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ハードコアパンクの名曲。おすすめの人気曲

イギリスのディスチャージ、アメリカのバッド・ブレインズなど、1970年代後半に海外で盛り上がり始めたハードコアパンク。

これまでもパンクというジャンルの枠で活動するバンドは存在していましたが、このハードコアパンクはより攻撃的なサウンドや歌詞、楽曲構成が特徴で、1980年代には日本でもシーンを築き上げましたね。

この記事では、そうした国内のハードコアパンクバンドによる名曲を一挙に紹介していきますね!

速くて激しくて鋭い、そんな楽曲がたくさん!

また、中にはそこからさらに一歩進んだ派生ジャンルの楽曲もピックアップしていますので、ぜひさまざまな楽曲を楽しんでくださいね!

ハードコアパンクの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)

X/絶望

白と書いて「クロ」と読ませる、80年代の九州が生んだ伝説のハードコアパンクバンド。

アンダーグラウンドなハードコアパンクのイメージを地で行くような、バイオレンスな逸話に事欠かない彼らは1981年に結成され、1983年には初の音源となるソノシートをリリース。

1984年には名盤と名高いミニアルバム『WHO THE HELPLESS』を発表するも、メンバーの脱退などにより活動停止。

その後活動を再開、1996年には新音源となる作品をリリースしています。

2020年現在の時点で彼らの音源集は廃盤となっており入手困難ではありますが、今回紹介している楽曲『X絶望』に満ちた危険で暴力的な空気感に魅せられた方々は、頑張ってレコード屋などに通ってバンドの音源を探してみてください!

奴隷志願奇形児

奇形児 奴隷志願/HYPOCHONDERIA
奴隷志願奇形児

怒りと反骨精神に満ちた激しいサウンドが特徴のこの曲。

奇形児の代表作の一つで、1985年9月にリリースされたEP『Hello-Good Bye』に収録されています。

その攻撃的なサウンドと演奏とは裏腹に、愛する人への思いを歌ったストレートな歌詞が印象的。

彼らの音楽は、単なるエンターテイメントを超え、当時の若者文化に大きな影響を与えました。

ライブでの彼らのエネルギッシュなパフォーマンスは、観客を巻き込む一体感が魅力でした。

BLACK OR WHITEMEANING

MEANING -BLACK OR WHITE(OFFICIAL VIDEO)
BLACK OR WHITEMEANING

2004年に結成されたハードコアパンクバンドMEANINGの1曲です。

PIZZA OF DEATH RECORDSに所属しているバンドということで、メロコアファンをはじめ、普段あまりハードコアパンクを聴かないという方でもご存じの方が多いかもしれませんね。

そんな彼らの『BLACK OR WHITE』は彼らのライブでの定番曲の一つ。

メロディックなギターリフと疾走感あふれるドラム、力強いボーカルワークが魅力なんですよね。

MEANINGの曲をまだ聴いたことがないという方は、まずこの曲から聴けば彼らの魅力にとりつかれることまちがいなしです。

GRASSHOPPERCOCOBAT

唯一のオリジナルメンバーにして突出したテクニックを持つベーシスト、TAKE-SHITさんを中心に1991年に結成され、日本のみならず、海外においても絶大な人気と高い評価を受けるバンドがcocobatです。

激烈なスラップを駆使するTAKE-SHITさんのベースを軸として、ハードコアの攻撃性とスラッシュメタル由来のザクザクしたリフが融合した、独自のグルーブメタル~クロスオーバー的なサウンドは後続のバンドへの影響も大ですよね。

ファンの間では最高傑作と呼ばれることも多い、1996年の名盤4TH作『Return Of Grasshopper』に収録されている『GRASSHOPPER』は、まさに彼らを代表する名曲中の名曲!

新たなボーカリストとして加入したHIDEKIさんのパフォーマンスも素晴らしく、文句なしにカッコいい楽曲です!

laughin childTHE EXECUTE

The EXECUTE – laughin child (1982 Video)
laughin childTHE EXECUTE

The Executeは、日本のハードコア界における重鎮中の重鎮、代表的なバンドの一つです。

メンバー全員の演奏能力が高く、とくに中心人物のLemmyさんによるギタープレイは直線的なパワーコードだけではない、メタリックなフレーズや引き出しの多さで魅せてくれます。

後にGASTUNKを結成するベーシストのBABYさん、同じくGASTUNKに加入、MOSQUITO SPIRALの活動でも知られるボーカリストのBAKIさんが在籍してたことでも有名ですね。

あまり多くの作品を残したわけではない彼らが、1983年にリリースした7インチシングルの収録曲『Laughin’ Child』には、1分と少しという時間の中で、日本語の歌詞も含めて強烈なメンバーの個性が明確に表れたものとなっています。

正直者は馬鹿を見るOUTO

Outo – 正直者は馬鹿を見る (EP 1987)
正直者は馬鹿を見るOUTO

大阪の伝説、ZOUOのボーカリストであるCERRYさんの実弟、ブッチャーさんを中心としてなんと中学生で結成されたバンドです。

お兄さんが憎悪なら弟さんは嘔吐、という強烈なセンスが本当に素晴らしい。

あらためて、兄弟のお二人が日本のハードコア史に残した功績は物凄いものがありますよね。

そんなOUTOは中学生にして、歴史的なオムニバスアルバム『ハードコア不法集会』に曲を提供しております。

初期の彼らはノイジーに疾走するハードコアといった趣でしたが、タイトルからしてインパクト大な『正直者は馬鹿を見る』は、ソリッドなギターと日本語の歌詞が耳に突き刺さるアグレッシブなボーカルがOUTOならではの魅力を放つ楽曲です。

この曲を気に入った方は、後にリリースされたセルフタイトルのコンプリート音源集をぜひチェックしてみてください!

ハードコアパンクの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)

Indie Rock Strikes BackBBQ CHICKENS

Hi-STANDARDのギタリストであり、PIZZA OF DEATH RECORDSの代表取締役として90年代以降の日本のパンクシーンに影響を及ぼし続ける、横山健さんを中心として結成されたバンドです。

ハイスタのメロディックなパンクとは違い、いわゆるファストコアと呼ばれる、極端に速く短いハードコアパンクを主軸としたサウンドが特徴。

2001年にリリースされた記念すべきデビューアルバム『Indie Rock Strikes Back』は、全19曲入りで20分にも届かない、まさにファストなショートチューンが目一杯詰め込まれたアルバムです。

誰でも親近感を覚えるタイトルの収録曲『Big Mac』を聴いていただいて、彼らがどのような音を鳴らしているのか体全体で体感してみてください!