Hi-STANDARDの代表曲・隠れた名曲ガイド【2025】
日本のパンクロック界に革命を起こしたHi-STANDARD。
90年代からエネルギッシュなパフォーマンスと独自のサウンドで、音楽シーンを席巻し続けています。
パンクロックの要素を軸に、レゲエやハードコアなど幅広いジャンルを取り入れた彼らの楽曲は、ライブの定番曲から隠れた名曲まで数多く存在します。
この記事では、聴くたびに背筋が伸びる興奮と、心に染み渡る熱量を持つHi-STANDARDの代表的な楽曲を紹介していきます。
Hi-STANDARDの代表曲・隠れた名曲ガイド【2025】(1〜10)
All GenerationsHi-STANDARD

彼らの楽曲の中でも、復活を力強く宣言するナンバーを紹介します。
この楽曲は、2017年10月に18年ぶりに発売されたアルバム『THE GIFT』のオープニングを飾る1曲です。
タイトルに込められた通り、すべての世代を巻き込んでいくような力強いメッセージと、胸が熱くなる疾走感がたまりません。
思わず拳を突き上げたくなるシンガロング必至のコーラスは、ライブの一体感を象徴するかのようです。
何かに立ち向かう時や、新しい一歩を踏み出す時に聴けば、きっと背中を押してくれるはずですよ。
Stay GoldHi-STANDARD

ハイスタの代表曲と言われて多くの人が挙げる曲の一つがこの「Stay Gold」でしょう。
ハイスタのライブでの大盛り上がりは勿論の事、ギターの横山健率いるKen Band、ベースボーカル難波章浩率いるNamba69といった、それぞれのソロ活動ライブの中でも演奏される機会が多く、どのライブでも最大の盛り上がりの一つとなる楽曲です。
「金ぴかのままでいろ」という言葉は、全てのハイスタキッズの合言葉となっています。
Rain ForeverHi-STANDARD

2016年10月にゲリラリリースされたHi-STANDARDのシングル『ANOTHER STARTING LINE』に収録された本作は、人生の停滞期を雨にたとえた歌詞が深く心に染みる1曲です。
失敗を繰り返しては落ち込むけれど、失うものがあるからこそ得られるものもあるという、多くの方に刺さるようなメッセージが描かれています。
Hi-STANDARDらしい疾走感あふれるサウンドが、そんな心の葛藤を吹き飛ばすかのように鳴り響きますよね。
どうしようもなく気持ちが沈んでしまった時や、明日への一歩を踏み出したいと願う時に、きっと背中を押してくれるパワーを持ったナンバーです。
Can’t Help Falling in LoveHi-STANDARD

ハイスタのカバー曲の中でも人気の曲の一つが「Can’t Falling in Love」です。
2000年の活動休止直前に発表されたEP「Love is A Battlefield」収録曲であり、原曲は伝説のロックスター、エルヴィス・ブレスリーの曲です。
この曲も原曲はローテンポでしっとり歌い上げる曲ですが、ハイスタはファストビートにして原曲とはまた違った良さを引き出しています。
今でこそ有名曲のロック(パンク)カバーは珍しくないですが、これもハイスタが作ったブームと言えるかもしれません。
The Sound Of Secret MindsHi-STANDARD

「Angry Fist」に収録されている曲はメロディが特に良いと個人的に思います。
特に泣けるのがこの「The Sound Of Secret Minds」です。
今では泣きメロをファストビートで行うのは珍しい事ではありませんが、当時はメロコア黎明期。
日本はおろか海外でも「マイナーキーの泣きメロをパンクのビートで演奏する」というのは珍しく、リスナーに衝撃を与えた楽曲でした。
この「Angry Fist」はハイスタが交流のあるアメリカのメロコアバンド・NoFXの自主レーベルであるFat Wreckからもリリースされ、大きな反響を呼びました。
結果ハイスタは日本でも名前が知られ始めつつある程度だった頃には既に欧米に進出しているという信じられない境地に達しました。
Stop The TimeHi-STANDARD

ハイスタの名前が本格的に世に知られるようになったのは、3rdアルバム「Angry Fist」発売以降だと思います。
当時はライブハウスでのツアー中心だったハイスタですが、アンダーグラウンドで徐々に人気を広げ、この「Angry Fist」がオリコン4位に到達する事で世間に名前を知らしめました。
そしてその勢いのまま、自主開催のロックフェス「Air Jam」を初開催したのです。
そんな出世作「Angry Fist」の人気曲の一つが「Stop The Time」です。
このギターリフは多くのギターキッズがこぞってコピーした曲であり、後のJ-Punkシーンに「ポップなギターリフ」というものを浸透させた曲です。
Brand New SunsetHi-STANDARD

「Making The Road」のクレジット上はラスト曲となっているのが「Brand New Sunset」です。
横山健のギターアルペジオから始まり徐々に盛り上がっていく曲ですが、とにかく爽やかでポジティブなエネルギーに満ちた楽曲です。
ハイスタは2000年に自主開催したフェス「Air Jam 2000」の後に一度活動休止しましたが、2011年の東北大震災を経て活動を再開しました。
今はまさにこの曲のような「新しい夕暮れ」に向かっているのかもしれません。






