Hi-STANDARD(ハイスタンダード)の名曲・人気曲
日本でメロディック・ハードコアと言うジャンルを発信し広めた第一人者といってもいいんじゃないでしょうか。
90年代彼らの音楽を聴かない時はなかったと思います。
現在活動休止を経て、今も活動活躍しているHi-STANDARD。
彼らの音楽伝説はまだまだ始まったばかりです。
ぜひ聴いてみてください。
Hi-STANDARD(ハイスタンダード)の名曲・人気曲(21〜30)
The GiftHi-STANDARD

2017年にハイスタは18年ぶりにアルバムをリリースしました。
そのアルバムのタイトル曲でもあるのが「The Gift」です。
18年の歳月を経て発売されたアルバムはファンに涙と歓喜をもって受け入れられましたが、この曲の発表の仕方も独特でした。
なんとこの曲は渋谷・梅田等の駅の広告にバンドスコア形式で発表されたのです。
バンドスコアとはギター・ベース・ドラム等の演奏を楽譜にしたものです。
ハイスタは活動休止前に「俺たちの曲を歌いたかったらカラオケに行かずバンドを組め」と言って、カラオケでの楽曲配信を拒否していました。
今でこそカラオケ解禁をしていますが、ハイスタの原点とも言える「ファンにもバンドを楽しんで欲しい」という考えを見事に形にしたやり方でした。
PentaxHi-STANDARD

ハイスタの曲はJ-Popの曲と比べると非常に短く、2~3分程度の曲が大半を占めています。
その中でも特に短いのが「Making The Road」収録の「Pentax」で、演奏時間はなんとたったの35秒しかありません。
しかしこの1分にも満たない時間の中でも、ハイスタは曲を完結させてしまっています。
ワンコーラスのシンプルな曲ながら、おもしろみに溢れた曲です。
Sunny DayHi-STANDARD

「Last of Sunny Day」収録曲の「Sunny Day」。
これもまた、メロコアの形が完成する前のハイスタらしい曲です。
ギターの横山健は元々メタルが好きだったらしく、この曲のリフはメタル/ハードコアの匂いを強く感じさせるものとなっています。
しかしメロディはハイスタらしいキャッチーなものでもあり、今のメロコアでは聴く事ができないサウンドと言ってもいいかもしれません。
Close To MeHi-STANDARD

「Angry Fist」収録でこれまたファンに人気がある「Close To Me」。
ファストビートと少し切ないメロディという、メロコアの原型のような楽曲です。
また、近年のメロコアバンドは2ビートを頻繁に使いますが、初期のハイスタはそれらに比べると多彩なビートを使用する印象があります。
この曲も、次々とビートを変えて展開していく曲です。
ドラムの恒岡章はJ-Punkシーン屈指のドラマーとも呼ばれていますが、それが良く分かる曲の一つです。
Endless TripHi-STANDARD

「Angry Fist」収録の「Endless Trip」もファンに人気がある曲です。
ハイスタの中ではミディアムテンポと言っても差し支えのない曲で、ポジティブさとほんのり切なさの両方を感じる楽曲です。
一度解散し、不仲説をささやかれる等絶望的な関係に陥ったハイスタ。
関係を改善し再度活動を始めた今だからこそ「終わりなき旅」という言葉はファンに響きます。
New LifeHi-STANDARD

「Growing Up」に収録されている「New Life」もファンに人気な曲の一つでしょう。
もしかしたらハイスタを全然知らない人の中にも、このイントロを聴いたことがある人がいるかもしれません。
このイントロはお笑いコンビ・ナイティナインのラジオ「オールナイトニッポン」でCMの前後に流れるジングル曲として長く使用されてきました。
余談ですが、若手お笑いコンビ・ノンスタイルのコンビ名もハイスタをもじったものだそうです。
You Can’t Hurry LoveHi-STANDARD

前述の「Another Starting Line」発売のすぐ後に発表されたのが、カバーEP「Vintage&New, Gift Shits」。
全曲が有名楽曲のカバーであり、これもまたファンを感涙させる発売でした。
このEP収録曲の中でも特に人気なのが、ザ・スプリームスの80年代ヒット曲「You Can’t Hurry Love」。
特に注目なのが歌いだしで、ここではギター兼コーラスの横山健がボーカルを取っています。
彼はハイスタが活動休止の間に自らがフロントマンとしてギターボーカルを務めるKen Bandでも精力的に活動しており、その成果をハイスタにも持ち込んだ楽曲と言えると思います。