Z世代が沼落ちしたボカロ曲。今聴くべき名曲たち
Z世代の若者を中心に広がり続けるボーカロイド(ボカロ)シーン。
自分の好きな曲を誰かと共有したり、話題の新曲について語り合ったりしたことはありますか?
独特の世界観と魅力を放つボカロ曲は、今や音楽シーンに欠かせない存在となっています。
この記事では、Z世代の共感を集めるボカロ曲をプレイリスト感覚でご紹介。
思わず友達と共有したくなるような魅力的な楽曲の数々をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!
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Z世代が沼落ちしたボカロ曲。今聴くべき名曲たち(11〜20)
自堕楽こめだわら

音街ウナのボーカルが刺さる、ギターロックなサウンドが魅力の一曲です。
こめだわらさんによる楽曲で、2020年5月に公開されました。
前奏なしでいきなり歌から始まる構成が斬新で、そこから叙情的なアレンジと切ないメロディーが絡み合っていきます。
日常の絶望と諦念を淡々と綴った歌詞が、サビでは一気に開放的になる音の起伏と重なり合って、聴く者の感情を大きく揺さぶるんですよね。
ダークでありながらもどこかポップ、そんな絶妙なバランス感覚に引き込まれます。
心が疲れたとき、それでも前を向きたいときに聴いてみてください。
流行アンジェリーナNEW!jon-YAKITORY

2025年11月にリリースされた、この曲。
jon-YAKITORYさんが初音ミクV4Xを起用した作品です。
過去の『混沌ブギ』や『山田PERFECT』の系譜に連なる、スウィング感の強いビートとブラックミュージック由来のグルーヴが特徴のダンスナンバー。
勉強や完全主義といった「正解」を否定し、自分なりの価値観で人生を楽しもうとする若者の心情が描かれています。
夢や衝動をぶちまけたいとき、思いっきり飛び跳ねながら聴いてみてください!
なんて世界は広いのでしょう!NEW!WAKUTO

退屈な毎日から飛び出して世界を駆け巡りたい!
そんな、誰もが一度は夢見た冒険心を詰め込んだ、わがままプリンセスの大脱走ソングです。
WAKUTOさんによる楽曲で、2025年11月にリリースされました。
読書やお稽古に飽き飽きした主人公が、絵本で見た世界へのあこがれを募らせ、ついに城を抜け出して自由を手に入れるまでを描いています。
ワクワクとドキドキがそのままあふれ出しているようなサウンドと、前自由を謳歌する歌詞に心が躍るんですよね。
日常に物足りなさを感じているあなたに聴いてほしい曲です!
わすれモノNEW!いよわ

切なさとくるおしさが絶妙に絡み合ったボカロ曲です。
いよわさんによる作品で、2025年4月に公開されました。
ジャズ調のリズムとホーンセクションが華やかに彩る一方で、転調を駆使したメロディーには哀愁がただよっています。
記憶を失ったアイドルの孤独と、忘れられることへの恐怖が歌われており、透明になってしまった自分を必死に繋ぎ止めようとする姿に胸打たれるんです。
自分の存在意義について考えたくなったとき、この曲がきっと寄り添ってくれるはずです。
猛毒雑貨 冥子屋さんNEW!SLAVE V-V-R

MEIKO21周年を記念して制作されたこちらは、引退失敗でおなじみの人気ボカロP、SLAVE.V-V-Rさんによる楽曲です。
2025年11月に公開されました。
アコーディオンが奏でる誘惑的な音色が、毒物を扱う雑貨屋という不穏な世界観を見事に演出しています。
ダークファンタジーのような寓話性と、キャバレー風の芝居がかった雰囲気が絶妙に絡み合う本作。
MEIKOの堂々とした歌声が、妖しくも魅力的な店主を思わせます。
YouTubeの固定コメントには制作裏話がつづられているそうなので、楽曲を聴いた後にぜひチェックしてみてください。
グロテスクで美しい、毒のあるボカロ曲を求めている方にオススメです!
カイコNEW!DECO*27

2025年11月に公開された『カイコ』は、輝いていた過去に囚われ、変わってしまった相手を受け入れられない主人公の執着を描いたラブソングです。
ジャージークラブとテアアウトを融合させたサウンドが特徴的。
中毒性の高いメロディ、カオティックなコード展開、厚いコーラスワークが聴感密度の高い仕上がりを実現しています。
また歌詞からは狂気的な思いがこれでもかと伝わってきて、心奪われてしまうんですよね。
一方的な感情の出口のなさに共感してしまう方は多いはず。
Z世代が沼落ちしたボカロ曲。今聴くべき名曲たち(21〜30)
トリカブトNEW!鬱P

ヘヴィなメタルサウンドと合成音声の透明感が絶妙に融合した、攻撃的でありながら美しいデュエット曲です。
鬱Pさんによる作品で、2025年11月に公開されました。
Synthesizer V 2 AIの宮舞モカと声優の梶裕貴さん参画プロジェクトの梵そよぎという2つの歌声が掛け合う構成で、それぞれのキャラクターの個性が際立っています。
低音のギターリフと疾走感あるドラムが鳴り響く中、猛毒植物をモチーフにした歌詞が甘美さと危うさを行き来する様子は圧巻。
内面の破滅衝動や倒錯した感情に揺れる心情を、ラウドなサウンドで表現しています。
鬱Pさんは過去にアルバム『悪巫山戯』や『RENAISSANCE』などをリリースしており、本作もその系譜に連なる1曲。
モヤモヤした気持ちを抱えている方や、激しい音楽で心を揺さぶられたい方にオススメです!
おわりに
Z世代の若者たちが生み出す斬新な表現や感性がボカロの世界をさらに豊かにしています。
歌い手もリスナーも、音楽を通じて思いを共有し、新しい価値を創造していく――。
そんな魅力的なボカロカルチャーの扉を、ぜひ開いてみてはいかがでしょう。
きっとあなたの音楽の楽しみ方が、もっと広がるはずです。





