ハードコアパンクの名曲。おすすめの人気曲
イギリスのディスチャージ、アメリカのバッド・ブレインズなど、1970年代後半に海外で盛り上がり始めたハードコアパンク。
これまでもパンクというジャンルの枠で活動するバンドは存在していましたが、このハードコアパンクはより攻撃的なサウンドや歌詞、楽曲構成が特徴で、1980年代には日本でもシーンを築き上げましたね。
この記事では、そうした国内のハードコアパンクバンドによる名曲を一挙に紹介していきますね!
速くて激しくて鋭い、そんな楽曲がたくさん!
また、中にはそこからさらに一歩進んだ派生ジャンルの楽曲もピックアップしていますので、ぜひさまざまな楽曲を楽しんでくださいね!
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ハードコアパンクの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)
Indie Rock Strikes BackBBQ CHICKENS

Hi-STANDARDのギタリストであり、PIZZA OF DEATH RECORDSの代表取締役として90年代以降の日本のパンクシーンに影響を及ぼし続ける、横山健さんを中心として結成されたバンドです。
ハイスタのメロディックなパンクとは違い、いわゆるファストコアと呼ばれる、極端に速く短いハードコアパンクを主軸としたサウンドが特徴。
2001年にリリースされた記念すべきデビューアルバム『Indie Rock Strikes Back』は、全19曲入りで20分にも届かない、まさにファストなショートチューンが目一杯詰め込まれたアルバムです。
誰でも親近感を覚えるタイトルの収録曲『Big Mac』を聴いていただいて、彼らがどのような音を鳴らしているのか体全体で体感してみてください!
正直者は馬鹿を見るOUTO

大阪の伝説、ZOUOのボーカリストであるCERRYさんの実弟、ブッチャーさんを中心としてなんと中学生で結成されたバンドです。
お兄さんが憎悪なら弟さんは嘔吐、という強烈なセンスが本当に素晴らしい。
あらためて、兄弟のお二人が日本のハードコア史に残した功績は物凄いものがありますよね。
そんなOUTOは中学生にして、歴史的なオムニバスアルバム『ハードコア不法集会』に曲を提供しております。
初期の彼らはノイジーに疾走するハードコアといった趣でしたが、タイトルからしてインパクト大な『正直者は馬鹿を見る』は、ソリッドなギターと日本語の歌詞が耳に突き刺さるアグレッシブなボーカルがOUTOならではの魅力を放つ楽曲です。
この曲を気に入った方は、後にリリースされたセルフタイトルのコンプリート音源集をぜひチェックしてみてください!
MirrorDEATH SIDE

80年代から活動を始め、日本のハードコアシーンの歴史において欠かすことのできないバンドがDEATH SIDEです。
1995年に一度解散、オリジナルメンバーのギタリストであるCHELSEAさんが2007年に亡くなってしまうという悲劇に見舞われますが、2015年には再始動を果たし、海外公演なども積極的に行っております。
バンドが残したオリジナルアルバムは2枚のみですが、今回は1989年にリリースされた記念すべきデビューアルバム『Wasted Dream』に収録されている『Mirror』を紹介します。
徹頭徹尾ハードコアでありながら、ヘビーメタルからの影響も大いに感じさせ、若き日の彼らの才能が暴走を繰り返す激烈サウンド。
海外のバンドにも多大なる影響を与え続けている、というのも納得の一言でしょう。
都部ふぶくヌンチャク

ヌンチャクといえば、1990年代を嵐のように駆け抜けた、千葉が生んだ伝説的なバンドです。
株式会社スタートトゥデイ代表取締役社長の前澤友作さんが在籍していたことでも知られているSWITCH STYLE、そしてDEATH FILEといったバンドとともに「柏シティハードコア」シーンの基礎を築いた存在でもあります。
日本語で繰り出される何とも奇妙で味わい深い歌詞、ツインボーカルの掛け合い、ハードコアの暴虐性にヒップホップ的なビートも盛り込まれたミクスチャーサウンドは、マキシマムザホルモンなどのバンドにも影響を与えました。
5年程度の活動の中で残したアルバムは3枚程度ですが、どれも90年代のハードコア~ヘビーロック史に残る名盤ばかり。
まずはラストアルバムのタイトル曲『都部ふぶく』を聴いて、ヌンチャクの独創性に満ちたハードコアにぶっ飛ばされてください!
Oi Oi OiCOBRA

いわゆるOiパンクのレジェンドにして、断続的ながらも2010年代まで活動を続けたCOBRAは、1982年に兵庫県は尼崎にて結成されました。
不動のボーカリスト、YOSU-KOさん以外のメンバーの入れ替わりが激しいことでも知られています。
結成メンバーにしてLAUGHIN’ NOSEやSAなどの活躍で知られるNAOKIさんと、同じくLAUGHIN’ NOSEのベーシストPONさんが在籍してた、バンドの歴史における第3期メンバーがそろった1990年にリリースされたアルバム『Oi Oi Oi』は、オリコンチャート9位というヒットを記録しました。
同作に収録されている同名の名曲は、Oiパンクの攻撃的なイメージとはまた違ったポップな味わいが特徴的。
インディーズ時代の音が好きな方には賛否両論な面もあるのですが、歴史的な1枚および名曲であることは間違いないでしょう。
メシ喰うな!INU

芥川賞受賞作家にして、俳優としても知られている町田康さんが、10代の頃にボーカリストとして活動していたバンド、INU。
当時は町田町蔵という名義で、唯一のオリジナルアルバム『メシ喰うな!』のリリース。
当時19歳だったというのですから驚きですよね。
さらに、この作品がメジャーで発売されたというのも凄まじい。
そんなINUの『メシ喰うな!』に収録されている表題曲は、日本のパンク史に残る名曲でありながら、いわゆるストレートなパンクサウンドというわけではありません。
同時代の英国のバンドを中心とした、いわゆるポストパンクとされるサウンドと共振するような、先鋭的な音楽は今もなお衝撃的。
同じフレーズを繰り返すベース、空間とノイズを自在に操るギター、内省的なボーカル、哲学的な詩情を感じさせる町田さんの歌詞は、唯一無二の存在感を放っています。
MOSH OR DIE!!!gamy

疾走感あふれる楽曲に、激しさとエネルギーが詰まったgamyの代表作。
モッシュピットの熱狂を歌った歌詞と、スラッシュメタルの要素を取り入れた攻撃的なサウンドが特徴的です。
2010年9月にリリースされたEP『MOSH OR DIE!!!』に収録されていて、ライブでの盛り上がりも抜群。
ハードコアパンクやメタルが好きな方はもちろん、エネルギッシュな音楽を求めている方にもオススメです。
ライブハウスで全身全霊で楽しみたい1曲ですね。





