祭りをテーマにした演歌の名曲。活気あふれる賑やかな曲
演歌の名曲の中には、祭りをテーマに描かれた楽曲がたくさんあるんですよね。
文字通り各地に実在するお祭りを歌ったご当地ソング的なものもあれば、祭りに男の生きざまを重ねて描いた楽曲もあります。
この記事では、そうした祭りをテーマにした演歌の名曲をたくさん紹介していきますね!
どの曲もお祭りの華やかさや賑やかさが込められた楽曲ばかり。
聴いている内に気持ちがどんどん盛り上がって元気が湧いてくることまちがいなしです。
祭りをテーマにした演歌の名曲。活気あふれる賑やかな曲(1〜10)
まつり北島三郎

数々の名曲を生み出してきた北島三郎さん。
そんな彼の代表曲といえば『まつり』ではないでしょうか。
演歌には珍しいポップさや、にぎやかさがクセになりますよね。
ちなみにこの『まつり』で歌われているのは、大漁祭りについてなんです。
しかし現在では、その場に合わせて紅白祭り、平成祭りなど歌詞にアレンジを加えるのも定番となり、親しまれています。
かなりアレンジがしやすいので、お誕生日や歓迎会など、あらゆる場面に対応できますよ。
ソーラン祭り節天童よしみ

日本の祭りの雰囲気をまっすぐに表現した、天童よしみさんの楽曲です。
祭りへの感謝の気持ちや、自然の厳しさに立ち向かう人々の強さが描かれています。
北海道の伝統的な漁師の歌「ソーラン節」を思わせる掛け声が特徴的で、聴く人の心に響く力強さがありますね。
2015年11月にリリースされ、NHKラジオ放送開始80周年を記念した「NHKユアソング」のタイアップ楽曲としても使用されました。
本作は、祭りのにぎわいを感じたい時や、日本の豊かな自然や文化を感じたい時におすすめです。
お祭りマンボ美空ひばり

美空ひばりさんの名曲『お祭りマンボ』。
本作は演歌というカテゴリには属するものの、J-POPに通ずる部分も多く、美空ひばりさんの楽曲としては、屈指の歌いやすさをほこります。
そんな本作の音域は、mid1C~hiCとやや広めではあるものの、音程の上下はそれほど激しくはないので、全体的には歌いやすい楽曲として仕上げられています。
ただし、テンポがBPM120とやや速い傾向にあるので、それなりの舌の回りというのは必要です。
それを加味しても、本格的な演歌のような難易度の高いこぶしなどは登場しないので、歌いやすさという部分はしっかりと担保されているといっても過言ではないでしょう。
盛り上がりに関しては、非常にノリの良い作品なので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
あばれ太鼓~無法一代入り~坂本冬美

魂を揺さぶる和太鼓の響きと、坂本冬美さんの力強い歌声が圧倒的な迫力で迫る一曲ですよね。
1987年3月に発売され、数々の新人賞を総なめにした彼女の輝かしいデビューを飾ったこの楽曲は、演歌史に残る名作と言えるでしょう。
歌詞では、人生の覚悟や、祇園の夏祭りといった日本の情景の中で、まるで魂が燃え上がるかのような男の生き様が描かれ、聴く者の心を熱くします。
本作は2008年9月にサブタイトルを加えて再録され、ライブでは欠かせない一曲として熱狂的に支持されています。
祭りの高揚感や、胸の奥からこみ上げるような情熱を感じたい時にぴったりの一曲ではないでしょうか。
おんなの祭り市川由紀乃

演歌歌手である市川由紀乃さんのデビュー曲が『おんなの祭り』で、1993年にリリースされました。
佐賀県伊万里市で開催されている、女性だけでみこしを担ぐどっちゃん祭りの「女神輿」をモチーフにしたナンバーなんですよね。
みこしといえば男性のイメージがありますが、どっちゃん祭りの「女神輿」は迫力も活気もほかのみこしに負けないパワーを持っています。
『おんなの祭り』を聴いて興味を持たれた方は、ぜひ佐賀伊万里を訪れてみてください!
ねぶた細川たかし

日本を代表するお祭りの一つである「青森ねぶた祭」を歌ったのが、細川たかしさんの『ねぶた』です。
2011年にリリースされたシングルで、その年の『第62回NHK紅白歌合戦』でも披露されました。
ねぶた祭の熱気と躍動感を表現していて、独特の掛け声も取り入れられているんです。
細川さんらしいパワフルな歌声は、祭りのメインである山車、「ねぶた」の力強さに通じるところがありますよね。
「青森ねぶた祭」を訪れる際には、ぜひ『ねぶた』を聴いてみてください!
恋は火祭り純烈

港町の夜を舞台に、燃え上がる恋の情景を鮮やかに描き出すのが、純烈が歌うこちらの作品です。
ムード歌謡の情緒とロックの躍動感が見事に融合し、聴く者の心を高ぶらせる力強いナンバーに仕上がっています。
夜の港で寄り添う二人の熱い思いが、まるで祭りの炎のように激しく燃え上がる様子がドラマティックに歌われています。
2017年9月に発売されたシングルに収録され、翌2018年11月にはアルバム『純烈ベスト Vol.2 2015-2018』にも選ばれています。
お祭り気分をさらに高めたい時や、情熱的な恋の歌に浸りたい夜にピッタリな一曲ではないでしょうか。
純烈ならではのパフォーマンスが目に浮かび、聴くだけで心が躍る体験ができるはずです。






