女性歌手が歌う昭和歌謡の名曲。歌い継がれる懐かしい曲
昭和時代といえば歌謡曲の黄金期ですよね。
男女問わずに数多くの歌謡曲が世に送り出され、今もなお愛されている名曲がたくさん存在しています。
この記事では、そんな名曲の中から、女性歌手による楽曲に焦点を当てて紹介していきますね。
当時大ヒットした曲はもちろん、時代を超えて今もなお高い人気を誇る楽曲もたくさんピックアップしました。
当時を懐かしみながら歌ったり聴いたりと、この機会にじっくりと味わってみてください。
女性歌手が歌う昭和歌謡の名曲。歌い継がれる懐かしい曲(1〜10)
いい日旅立ち山口百恵

人気絶頂の中引退したスター山口百恵さんの最大のヒット曲が『いい日旅立ち』です。
1978年にリリースされたシングルでオリコンシングルチャートで第3位にランクインし、100万枚を売り上げミリオンセラーを達成しています。
作詞作曲は谷村新司さんで、当時の国鉄のキャンペーンソングとして書き下ろされました。
和風なメロディが美しく、趣がある歌詞も素晴らしいんですよね。
2003年にはJR西日本のキャンペーンにも起用され、新幹線の車内チャイムとしても活躍しています。
さよならはダンスの後に倍賞千恵子

映画『男はつらいよ』シリーズでおなじみみの女優である倍賞千恵子さんが、歌手として1965年にリリースしたシングルが『さよならはダンスの後に』です。
150万枚以上を売り上げミリオンセラーを達成すると、作曲者である小川寛興さんは第7回日本レコード大賞で作曲賞を受賞しました。
ジブリ映画『おもひでぽろぽろ』の挿入歌に起用されたり、1990年にはドラマ『ラストダンス』の主題歌としてリメイク版も制作されています。
ルンバのリズムが軽快で、ピアノによる間奏もかっこいいんですよね。
虹色の湖中村晃子
1965年にデビューして以来、時代をいろどる名曲を数多く手掛けてきた中村晃子さん。
彼女が初の紅白歌合戦出場をはたしたことでも印象深いのが『虹色の湖』です。
こちらは、悲し気なメロディーにのせて、人生における幸福とはなんなのかを問いかける内容に仕上がっています。
この普遍的なテーマも、時代を超えて愛されている一因ではないでしょうか。
実は長年CD化されておらず、幻の名曲といわれたこともあったのですが、現在はソフト化されています。
四季の歌芹洋子

芹洋子さんの『四季の歌』は、作詞家の荒木とよひささんが1960年代に作詞作曲した曲のカバーです。
この歌は1976年にリリースされた芹さんのカバーが非常に有名ですが、他にも五木ひろしさんや新垣勉さん、夏川りみさんなど、幅広いジャンルや世代のアーティストにカバーされているんです。
年末年始や各種行事などでさまざまな世代の人が集まる時には、この曲を誰のバージョンとして覚えているかを比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

いしだあゆみさんが1968年にリリースされた『ブルー・ライト・ヨコハマ』。
この曲は横浜市のご当地ソングとなっていて、童謡の『赤い靴』と同じくらい横浜出身の方にはなじみがあるんですよ。
ちなみに、彼女は1969年にこの曲で『第20回NHK紅白歌合戦』に初めて出場しました!
また、この歌の作曲を担当した筒美京平さんは第11回日本レコード大賞の作曲賞を受賞したんですよ。
当時、世間からとても評価が高かったことがうかがい知れますね!
雨の御堂筋欧陽菲菲

『ラヴ・イズ・オーヴァー』などの代表曲で知られる欧陽菲菲さん。
『雨の御堂筋』は彼女の1971年にリリースされたデビューシングルです。
この曲は、大阪市の御堂筋での恋愛を歌ったご当地ソング。
関西出身の方にはとくになじみがあるのではないでしょうか。
歌詞の中に大阪のさまざまな地名が出てくるので、とくに大阪の出身の方はこの曲を聴けばさまざまな思い出がよみがえってきそうです。
機会があれば、この曲を会話のネタにしてみてはいかがでしょうか?
あばよ研ナオコ

コメディエンヌとしても活躍する研ナオコさんが、1976年にリリースしたのが『あばよ』です。
オリコンシングルチャートで第1位を獲得した研さん最大のヒット曲で、第18回日本レコード大賞歌唱賞を初めさまざまな賞を受賞しています。
作詞作曲を担当した中島みゆきさんが、初めて自分以外のアーティストに楽曲を提供した作品でもあるんですよね。
「別れ」をテーマにした歌詞と中島さんらしい哀愁漂うサウンドが印象的なんです。







