心揺さぶる深イイ歌詞。amazarashiの名曲
2007年に青森県で結成、ボーカルとギターを担当する秋田ひろむさんと、キーボードとコーラスを担う豊川真奈美さんの2人組によるamazarashi。
メディア露出なども少なくミステリアスな存在のamazarashiですが、秋田さんの死生観などが色濃く出た詩情あふれるリリックとエモーショナルな歌声が織りなすサウンドで、同業のミュージシャンたちも含めて熱狂的なファンベースを生み出していることでも知られていますね。
こちらの記事では、そんなamazarashiの心を揺さぶる名曲たちをまとめて紹介しています。
まだamazarashiの音楽を聴いたことがない、という方もこの機会にぜひチェックしてみてください。
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心揺さぶる深イイ歌詞。amazarashiの名曲(11〜20)
リビングデッドamazarashi

リビングデッドってゾンビ映画でよく聞く言葉ですよね。
死んでも動き続ける人の意味ですが、それが転じて生きていてもまったく生気のない人を表して使うこともあります。
間違ってもムダでも生きて前へ進め的な歌詞は心をくすぐられるように深い。
ミュージックビデオには「検閲解除済み」って記されたものもあって、なんか怖いです。
夏を待っていましたamazarashi

二人称をあんたでもおまえでもなく「君」としています。
「あっ、いいな」と素直に思える歌詞はどことなく優しいです。
幼いころの記憶を昔話のように思い出す、おじいちゃんやお母さんが登場して物語を演出する、こんな歌詞の世界もあるのだなと思います。
これが才能?
幼い者たちは夕立や台風やに胸をときめかせて確かに『夏を待っていました』。
アノミーamazarashi

amazarashiを一言で表すとアノミーだと思うんですね。
なのでこの『アノミー』はamazarashiそのものだとも思えます。
吐しゃ物や死体の単語がちりばめられた世界は浅いように見えて深い湖のよう。
ある人から見れば化け物もある人から見れば神様のようなフレーズも胸にグッときます。
ずっと頭で追える歌詞の世界。
ちなみにアノミーの意味は「無秩序」です。
未来になれなかったあの夜にamazarashi

いろんなことがたくさん詰まった歌詞です。
いい意味でいかにもamazarashiっぽい。
別れた人を思うラブソングとも取れますし、何か大きなチャンスを失った嘆きの歌とも取れます。
ただ後悔や未練がつづられていないから希望が持てるんですよね!
無駄なものなんかなかったと思える自分自身の選択を誇る、そんな歌詞の世界。
男としても人としてもかっこいいのでは。
空洞空洞amazarashi

いい歌詞です。
ギター一本で歌われたら泣けてきます……。
意味のないことに意味場ばかり求めすぎているマスコミや傷つきやすいのに人とのコミュニケーションを求める現代人や、そんなもの全てを「空洞だ」と歌詞はつづっています。
寂しいばかりの世界に身を投げて安らぎを得る、そんな世界でもあればまだいい方だとも語りかけられているようです。
アイスクリームNEW!amazarashi

日常に潜む孤独や言葉にできない感情を、文学的なリリックで描き出すロックバンド、amazarashi。
彼らが手掛けたこの楽曲は、駅のエレベーターという無機質な空間を舞台に、現実の息苦しさから逃れ、誰かと静かな心のつながりを求める主人公の姿を映し出します。
改札の向こう側にある日常の笑顔と、自身の内なる空白とのズレに苦しむ心情が、聴く者の心に深く刺さりますよね。
本作は、溶けてしまうもののようにはかないけれど、確かに存在する個人の感情を大切にしたくなる、詩的な世界観が魅力です。
2012年6月に公開されたミニアルバム『ラブソング』に収録。
都会の喧騒に疲れ、1人静かに物思いにふけりたい夜にピッタリのナンバーでしょう。
心揺さぶる深イイ歌詞。amazarashiの名曲(21〜30)
ナモナキヒトamazarashi

攻撃的に見える歌詞もたくさんある中でスポッとハマる優しい歌詞があります。
ああ、またamazarashiにやられてしまったなあと思う瞬間です。
この『ナモナキヒト』の歌詞もそんな1曲なのです。
名前のない人だからといって大切でない存在なワケではないとの歌詞の世界。
ぼろぼろに傷つき疲れた人たちが奇跡的に出会う、これってラブソングなのかな?とも思わせます。