Hi-STANDARD(ハイスタンダード)の名曲・人気曲
日本でメロディック・ハードコアと言うジャンルを発信し広めた第一人者といってもいいんじゃないでしょうか。
90年代彼らの音楽を聴かない時はなかったと思います。
現在活動休止を経て、今も活動活躍しているHi-STANDARD。
彼らの音楽伝説はまだまだ始まったばかりです。
ぜひ聴いてみてください。
Hi-STANDARD(ハイスタンダード)の名曲・人気曲(21〜30)
Another Starting LineHi-STANDARD

2000年に活動休止し、11年の間を置いて2011年に活動再開したハイスタ。
そして2016年に約16年ぶりの新曲としてこの「Another Starting Line」を発売したのですが、この発売方法もまたハイスタらしいものでした。
このシングルは事前の告知を一切せずに、当日にCDショップに行ったら置いてあるというサプライズで発売され、発売日にはTwitter等のSNSで大きく騒がれYahoo!のトップニュースにもなりました。
16年ぶりの発売をこのようにあっさり行う所もハイスタらしいやり方です。
CrowsHi-STANDARD

ハイスタは海外のパンクバンドとの交流が多くありましたが、当然日本のパンクロックシーンとの繋がりも深くあります。
そして日本のパンクシーンの伝説となったブラッドサースティ・ブッチャーズのカバー曲が「Crows」です。
原曲は「カラス」というタイトルの日本語曲でありオルタナティブロック寄りのサウンドですが、ハイスタ版では英語に訳されてハードコア調のサウンドに仕上げられています。
ちなみにブッチャーズはハイスタが結成後初めてライブを行った時の対バンでもあるそうです。
ハイスタの歴史とブッチャーズという伝説的バンドの歴史の両方を垣間見る事ができるエピソードです。
You Can’t Hurry LoveHi-STANDARD

前述の「Another Starting Line」発売のすぐ後に発表されたのが、カバーEP「Vintage&New, Gift Shits」。
全曲が有名楽曲のカバーであり、これもまたファンを感涙させる発売でした。
このEP収録曲の中でも特に人気なのが、ザ・スプリームスの80年代ヒット曲「You Can’t Hurry Love」。
特に注目なのが歌いだしで、ここではギター兼コーラスの横山健がボーカルを取っています。
彼はハイスタが活動休止の間に自らがフロントマンとしてギターボーカルを務めるKen Bandでも精力的に活動しており、その成果をハイスタにも持ち込んだ楽曲と言えると思います。
Dear My FriendsHi-STANDARD

ハイスタンダートの大切な友へ捧げる歌「Dear My Friends」。
歌のタイトルの通り、大事な友達に捧げるバースデーソングとしても使える楽曲です。
サビの冒頭でDear My Friendsと歌いながらケーキ登場というのもアリでしょう。
Close To MeHi-STANDARD

「Angry Fist」収録でこれまたファンに人気がある「Close To Me」。
ファストビートと少し切ないメロディという、メロコアの原型のような楽曲です。
また、近年のメロコアバンドは2ビートを頻繁に使いますが、初期のハイスタはそれらに比べると多彩なビートを使用する印象があります。
この曲も、次々とビートを変えて展開していく曲です。
ドラムの恒岡章はJ-Punkシーン屈指のドラマーとも呼ばれていますが、それが良く分かる曲の一つです。
Endless TripHi-STANDARD

「Angry Fist」収録の「Endless Trip」もファンに人気がある曲です。
ハイスタの中ではミディアムテンポと言っても差し支えのない曲で、ポジティブさとほんのり切なさの両方を感じる楽曲です。
一度解散し、不仲説をささやかれる等絶望的な関係に陥ったハイスタ。
関係を改善し再度活動を始めた今だからこそ「終わりなき旅」という言葉はファンに響きます。
Sunny DayHi-STANDARD

「Last of Sunny Day」収録曲の「Sunny Day」。
これもまた、メロコアの形が完成する前のハイスタらしい曲です。
ギターの横山健は元々メタルが好きだったらしく、この曲のリフはメタル/ハードコアの匂いを強く感じさせるものとなっています。
しかしメロディはハイスタらしいキャッチーなものでもあり、今のメロコアでは聴く事ができないサウンドと言ってもいいかもしれません。