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【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ

90年代のシアトルから世界中を席巻した音楽ムーブメント「グランジ」。

荒々しくも繊細な音の響きと、内面の葛藤を赤裸々に歌い上げる歌詞は、今なお多くの音楽ファンの心を捉えて離しません。

2020年代の現在はグランジとシューゲイザーを融合させたグランジゲイズといった言葉が生まれるほどに、後続のバンドたちにも影響を与え続けているのですね。

今回の記事では、そんなグランジという音楽に興味を持ち始めた方に向けて、黎明期の80年代からブームが爆発した90年代前半にリリースされたジャンルを代表する名曲を中心に紹介します!

【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ(11〜20)

TomorrowSilverchair

Silverchair – Tomorrow (US Version) (Official Video)
TomorrowSilverchair

90年代グランジシーンに彗星のごとく現れたオーストラリアのバンド、シルヴァーチェアー。

メンバーが15歳の時に作り上げたデビュー作は、世代を象徴するアンセムです!

本作で描かれるのは、恵まれた環境とは裏腹の心の渇きと、明日が見えないことへの焦燥感。

荒々しく歪んだギターサウンドに乗せた叫びは、聴く者の魂を激しく揺さぶります。

この曲は1994年9月に公開され、バンドコンペ優勝を機にTV番組で紹介されたことが名盤『Frogstomp』の成功にも繋がりました。

当時15歳という若さだったメンバーならではの楽曲で、行き場のない感情や衝動を抱えている時に聴けば、そのエネルギーを肯定してくれるようなパワーを持った一曲です!

Hunger StrikeTemple Of The Dog

アメリカ・シアトル出身のスーパーグループ、テンプル・オブ・ザ・ドッグのアルバム『Temple of the Dog』収録曲。

亡き友人を追悼するプロジェクトから生まれた本作は、富や権力を持つことへの違和感と、持たざる者の抵抗を描いているそうです。

サウンドガーデンのクリス・コーネルさんと、当時まだ無名だったパール・ジャムのエディ・ヴェダーさんの魂のデュエットは圧巻!

二人の歌声が交錯する様は、社会の不条理に対する心の叫びそのもののようです。

1991年リリースのこの作品は、後にMTVで注目を集め大ヒットしました。

内面の葛藤を赤裸々に描く、グランジの神髄に触れてみてはいかがでしょうか?

Black Hole SunSoundgarden

ハイクオリティな重低音にレッド・ツェッペリンのようなうねりのあるギター、そしてボーカルのクリス・コーネルのリッチな歌声が特徴的なバンドです。

あのカート・コバーンも「こいつらには敵わない」言わしめたことで有名でもあります。

CreepRadiohead

イギリスのオックスフォードで結成された、五人組のロックバンドのデビューEPからの曲です。

彼らがこの曲で若者に絶大な支持を得ましたが、これが後の彼らに、大きな枷になる事は当時は思いもしなかったでしょう。

Celebrity SkinHole

カート・コバーンの妻として有名な、コートニー・ラブがフロントマンを務めているバンドです。

カート・コバーンがフロントマンを務めている、NIRVANAにも負けず劣らずのラウドな音像とニヒルな佇まいが魅力的です。

TodayThe Smashing Pumpkins

2025年の9月には久々の来日公演も控えている、スマパンことスマッシング・パンプキンズが生み出してきた数多くの名曲の中でも、やはり紹介しておきたいのがこちらの『Today』でしょう。

最初のクリーントーンのギターのフレーズを耳にすれば、どこかで一度は聴いたことがあると感じられる方もきっと多いはず。

1993年にリリースされた彼らの出世作『Siamese Dream』からのセカンドシングルであり、明るいサウンドながら徹底的に暗い歌詞といういかにも90年代らしい楽曲は大成功を収め、日本も含めて多くのバンドに影響を与えました。

シンプルな楽曲構成ながら、スマパンらしい静と動のアンサンブルで紡がれる名曲中の名曲でさり、グランジというジャンルの枠内をこえた楽曲と言えましょう。

【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ(21〜30)

Best of YouFoo Fighters

Foo Fighters – Best Of You (Official HD Video)
Best of YouFoo Fighters

NIRVANAのフロントマンカート・コバーンの死後、ドラムのデイブ・グロールがフロントマンとして組んだバンドが「Foo Fighters」となります。

NIRVANAのアンダーグラウンドなサウンドとは違い、王道でオーセンティックなロックが基盤となっており、彼らはこの楽曲をきっかけにアメリカの国民的バンドとなりました。

ライブでもアンセムソングとして演奏されています。