【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ
90年代のシアトルから世界中を席巻した音楽ムーブメント「グランジ」。
荒々しくも繊細な音の響きと、内面の葛藤を赤裸々に歌い上げる歌詞は、今なお多くの音楽ファンの心を捉えて離しません。
2020年代の現在はグランジとシューゲイザーを融合させたグランジゲイズといった言葉が生まれるほどに、後続のバンドたちにも影響を与え続けているのですね。
今回の記事では、そんなグランジという音楽に興味を持ち始めた方に向けて、黎明期の80年代からブームが爆発した90年代前半にリリースされたジャンルを代表する名曲を中心に紹介します!
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【初心者向け】まずはここから!洋楽グランジの名曲まとめ(31〜40)
Them BonesAlice In Chains

これほどまでにダークで激しいサウンドが大ヒットを記録したという事実に、90年代初頭のアメリカの闇を感じてしまいます。
ニルヴァーナやパール・ジャムと同じシアトル出身のバンドであり、1990年代のオルタナティブロックやグランジの代表的な存在の1つです。
同時に、悲劇的なカリスマ、レイン・ステイリーさんの暗黒世界と呪術的なボーカル、ソングライターの要であるジェリー・カントレルさんによるメロディアスかつ重々しいギターリフと絶妙なコーラス、うねるようなリズム隊のグルーブが絡み合うサウンドは、新しいヘヴィメタルの形としてメタル・ファンを中心に好意的な評価を得ていました。
1992年にリリースされた歴史的な名盤『Dirt』のオープニングを飾るこの曲を気に入った方は、ぜひアルバムも合わせてチェックしてくださいね。
Just Like HeavenDinosaur Jr.

90年代オルタナムーブメントは、シアトルを中心に勃発、特にSub Popというレーベルに所属するバンドが注目を浴びました。
そのSub Popを代表するバンドの一組がダイナソーJr.です。
オルタナど真ん中のノイジーなギターサウンドとパンクゆずりのビートで90年代を代表するバンドとも言われています。
また、ギターボーカルのJ・マスシスのギタースキルはオルタナ界屈指とも言われています。
My HeroFoo Fighters

1994年にカート・コバーンさんがこの世を去った後、残されたニルヴァーナのメンバーでドラムを担当していたデイヴ・グロールさんは、ひそかに作り続けていた楽曲をほとんど1人で完成させ、翌年にフー・ファイターズとしてシーンに戻ってきました。
その後はアメリカン・ロックを代表するバンドにまで成長した彼らにとって、出世作となった1997年リリースのセカンド・アルバム『The Colour and the Shape』に収録された名曲を紹介します。
タイトなドラムスから始まり、ドラマティックでエモーショナルなメロディが炸裂する感動的な楽曲となっており、2000年代以降のエモ・バンドに好んでカバーされているというのも興味深いですね。
ここで言う「ヒーロー」とは誰を差しているのか……気になった方はぜひ調べてみてください!
BlackPearl Jam

Nirvana、Soundgarden、Alice In Chains、Stone Temple Pilots……。
90年代のオルタナムーブメントから産まれた人気バンドの多くは、メンバーの死をきっかけに解散・活動休止に追いやられています。
そのような中、唯一ずっと活動を続けていると言えるバンドがPearl Jam(パールジャム)です。
シーンのうねりを乗り切り継続的な活動を続け、今やアメリカを代表するバンドとも言われています。
音楽的にはグランジシーンの中では、よりロックンロールに近いサウンドでもあり、激しいサウンドからベテランらしい落ち着いた音楽まで幅広い表現を手にしています。
EvenflowPearl Jam

ニルヴァーナと同じシアトル出身であり、1990年代初頭の音楽シーンに変革をもたらしたオルタナティブロックの代表的なバンドです。
メンバーの脱退などはあったものの、一度も解散することなく2020年代に突入しても活動を続ける数少ない存在でもあります。
かのジム・モリスンさんが比較対象に挙げられる歌声の持ち主であるフロントマンのエディ・ヴェーダーさんは、カート・コバーンさんとともにジェネレーションXの代弁者として祭り上げられましたが、今回紹介している名曲『Even Flow』を聴けば分かるように、とくに初期のパール・ジャムは70年代のハードロック的なリフを軸としたダイナミックなサウンドが特徴です。
アメリカが生んだ偉大なロック・バンドの若き日の姿が刻印された楽曲ですから、ぜひ爆音で聴いてくださいね!
SundaySonic youth

ニューヨーク出身のソニックユースもオルタナシーンを作り上げた原点と言えるバンドです。
同郷のザベルベットアンダーグラウンドからの影響も感じさせるアートポップとパンクサウンドを融合させ、独自の音楽を作り出しました。
セールス面で大成功を手にしたバンドではありませんが、のちのシーンにも大きな影響を与え、いまだにロックリスナーから愛されるバンドとして君臨しています。
この「商業的成功よりも音楽性の追求を大事にする姿勢」こそがオルタナの原点であり、メジャーシーンとの決定的な違いといえます。
PlushStone Temple Pilots

1990年代のオルタナムーブメントの中でも、特に商業的に大成功を収めたバンドの一つがStone Temple Pilots(ストーンテンプルパイロッツ)。
アメリカでの人気はNirvanaやPearl Jamにも匹敵する程であり、デビューアルバムから4作連続でミリオンヒットとなりました。
初代ボーカルのスコット・ウェイランドの脱退と死を乗り越え、Linkin Parkのチェスターを新ボーカルに迎え活動を続けていたのですが、残念ながらそのチェスターも亡くなり、今は将来が不透明な状況となっています。
ですが、オルタナムーヴメントの荒波やメンバーの死という大きな困難を乗り越えたSTPなら、きっとまた復活してくれると信じています。
Bullet with Butterfly WingsThe Smashing Pumpkins

1990年代のオルタナティブロック・シーンにおいて破格の商業的成功を収め、解散やメンバーチェンジを繰り返しながら、2020年代の今も活動を続ける「スマパン」ことThe Smashing Pumpkins。
いわゆるシアトル・シーンとは違うシカゴ出身の彼らは、カート・コバーンさんと同世代でもある、中心人物のビリー・コーガンさんのキャラクターも相まって、当時は同業者からの批判を受けることも少なくはなかったバンドですが、コーガンさんの持つ突出したソングライティングの才能と、圧巻のバンド・アンサンブルから生まれるサウンドの素晴らしさは本物です。
多彩な音楽性を武器とするスマパンが生んだ珠玉の名曲の中でも、オルタナティブロックとしてのスマパンの基本的な魅力が詰まったこの楽曲を聴いてみて、カッコいいと感じた方は今すぐアルバムも入手しましょう!
Honey BucketsMelvins

1980年代初頭に結成されたメルヴィンズは、ボーカルとギターを担うバズ・オズボーンさんとドラマーのデイル・クローヴァーさんという不動のメンバーを軸として、長きに渡り活動を続ける「グランジの父」とも称されるバンドです。
ニルヴァーナのカート・コバーンさんがメルヴィンズとは親しい仲であり、熱狂的なファンであったということでも有名ですね。
そんなメルヴィンズが鳴らすサウンドは決して万人受けするものではなく、重々しいノイジーなリフや実験的なアプローチなども含めて、グランジに限らず1990年代以降のあらゆるヘビーロックに影響を与えたと言えましょう。
今回紹介している楽曲は、バンドにとってのメジャー第1弾となった名作アルバム『Houdini』の収録曲です。
彼らの音楽にしては聴きやすい部類と言えますし、初心者の方にもオススメの楽曲ですよ。
おわりに
今回紹介した楽曲はあくまで「グランジ」と呼ばれるジャンルの中でも代表的な名曲が中心ですから、ジャンルを深掘りしていけばマイナーながら熱心なファンの中で愛されている名曲もまだまだ多く発見できますよ。
グランジの魅力に気付かれた皆さま、本記事を足掛かりとしてぜひグランジやオルタナティブロックの世界を探究してみてくださいね!


