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【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ

90年代のシアトルから世界中を席巻した音楽ムーブメント「グランジ」。

荒々しくも繊細な音の響きと、内面の葛藤を赤裸々に歌い上げる歌詞は、今なお多くの音楽ファンの心を捉えて離しません。

2020年代の現在はグランジとシューゲイザーを融合させたグランジゲイズといった言葉が生まれるほどに、後続のバンドたちにも影響を与え続けているのですね。

今回の記事では、そんなグランジという音楽に興味を持ち始めた方に向けて、黎明期の80年代からブームが爆発した90年代前半にリリースされたジャンルを代表する名曲を中心に紹介します!

【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ(21〜30)

My Black AssSHELLAC

オルタナティブロックに精通したいなら、スティーブ・アルビニという人物は欠かせません。

彼はレコーディングエンジニアとしてオルタナティブロックの名盤に数多く関わっていますが、同時に彼はプレイヤーとしても活動しておりそのうちのバンドの一つがSHELLACです。

鋼鉄のような音をしたギターに、鉛のように重いグルーブ。

The WagonDinosaur Jr.

彼らはオルタナティブロックという概念が生まれる前から、ハードコアパンクバンドとして活動をしていました。

91年に発売された「Green Mind」が発売され、まだオルタナティブロックが爆発する前もあり大ヒットは生みませんでしたが、後に評価をされ現在ではオルタナティブの殿堂に入るアルバムとなっています。

【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ(31〜40)

Bullet with Butterfly WingsThe Smashing Pumpkins

The Smashing Pumpkins – Bullet With Butterfly Wings
Bullet with Butterfly WingsThe Smashing Pumpkins

1990年代のオルタナティブロック・シーンにおいて破格の商業的成功を収め、解散やメンバーチェンジを繰り返しながら、2020年代の今も活動を続ける「スマパン」ことThe Smashing Pumpkins。

いわゆるシアトル・シーンとは違うシカゴ出身の彼らは、カート・コバーンさんと同世代でもある、中心人物のビリー・コーガンさんのキャラクターも相まって、当時は同業者からの批判を受けることも少なくはなかったバンドですが、コーガンさんの持つ突出したソングライティングの才能と、圧巻のバンド・アンサンブルから生まれるサウンドの素晴らしさは本物です。

多彩な音楽性を武器とするスマパンが生んだ珠玉の名曲の中でも、オルタナティブロックとしてのスマパンの基本的な魅力が詰まったこの楽曲を聴いてみて、カッコいいと感じた方は今すぐアルバムも入手しましょう!

Them BonesAlice In Chains

Alice In Chains – Them Bones (Official HD Video)
Them BonesAlice In Chains

これほどまでにダークで激しいサウンドが大ヒットを記録したという事実に、90年代初頭のアメリカの闇を感じてしまいます。

ニルヴァーナやパール・ジャムと同じシアトル出身のバンドであり、1990年代のオルタナティブロックやグランジの代表的な存在の1つです。

同時に、悲劇的なカリスマ、レイン・ステイリーさんの暗黒世界と呪術的なボーカル、ソングライターの要であるジェリー・カントレルさんによるメロディアスかつ重々しいギターリフと絶妙なコーラス、うねるようなリズム隊のグルーブが絡み合うサウンドは、新しいヘヴィメタルの形としてメタル・ファンを中心に好意的な評価を得ていました。

1992年にリリースされた歴史的な名盤『Dirt』のオープニングを飾るこの曲を気に入った方は、ぜひアルバムも合わせてチェックしてくださいね。

Just Like HeavenDinosaur Jr.

90年代オルタナムーブメントは、シアトルを中心に勃発、特にSub Popというレーベルに所属するバンドが注目を浴びました。

そのSub Popを代表するバンドの一組がダイナソーJr.です。

オルタナど真ん中のノイジーなギターサウンドとパンクゆずりのビートで90年代を代表するバンドとも言われています。

また、ギターボーカルのJ・マスシスのギタースキルはオルタナ界屈指とも言われています。

BlackPearl Jam

Nirvana、Soundgarden、Alice In Chains、Stone Temple Pilots……。

90年代のオルタナムーブメントから産まれた人気バンドの多くは、メンバーの死をきっかけに解散・活動休止に追いやられています。

そのような中、唯一ずっと活動を続けていると言えるバンドがPearl Jam(パールジャム)です。

シーンのうねりを乗り切り継続的な活動を続け、今やアメリカを代表するバンドとも言われています。

音楽的にはグランジシーンの中では、よりロックンロールに近いサウンドでもあり、激しいサウンドからベテランらしい落ち着いた音楽まで幅広い表現を手にしています。

EvenflowPearl Jam

Pearl Jam – Even Flow (Official Video)
EvenflowPearl Jam

ニルヴァーナと同じシアトル出身であり、1990年代初頭の音楽シーンに変革をもたらしたオルタナティブロックの代表的なバンドです。

メンバーの脱退などはあったものの、一度も解散することなく2020年代に突入しても活動を続ける数少ない存在でもあります。

かのジム・モリスンさんが比較対象に挙げられる歌声の持ち主であるフロントマンのエディ・ヴェーダーさんは、カート・コバーンさんとともにジェネレーションXの代弁者として祭り上げられましたが、今回紹介している名曲『Even Flow』を聴けば分かるように、とくに初期のパール・ジャムは70年代のハードロック的なリフを軸としたダイナミックなサウンドが特徴です。

アメリカが生んだ偉大なロック・バンドの若き日の姿が刻印された楽曲ですから、ぜひ爆音で聴いてくださいね!