演歌には四季を歌った曲がたくさんあるのはご存じでしょうか?
中でも冬を歌った曲はとても多く、あまり演歌を聴かない方でもご存じの曲がたくさんあります。
一方で、夏を歌った演歌というと、あまり思いつかない方が多いかもしれません。
この記事では、祭り、花火、ホタル、セミなど、夏の行事や風物詩が歌われた曲を紹介していきますね!
有名な曲から隠れた名曲まで幅広く選びましたので、ぜひこの機会に耳を傾けてみてください。
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夏に聴きたい演歌の名曲。祭りや花火を歌った曲(1〜10)
夏つばき島津亜矢

島津亜矢さんは、その圧倒的な歌唱力と多彩な音楽性で知られる演歌歌手です。
彼女の楽曲『夏つばき』は、2021年7月21日にリリースされました。
この楽曲は、ナツツバキと切ない恋模様を重ねて描いた1曲。
ナツツバキはその名の通り初夏に花を咲かせ、朝に咲いた花は夕方には落ちてしまうという一日花です。
そんな刹那的な美しさと切なさを持ったナツツバキに、かなわなかった恋模様を重ねて描いたのがこの曲です。
島津さんの情感豊かな歌声と、歌詞の中に表現された深い愛と切なさは、聴く人の心に深く響きます。
夏を舞台にした失恋ソングをお探しの方にはぜひ聴いていただきたい1曲です。
夏の夜の夢石川さゆり

石川さゆりさんは、1973年にデビューし『津軽海峡・冬景色』など数々のヒット曲で知られる演歌界の大御所です。
『夏の夜の夢』は、2000年9月28日にリリースされた曲で、恋に生きる女性の情熱とそのはかなさを描いています。
この曲は、夏の情景を彩るメロディーと石川さんの深みのある歌声が、恋する女性の心情を繊細に表現しています。
とくに、愛する人と過ごす一夏の喜びと、それが終わる寂しさをつづった歌詞は、聴く人の心に深く響くでしょう。
どこか懐かしさを感じさせながらも、新しい季節を前向きに迎えるための勇気を与えてくれる1曲です。
花火山内惠介

山内惠介さんによる『花火』は夏の情景を色鮮やかに描き出した楽曲です。
福岡県出身の山内惠介さんは、数多くのヒット曲と数々の賞を受賞してきた演歌のスターです。
この楽曲は、2022年7月にリリースされ、夏の風物詩である花火と過去の恋愛と未練の気持ちを重ね合わせてつづられています。
そんな恋愛のはかなさを表現した歌詞と彼の情感豊かな歌声が大変魅力的なんですよね。
とくに夏の夜を彩る花火を恋愛と結びつけた表現は、聴く人の心に強く響くはず。
この曲を聴けばきっと過去の恋愛を思い出してしまうと思います。
無法松の一生村田英雄

村田英雄さんは戦後の演歌界において、豪快かつ情緒あふれる歌声で数々のヒット曲を送り出してきました。
彼の代表曲『無法松の一生』は、村田さんのデビュー作。
この曲の魅力は、男の生きざまを描いた歌詞と村田さんの力強くも哀愁を帯びた歌声にあります。
ぜひ歌詞を見ながら聴いていただき、歌詞に込められたエピソードをじっくりと味わってみてください。
晩夏の岬多岐川舞子

多岐川舞子さんは、その深い情感を巧みに表現する演歌歌手として知られています。
『晩夏の岬』は、多岐川さんの35周年記念プロジェクトの一環として2022年5月18日にリリースされました。
この曲は恋の終わりを夏の終わりとともに描き出し、切なさと情熱を繊細に表現しています。
心を揺さぶるメロディと歌詞は、失恋を経験した方や、季節の移ろいを感慨深く感じられる方々にとくにオススメ。
失恋の悲しさと夏の終わりの切なさが重なった心にグッとくる1曲です。
夢花火伍代夏子

『夢花火』は、アルバム『伍代夏子 全曲集2016』に収録されている1曲です。
女性の恋心を花火にたとえた恋愛ソングですね。
一目ぼれして好きになった男性は一緒になると苦労するタイプのようですが、それでもかまわない、と一途な女性の思いがつづられています。
空に打ち上げられる花火の美しさが恋の華やかさを表しているように思えて、この曲を聴くと恋ってステキだなという気持ちになりますね。
夏に花火を楽しみながら、ぜひこの曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
立佞武多吉幾三

吉幾三さんは、1952年生まれの青森県出身のシンガーソングライターです。
彼の代表曲の一つとして知られる『立佞武多』は、2001年にリリースされた楽曲で、彼の地元である五所川原の伝統的な祭り、立佞武多をテーマにした壮大な作品です。
この曲は、「ヤッテマレ」という立佞武多の掛け声を歌詞に取り入れ、祭りの賑わいの様子を描いています。
吉幾三さんは多くの楽曲を通じて地元の愛と文化を伝え続けています。
『立佞武多』は、その思いが込められた代表作の一つであると言えるでしょう。
夏の行事に触れることが少なくなってしまった今、この曲を通じて、勇壮で情熱的な夏の一面を感じていただきたいです。