【BUCK-TICKの名曲】圧倒的な存在感を放つ伝説のバンドの人気曲
群馬から世界へ、独創的な音楽の扉を開き続けてきたBUCK-TICK。
櫻井敦司さんの官能的な歌声と今井寿さんの紡ぎ出すメロディは、キャッチーなロックからゴシック・ロック、テクノまで、ジャンルをこえて唯一無二の世界観を築き上げてきました。
本記事では、そんなBUCK-TICKの名曲をピックアップ!
数々のアーティストに影響を与え、ヴィジュアル系ロックの先駆者として日本の音楽シーンをけん引し続けてきた彼らの音楽の魅力にせまります。
【BUCK-TICKの名曲】圧倒的な存在感を放つ伝説のバンドの人気曲(1〜10)
JUST ONE MORE KISSBUCK-TICK

1988年にメジャーデビューをしたBUCK-TICKの記念すべき1stシングル。
ダークで重々しい感じのない、とてもキャッチーな楽曲ですね。
メンバーいわく「退廃的なラブソング」なのだそう。
しかもメジャー一発目ということに気負いせず、1日で書き上げたというから驚きですね!
…IN HEAVEN…BUCK-TICK

1988年発表ながら、現在でもライブで演奏される定番曲の一つです。
ダーク路線に変更していく最中の曲で、「心中」をテーマにするなど、この後の彼ららしさを感じさせる楽曲といえるでしょう。
アッパーな8ビートチューンで、ドラマーの右手を鍛えるのにもうってつけですね!
BRAN-NEW LOVERBUCK-TICK

どこか退廃的なのに、突き抜けるようなポップさが心をつかむ楽曲。
BUCK-TICKが1999年7月に世に送り出した15作目のシングルで、作曲を手がけた今井寿さんが「すごくポップ」と語る通り、非常にキャッチーなメロディが光る名曲です。
しかし、櫻井敦司さんによる歌詞は、当時の終末観を背景に、世界の終わりという絶望的な状況でさえ愛する人と溶け合いたいと願う、激しくも美しい世界観を描き出しています。
どうしようもない不安に押しつぶされそうな夜に聴けば、破滅の中に咲く一輪の花のような強さと安らぎを感じられるかもしれません。
エリーゼのためにBUCK-TICK

デビュー25周年を迎え、自主レーベルを始動させたBUCK-TICK。
その記念すべき第1弾シングルとして2012年5月に公開されたのが、このストレートなロックナンバーです。
今井寿さんが紡ぐシンプルなロックンロールに、櫻井敦司さんの色気あふれる歌声がのった瞬間、唯一無二の退廃的で美しい世界が広がるのは、さすが彼らですよね。
本作は名盤『夢見る宇宙』にも収められました。
日常から抜け出し、感情をむき出しにしたい夜にピッタリの1曲といえそうです。
ヒロインBUCK-TICK

無機質でクールなドラムンベース風のリズムに、櫻井敦司さんの官能的で甘美な歌声が絡み合うBUCK-TICKの挑戦的な1曲です。
2人だけの閉ざされた世界で、破滅と隣り合わせの安息を求めるような退廃的な愛の姿が描かれています。
本作は1997年11月に発売されたシングルで、名盤『SEXY STREAM LINER』の先行シングルでした。
バンドが打ち込みサウンドを大胆に取り入れ始めた転換点としても重要な作品といえるでしょう。
月世界BUCK-TICK

浮遊感に満ちたテルミンの音色が、聴く者の心をグッとつかむBUCK-TICKの名曲です。
櫻井敦司さんの入院体験からインスピレーションを受けたという歌詞は、夢と現実の間をただようような感覚を描き出しています。
本作は1998年5月にシングルとして発売され、アニメ『Night Walker -真夜中の探偵-』のオープニング主題歌にもなりました。
一人きりで静かに過ごす夜、月明かりを浴びながら自分の内面と向き合いたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だBUCK-TICK

1995年に11枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。
先にリリースされた8thアルバム『Six/Nine』にも収録されていましたが、ボーカル櫻井敦司さんの強い希望により歌詞を全面的に変更し、シングルとしても発売されました。
抽象的な歌詞のアルバムバージョンに対し、シングルバージョンではより具体的なストーリーが描かれており、聴き比べてみるのもオススメですよ。






