【美術技法】卒業制作に活かせるアイデア集
このページを開いていらっしゃるということは、美術系の学校に通っている方でしょうか。
「卒業制作」は習ったこと、自分が表現したいことのすべてをぶつける、学生生活の最後を飾る大イベント。
しかしアイデアがなかなか思い浮かばず、困っている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、美術の技法を中心とした創作アイデアをご紹介していきます!
思い悩むのはいったん置いといて、息抜きがてらぜひインプットしていってください!
見終わったころには、やりたいことが見つかっているかも?
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【美術技法】卒業制作に活かせるアイデア集(21〜40)
スクラッチアート

表面の黒を削ることで絵をだしていき、その裏に隠されたグラデーションを見せていくというアート作品です。
土台のグラデーションをどのようにするのか、どの絵柄を削ってそれを見せるのかが重要なポイントですよ。
作り方としては、台紙にパステルの粉を広げてグラデーションを作り、そこに黒いパステルを重ねて隠してから、絵を削っていきます。
色のバランスや削り方の違いで、同じ道具を使っていてもそれぞれの個性が出てくるような内容ですね。
バチック

バチックはクレヨンの油分と水彩絵の具の性質を利用した技法、油が水をはじく性質を使うことからはじき絵とも呼ばれています。
クレヨンで絵を描いた後に水彩絵の具を塗っていくシンプルな工程で、どのように弾くのかを見極めることが重要なポイントですね。
普段は色のクレヨンを使うことが多いかと思いますが、はじく性質を利用するので、白を使って輪郭を残すパターンもオススメですよクレヨンと水彩の色合いのバランス、道具の違いによる独特な風合いをしっかりといかしていきましょう。
トロンプルイユ

17世紀のイタリアにて広く浸透し始めた画法、トロンプルイユ。
日本では「だまし絵」として知られている画法ですね。
現在ではさまざまな手法が確立されており、トロンプルイユという1つの定義では表しづらくなっているため、今回は初期のトロンプルイユを軸に紹介します。
要するに一枚の絵で複数の視覚的な変化を持ったものがトロンプルイユで、ジュゼッペ・アルチンボルドのルドルフ2世のだまし絵などが有名ですね。
ディティールが重要な画法なので製作期間は相応にかかると思いますが、ぜひ卒業制作の作品に挑戦してみてください。
ミニチュア風ムービー

リアルな映像なのにミニチュアを見ているように錯覚してしまう「ミニチュア風ムービー」を、卒業制作のアイディアにいかがでしょうか。
リアルな風景を、ぼかし効果を利用することでミニチュア風に見せられるんです!
ここでポイントとなるのが被写界深度。
ミニチュア模型の撮影では被写界深度が浅くなります。
これをふまえて、普通のビデオ撮影で被写界深度を浅くする方法は、ぼかし効果を利用すると同じような効果が出せるといいます。
ドローン映像やタイムラプスなどで効果を発揮できるので、ユニークな映像を卒業制作に使いたいなんて方は、参考になさるとよいかと思います。
サンキャッチャー

窓辺につるして太陽光による透過や屈折を楽しむインテリアアイテムが「サンキャッチャー」です。
北欧など日照時間の少ない地域で、少しでも太陽の光を取り込みたいと作られたのが始まりだそうです。
クリスタルガラスや水晶、ビーズなどのパーツを、テグスに通していく作り方なので、それほど難しい工程はありません。
卒業制作に使いたいなんて方は、ビーズやガラスを自分で作るところからはじめてサンキャッチャーを作品にするなど、工夫してみてもよいかもしれませんね!