歌唱が魅力となっており、カップリング曲として「北の岬」が収録されているのもポイントです。
演歌ファンのみならず、多くの人々の心に響く作品となっていますよ。
海峡おんな船竹川美子

情感豊かな歌声と哀愁ただようメロディーが印象的な、竹川美子さんの楽曲です。
2025年4月に発売された本作は、作詞を田久保真見さん、作曲を叶弦大さんが手がけています。
女性の一途な心情、愛をダイナミックに描いた曲で、人生の歩み方の手本を一つ、指し示してくれるような内容。
大切な人を思い続ける、その芯の強さが伝わってきます。
演歌の持つ深い情緒を味わいたい方にオススメしたい珠玉の1曲です。
恋泣き港熊谷ひろみ

港町の切ない夜を優しく包む演歌です。
熊谷ひろみさんの透き通る歌声が、失恋の痛みを抱える女性の心情を繊細に表現。
2025年4月にリリースされた本作は、名作曲家、故市川昭介さんの未発表曲に、作詞家万城たかしさんの詞が加わって生まれた1曲。
南郷達也さんが情感豊かな編曲を施し、曲の魅力を一層引き立てています。
失恋の痛み、思い出の景色にぜひ思いをはせてみませんか。
凪か嵐か一条貫太

海洋をテーマに描かれた作品の第三弾となる本作は、波風の穏やかな時も激しい時も、たゆまぬ覚悟を持って前に進み続ける漁師の姿を力強く表現しています。
万城たかしさんの手による歌詞と、宮下健治さんが紡ぎ出すメロディが見事に調和し、一条貫太さんの伸びやかな歌声が心に響きます。
疾走感と躍動感にあふれた本作は、人生の岐路に立ったとき、新たな一歩を踏み出す勇気が必要な方に寄り添う一曲となることでしょう。
母さんの海うた村木弾

海を通して家族のきずなを歌う心温まる楽曲です。
村木弾さんのデビュー10周年を記念するシングルとして2025年1月に発売されました。
漁師として生きる父と、それを支える母への思いが詰まった歌詞が印象的。
都会で暮らす息子の視点からつづられる、家族への感謝と心配が胸に染みます。
家族や大切な人への気持ちを再確認したいとき、ぜひ聴いてほしい1曲です。
おわりに
冒頭でも触れましたが、やはり演歌というジャンルに船や港といったテーマは欠かせないですし演歌の歴史に残る名曲も多く誕生していることが、今回のリストをざっと眺めただけでも理解できますよね。
北の荒海と男の生きざま、時には男女の恋愛も船に託した味わい深い歌詞はSNSで世界中が瞬時につながる令和の今も、変わらぬ人生模様を描いているのです。