難易度の高い上級者向けのマジック。種明かしやトリックまとめ
プロのマジシャンや上級者が披露する難易度の高いマジックを見ていると、種や仕掛けが気になるものですよね。
簡単にはできないマジックだからこそ取り組んでみたいという方もおられるかと思います。
そこでこの記事では、難易度の高いマジックのアイデアをまとめました。
カードマジックを中心としたさまざまな難しいマジックを紹介していきますね。
気になるマジックの方法や種明かしを調べるもよし、イベントに向けて練習してみるのもいいでしょう。
難しくて見応えのあるマジックのアイデアをぜひチェックしてみてくださいね。
難易度の高い上級者向けのマジック。種明かしやトリックまとめ(11〜20)
消える水

水を入れた紙コップを頭の上に持ってもらい、おまじないをかけると水が消えているというマジックです。
相手に持ってもらう紙コップに凝固剤が入っており、後ろを通過しながらおまじないをかけている間に水が吸収されて固まるという仕組みですね。
同じ体勢で後ろを通過する、その間に水を飲み干すコメディの流れを作っておくことで、触れていない水が消えたおどろきも大きくなりますよ。
紙コップに何かが入っていることを悟られないような量や見せる角度、固まるまでのつなぎのトークなどもしっかりと意識しましょう。
口からトランプ

こちらの動画はマジックではないのですが、カードゲームの合間などに使える小ネタとして紹介したいと思います。
ふじいあきらさんがよくテレビなどで披露している、カードが足りなくなったら口から出すというものを解説した動画です。
いろいろな場面で使えそうですね。
こちらはカードを数枚手の中に持ち、滑らかな手つきで上へ押し出します。
見ていると手軽にできそうですが、練習とテクニックが必要な高度なマジックなので、たくさん練習をして披露してみてくださいね
カラーチェンジ

カラーチェンジは、一瞬でカードの色が変わるマジックですね。
見る人を驚かせる技ですが、種明かしを知ると意外と単純なんです。
でも、それを見せるテクニックが難しいんですよ。
プロのマジシャンの手にかかると、ただのトリックが芸術になっちゃいます。
ダイヤの5からジョーカーへの一転、どうやってるんでしょうね。
その秘密が、マジックをもっと魅力的にしているんです。
舞台で見るマジックって、すごく身近に感じる瞬間ですよね。
この技をマスターするのは、マジック好きな人にとってのチャレンジかもしれません。
デックに戻したKがAに変わる

美しい所作も魅力、デックに戻したKがAに変わるマジックです。
こちらはデックの一番上に戻したカードが、次に引くと異なるカードに変化しているという内容です。
このマジックのタネは、デックにカードを戻す瞬間にあります。
カードを戻す時は一番上に重ねていますが、裏返す時に複数枚重ねて裏返しているんです。
その際、何枚重ねて裏返したかを数えておくと、次の演出に移りやすいですよ。
指先の感覚の身でカードの枚数を数えるのは、熟練者でなければできない芸当でしょう。
コインの瞬間移動

テーブルの四隅に置いたコインの上にカードを重ねたところからスタートしますが、次々とコインが別の場所へ移動していきます。
さらに後半ではカードを消し去りコインだけの瞬間移動マジックに移行。
手をかざすだけで次々とコインが移動していき、最後にはバラの花びらに変化してしまいました。
このような瞬間移動のマジックは、見えている4枚以外にも、パームという技法で手のひらにコインを隠しもっておこなうこともありますが、今回のマジックはそうではなさそうですね。
実はブラックアートというトリック機構があり、画面越しだとわかりませんが、実際に見ると黒いマットの上にパタパタと動くフラップが付いているんです。
ただし、その機構を使っていたとしてもあまりにスマートかつスムーズすぎて、魔法だと信じてしまいそうですね。
選ばれたカードを当てる

選んでもらったカードを山札に戻してシャッフル、ふたつに分けた片方に輪ゴムをひっかけておきます。
ふたつの束を重ねたのちに輪ゴムが掛かっている束をゆっくりと振ると、選んだカードが輪ゴムの束の見える場所へと移動しているマジックです。
カードの混ぜ方と輪ゴムのひっかけ方が重要なポイントで、輪ゴムの束の2枚目に選んだカードを持ってきて、そのうえ輪ゴムのかけ方と束の重ね方でいちばん下のカードを移動させるという手順ですね。
仕掛けを悟られないようなスムーズなカードのシャッフルと輪ゴムのかけ方、束を重ねたときのカードの移動をしっかりと意識しましょう。
難易度の高い上級者向けのマジック。種明かしやトリックまとめ(21〜30)
オールバック

歴史にその名を刻んだ名マジシャン、ダイ・バーノンさん。
彼が考案したトランプマジックの定番の演目、オールバックを紹介しましょう。
こちらはトランプがすべて裏側になってしまうというものです。
中には観客が選んだカードだけが裏返るバージョンもありますね。
披露するハードルはやや高めですが、マスターすればあっと驚かせられると思いますよ。
いろいろなやり方が考案されているので、自分のやりやすいものを見つけてみてください。