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【BUCK-TICKの名曲】圧倒的な存在感を放つ伝説のバンドの人気曲

群馬から世界へ、独創的な音楽の扉を開き続けてきたBUCK-TICK。

櫻井敦司さんの官能的な歌声と今井寿さんの紡ぎ出すメロディは、キャッチーなロックからゴシック・ロック、テクノまで、ジャンルをこえて唯一無二の世界観を築き上げてきました。

本記事では、そんなBUCK-TICKの名曲をピックアップ!

数々のアーティストに影響を与え、ヴィジュアル系ロックの先駆者として日本の音楽シーンをけん引し続けてきた彼らの音楽の魅力にせまります。

【BUCK-TICKの名曲】圧倒的な存在感を放つ伝説のバンドの人気曲(21〜30)

CoyoteNEW!BUCK-TICK

Buck Tick Coyote – Sub Español Live
CoyoteNEW!BUCK-TICK

夕暮れの荒野を独りで歩む姿が目に浮かぶような、乾いた叙情性が胸を打つ名曲です。

作詞を手掛けた櫻井敦司さんならではの死生観が色濃く反映されており、避けられない運命を前にした主人公の静かな覚悟が描かれています。

この楽曲は、2009年2月に発売された名盤『memento mori』に収録されています。

一人静かにもの思いにふける夜や、長距離ドライブのお供に聴けば、まるで一本の映画を観たかのような深い余韻に浸れることでしょう。

夢見る宇宙NEW!BUCK-TICK

広大な宇宙にそっと抱かれるような、ドリーミーな浮遊感が心地よい作品です。

櫻井敦司さんが紡ぐ、孤独を包み込む慈愛に満ちた言葉の数々。

それを、今井寿さんによるスペーシーなエフェクトと揺らぐようなギターサウンドが優しく彩ります。

2012年5月発売のシングル『エリーゼのために』のカップリングとして世に出て、同年9月にはデビュー25周年を記念したアルバム『夢見る宇宙』にてタイトル曲として再構築されました。

独自レーベルからの第1弾という点も、彼らの歩みを象徴しているといえるでしょう。

HURRY UP MODENEW!BUCK-TICK

初期衝動とむき出しのエネルギーが爆発する、まさにバンドの原点というべき1曲。

1987年4月にインディーズで発売された、彼らの記念すべきファーストアルバム『HURRY UP MODE』の表題作です。

性急なビートロックとニュー・ウェイヴ由来のきらびやかなサウンドが混じり合う様は、今聴いてもまったく色あせない魅力のひとつですよね。

リミックス盤のアルバム『HURRY UP MODE (1990 MIX)』がオリコンチャートで1位を獲得した事実は、本作が秘めていた計り知れないポテンシャルを証明しているといえるでしょう。

堕天使NEW!BUCK-TICK

BUCK-TICK / 「堕天使」ミュージックビデオ
堕天使NEW!BUCK-TICK

愛と罪のはざまで揺れ動く、痛切な魂の叫びが描かれた作品です。

BUCK-TICKが2020年1月に発表したこの楽曲は、オリコン週間ランキングで6位を獲得しました。

櫻井敦司さんの手掛ける歌詞世界では、愛のよろこびと肉体がもたらす痛みが交錯し、許しと罰を同時に求める主人公の矛盾した感情が赤裸々に歌われます。

どうしようもなく退廃的な気分に浸りたい夜、そのあらがえない魅力に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

幻想の花NEW!BUCK-TICK

BUCK-TICKの数ある名曲のなかでも、ひときわ孤高の輝きを放つ1曲です。

はかない命のきらめきと、それを見つめる慈しむような眼差しを感じさせる本作は、櫻井敦司さんの紡ぐ詩的な世界観が、星野英彦さんの手による美しいメロディと融合し、聴く者の心を深く揺さぶります。

2003年12月にシングルとして世に出たこの楽曲ですが、もともとはアルバム『極東 I LOVE YOU』の構想から生まれ、2003年6月の日比谷野音公演でのサプライズ披露をへて音源化されたという背景があります。

もの思いにふける静かな夜にこそ聴いてほしい作品です。

To SearchNEW!BUCK-TICK

1986年10月にインディーズレーベルから世に出たBUCK-TICK初のシングル。

後の洗練されたゴシックなイメージとは異なる、鋭利であら削りなパンクロックです。

策略を匂わせる言葉が並び、聴き手に解釈をゆだねるミステリアスな雰囲気をただよわせているのが大きな特徴ですね。

インディーズ・シングルチャートで6位を記録し、後にメジャー・シングル『Just One More Kiss』のB面にも収録された本作。

彼らの原点にある生々しい初期衝動を体感したい方にこそ聴いてほしい1曲といえるでしょう。

囁きNEW!BUCK-TICK

BUCK-TICKが1998年3月に発売した13枚目のシングルで、アルバム『SEXY STREAM LINER』からのカットとして知られる本作。

櫻井敦司さんが手がけた歌詞には、相手を夢のようにあがめ、自らを欲望に身をゆだねる奴隷になぞらえる、一方的で官能的な関係性が描かれています。

そのミステリアスな歌声が、インダストリアルなサウンドと絡み合うことで、本作の持つあやしい魅力が一層際立つでしょう。

BUCK-TICKの実験精神が凝縮された退廃的な世界に深く浸りたい夜に、ぜひ聴いてみてください。