夏に聴きたい演歌の名曲。祭りや花火を歌った曲
演歌には四季を歌った曲がたくさんあるのはご存じでしょうか?
中でも冬を歌った曲はとても多く、あまり演歌を聴かない方でもご存じの曲がたくさんあります。
一方で、夏を歌った演歌というと、あまり思いつかない方が多いかもしれません。
この記事では、祭り、花火、ホタル、セミなど、夏の行事や風物詩が歌われた曲を紹介していきますね!
有名な曲から隠れた名曲まで幅広く選びましたので、ぜひこの機会に耳を傾けてみてください。
夏に聴きたい演歌の名曲。祭りや花火を歌った曲(16〜20)
鳳仙花島倉千代子

島倉千代子さんは、生涯で数多くのヒット曲を生み出し、『東京だョおっ母さん』などで広く愛されました。
『鳳仙花』は1981年にリリースされた作品で、真っすぐな恋心を鳳仙花と重ねて描いています。
この曲は、意中の男性への愛情の深さを不器用ながらも健気に表現しており、聴く者の心に深く響きます。
世代を越えて心に響く歌詞ではありますが、とくに深い人生経験を持つ方にはより深く共感していただけると思います。
線香花火こおり健太

こおり健太さんは、情感豊かな演歌を数多く手掛ける宮城県出身の演歌歌手です。
2017年にリリースした『線香花火』は、線香花火のはかなさと美しさをテーマにした作品です。
元恋人との思い出を振り返りながら、部屋に残された線香花火に一人で火をつける様子が描かれており、彼女に対する未練が痛いほどに伝わってくる切ない1曲。
繊細さとはかなさを兼ね備えたメロディは、多くの方に深い共感を呼んでいます。
失恋を経験したばかりの方など、心に残る誰かを思いながら過ごしたい時にオススメです。
こおり健太さんの歌声とともに、夏の終わりの哀愁を感じてみてください。
遠花火西方裕之

西方裕之さんは1987年に『北海酔虎伝』でデビューし、以来多くのヒット曲を生み出してきました。
1989年にリリースされた『遠花火』は彼の代表曲の一つで、夏の夜空に浮かぶ花火を通じて、かなわぬ恋心のはかなさを描いています。
歌詞は、花火の美しい情景を繊細に表現している一方、そこに重ねられた恋心の切なさが際立っており、その感情の深さが聴く人の心に深く響きます。
夏の終わりを惜しむようなメロディと歌詞は、とくに夏の夜、花火を見ながら心に秘めた感情にふれたいときにぜひ聴いてほしいです。
トリドリ夢見鳥 feat. DJ KOO丘みどり

丘みどりさんの『トリドリ夢見鳥 feat. DJ KOO』は、ダンスビートを基調とした華やかなお祭りソング。
DJ KOOさんとのセッションで生まれたこの曲は、日本盆踊り協会の公式タイアップソングにも選ばれました。
2024年12月25日発売の20周年記念アルバム『JOURNEY』に収録されています。
多彩な夢を追い求める鳥をモチーフにした歌詞は、明るく前向きなメッセージにあふれた内容。
夏のイベントや盆踊りで盛り上がるのにぴったりかもしれませんね。
おわりに
夏にピッタリの演歌を一挙に紹介しました。
お祭りや花火を描いたもの、夏の風物詩である植物や行事を描いたもの、さまざまな感情を夏の情景に重ねたものなど、いろいろな曲がありましたね。
ぜひ歌詞をご覧いただきながら聴いていただき、あなたのお気に入りの曲を見つけてください。