祭りをテーマにした演歌の名曲。活気あふれる賑やかな曲
演歌の名曲の中には、祭りをテーマに描かれた楽曲がたくさんあるんですよね。
文字通り各地に実在するお祭りを歌ったご当地ソング的なものもあれば、祭りに男の生きざまを重ねて描いた楽曲もあります。
この記事では、そうした祭りをテーマにした演歌の名曲をたくさん紹介していきますね!
どの曲もお祭りの華やかさや賑やかさが込められた楽曲ばかり。
聴いている内に気持ちがどんどん盛り上がって元気が湧いてくることまちがいなしです。
祭りをテーマにした演歌の名曲。活気あふれる賑やかな曲(1〜10)
無法松の一生 (度胸千両入り)村田英雄

祭囃子が聞こえてくると、否が応でも心が躍り出すような気がしますよね。
そんな熱い魂を感じさせる村田英雄さんの代表作の一つは、まさに日本の夏、祭りの喧騒と高揚感を凝縮したような一曲と言えそうです。
主人公の型破りな生き様と、胸に秘めた一途な想いが、浪曲で鍛え上げられた力強い歌声を通じて、聴く者の魂を揺さぶります。
歌詞では、小倉祇園の夏祭りで打ち鳴らされる太鼓の音が、彼のどうにもならない恋心を断ち切り、前へ進もうとする決意を象徴しているかのようですよね。
1958年7月に世に出た本作は、同名の映画作品の情景をも彷彿とさせます。
祭りの夜にふと口ずさみたくなる、そんな男の生き様を描いた名曲なのですね。
河内おとこ節中村美律子

東大阪市出身の演歌歌手である中村美律子さんの代表曲といえば『河内おとこ節』です。
1989年にリリースされたシングルで、特に関西での人気の高いナンバーなんですよね。
河内音頭のリズムを取り入れた演歌で、盆踊りにもよく使用されます。
2008年には声優の水樹奈々さんが『河内おとこ節』をイベントでカバーし、彼女のアルバム『ULTIMATE DIAMOND』の初回限定盤DVDに収録されました。
ぜひ夏祭りに出かけた際は盆踊りに参加して、『河内おとこ節』がかかるか聴いてみてください!
ねぶた細川たかし

日本を代表するお祭りの一つである「青森ねぶた祭」を歌ったのが、細川たかしさんの『ねぶた』です。
2011年にリリースされたシングルで、その年の『第62回NHK紅白歌合戦』でも披露されました。
ねぶた祭の熱気と躍動感を表現していて、独特の掛け声も取り入れられているんです。
細川さんらしいパワフルな歌声は、祭りのメインである山車、「ねぶた」の力強さに通じるところがありますよね。
「青森ねぶた祭」を訪れる際には、ぜひ『ねぶた』を聴いてみてください!
祭りをテーマにした演歌の名曲。活気あふれる賑やかな曲(11〜20)
おんなの祭り市川由紀乃

演歌歌手である市川由紀乃さんのデビュー曲が『おんなの祭り』で、1993年にリリースされました。
佐賀県伊万里市で開催されている、女性だけでみこしを担ぐどっちゃん祭りの「女神輿」をモチーフにしたナンバーなんですよね。
みこしといえば男性のイメージがありますが、どっちゃん祭りの「女神輿」は迫力も活気もほかのみこしに負けないパワーを持っています。
『おんなの祭り』を聴いて興味を持たれた方は、ぜひ佐賀伊万里を訪れてみてください!
トリドリ夢見鳥 feat. DJ KOO丘みどり

丘みどりさんの『トリドリ夢見鳥 feat. DJ KOO』は、ダンスビートを基調とした華やかなお祭りソング。
DJ KOOさんとのセッションで生まれたこの曲は、日本盆踊り協会の公式タイアップソングにも選ばれました。
2024年12月25日発売の20周年記念アルバム『JOURNEY』に収録されています。
多彩な夢を追い求める鳥をモチーフにした歌詞は、明るく前向きなメッセージにあふれた内容。
夏のイベントや盆踊りで盛り上がるのにぴったりかもしれませんね。
男夢まつり神野美伽

夏祭りの熱気を力強く表現した演歌の名曲ですね。
みこしを担ぐ男たちの勇ましさや、祭りにかける情熱が歌われています。
胸のさらしやねじり鉢巻きといった祭りらしい表現も印象的です。
神野美伽さんの力強い歌声が、祭りの活気をより一層引き立てています。
本作は1991年3月に発売され、同年のアルバム『男夢まつり・神野美伽ベストヒット』にも収録されました。
祭りの季節はもちろん、元気がほしいときにもおすすめの1曲。
聴くだけで心が躍り、体が動き出すような、そんな魅力にあふれた楽曲です。
博多山笠女節長山洋子

日本のお祭りの熱気を感じられるような、長山洋子さんの楽曲です。
博多の伝統的な祭りをテーマにしており、祭りの勇壮さや参加者の情熱が伝わってきます。
2011年2月にリリースされた本作は、演歌とポップスの要素が融合した1曲。
長山洋子さんならではの力強い歌声が印象的で、祭りの活気がそのまま曲になったかのようです。
お祭り気分を味わいたい時はもちろん、日本の伝統文化に触れたい時にもぴったり。
博多の祭りを知らない人でも、歌を通じてその魅力を感じられる、そんな1曲になっています。





